うまずたゆまず

コツコツと

風物詩

「夏の土用」の時期の天気を表す言葉

土用三郎 土用凪(どようなぎ) 土用東風(どようごち) 土用波(土用浪) 土用あい 土用三郎 「夏の土用」入りの日を「土用太郎」、 二日目を「土用次郎」、 三日目を「土用三郎」 と呼びます。 この「土用三郎」の日の天気で、 その年の豊作を占います。 …

土用の虫干し

「夏の土用」(なつのどよう)の時期の、 それも天気の良い日を選んで、 衣類や書籍、書画、経典などを陰干しし、 風を当てて虫のやカビの害を防ぐのが 「土用の虫干し」です。 虫干し 土用干し(どようぼし) 曝涼(ばくりょう) 曝涼・曝書の歴史 正倉院の…

梅の土用干し

「梅雨」が明け後、 「夏の土用」に入ってから 「梅を天日干し」することを 「土用干し」と言います。 昔から「土用干し」は三日三晩と言われ、 梅雨明けの晴天の続く3日間で行われました。 梅は、十分に水分が抜けると、 腐りにくくなるので 「保存性」が…

土用灸(どようきゅう)

「夏の土用」にすえる「お灸」のことを 「土用灸」(どようきゅう)と言います。 「夏の土用」の時期は、 二十四節気「小暑」の後13日から 「立秋」までの最も暑い時に当たります。 そのため、「土用灸」は 夏バテに効果があると言われ、 わざわざ「土用」を…

乞巧奠(きっこうでん)

「乞巧奠」(きっこうでん)とは、 祭壇に針などを供えて星に祈りを捧げ、 織姫にあやかり 「機織りが上達するように」と願う 中国の風習のことです。 当初は機織りの向上を願うものでしたが、 徐々に手芸や詩といった 芸術全般の上達を願う意味が含まれるよ…

日本古来の民俗信仰「棚機」(たなばた)

日本の「七夕まつり」は、 農を主体とした日本古来の民俗信仰 「棚機」(たなばた)を母体としながら、 複雑な合成過程を経てきたものです。 日本古来の民俗信仰「棚機」(たなばた) 日本古来の民俗信仰「棚機」(たなばた) 日本では、Chinaから技芸上達を願う…

七夕の雨

「七夕」は、例年日本の多くの地域で、 梅雨の時期に当たることから、 雨になる確率が高く、 天の川を見ることが難しいです。 <七夕の晴天率> エリア 晴天率 1位 那 覇 41% 梅雨明け 2位 金 沢 30% 3位 鹿児島 26% 4位 札 幌 22% 5位 福 岡広 島大 阪 19% 8…

五月蠅なす神(さばえなすかみ)

「五月蠅なす神」(さばえなすかみ)とは、 陰暦五月頃の騒がしく、煩わしい蠅のように 四方八方駆け巡る「悪鬼」「邪神」「疫神」「疫病神」のことです。 陰暦の五月は梅雨の最中で、 疫病の流行する時期でもあったため、 疫病などをもたらすものを、 蠅の…

梅雨の言葉

曇りや雨の日が多く、 暗く陰鬱なイメージのある「梅雨」ですが、 「梅雨」に関する言葉には、 様々なものがあります。 「梅雨」を言い換える言葉 流し(ながし) 流し雨(ながしあめ) 五月雨(さみだれ) 短夜の雨(みじかよのあめ) 薬降る(くすりふる)…

梅雨冷(つゆびえ)、梅雨寒(つゆざむ)

梅雨期の連日降り続く陰雨で 気温が下がり寒冷になることを 「梅雨冷」(つゆびえ)「梅雨寒」(つゆざむ)と 言います。 「梅雨前線」が日本列島に沿って伸び、 これに「オホーツク海高気圧」の 冷たい風が吹きつけた時、 前線が停滞し、曇りや雨天が続き、 …

五月雨(さみだれ)

「五月雨」(さみだれ)とは、 旧暦五月に降る長雨のことで、 「梅雨」のことです。 五月雨(さみだれ) 「五月雨」の語源 「五月雨」と「梅雨」の違い 五月雨に関連する言葉 五月晴れ(さつきばれ) 五月雲(さつきぐも) 五月闇(さつきやみ) 五月雨星(…

梅雨空(つゆぞら)

梅雨期の雨雲に覆われた空模様を 「梅雨空」(つゆぞら)と言います。 梅雨空(つゆぞら)とは 梅天(ばいてん) 五月空(さつきぞら) 梅雨曇(つゆぐもり) 梅雨晴(つゆばれ) 「梅雨明け十日」とは 空梅雨(からづゆ) 梅雨空(つゆぞら)とは 「梅雨空…

6/17 率川神社「三枝祭」(さいくさのまつり)

奈良の率川神社で毎年6月17日に行われる 例祭「三枝祭」(さいくさのまつり)は、 疫病を鎮めることを祈願する祭です。 起源は古く、文武天皇の頃から伝わる 日本最古の国家のお祭りの1つです。 三枝(さいぐさ) は百合(ゆり) の異称であることから 別名「ゆ…

夏至に食べるといい「食べ物」

夏至に食べるといい「食べ物」は? 半夏生餅 うどん たこ 半夏生さば イチジク 夏至に食べるといい「食べ物」は? 昔、田植えは「夏至の頃、半夏生まで」と 言われました。 低温に強い稲が出来るまでは、 田植えの時期は今より遅く、 梅雨の時期に行うものだ…

短夜(みじかよ)

「夏至」は、一年で一番夜が短い日です。 「冬至」と比べると約5時間も違います。 令和6(2024)年の 「夏至」は6月21日で、「冬至」は12月22日です。 それぞれの「日の出」「日の入り」の時間は、 次のようになります。 地名 日の出 日没 昼時間 東 京 夏至 4…

梅雨の時期に行う「梅仕事」(うめしごと)

「梅仕事」(うめしごと)は、 毎年6月の「梅雨」の時期に行う、 日本の暮らしに根付いた 伝統的な食文化のひとつです。 梅仕事 「梅仕事」とは 青梅には毒がある? 完熟梅 梅の選び方 「梅仕事」で楽しめる保存食 梅干し 梅シロップ(梅ジュース) 梅酒 梅…

早苗饗(さなぶり)

「早苗饗」(さなぶり)は、 田植の終わりに田の神様を送る祭です。 昔は、「早苗饗」は6月下旬に行われましたが、 現在は稲作の技術の進歩に伴い、 田植えの終了が昔よりも1か月以上早くなり、 しかも、機械で植えることが多くなったため、 「早苗饗」の行…

和菓子の日の由来「嘉祥の日」

6/16は「和菓子の日」です。 嘉祥元(848)年の今日、時の仁明天皇が 16個の菓子や餅を神前に供えて、 疾病除けと健康招福を祈ったという故事から 昭和54(1979)年)に「全国和菓子協会」が 制定しました。 嘉祥の儀 嘉祥の日 公家 武家 江戸時代、「嘉祥」の…

七十二候「梅子黄」(うめのみきばむ)

「うめのみきばむ」 と読みます。 青々と大きく実った梅の実が、 黄色く色付き熟し始める頃となりました。 肌寒い早春に咲いた梅の花は、 この「梅雨」の時期に黄色く熟します。 「梅の実が熟す頃の雨」なので、 「梅雨」と呼ばれるようになったと 言われてい…

田毎の月(たごとのつき)

www.youtube.com 「田毎の月」(たごとのつき)とは、 山間に階段状に並ぶ、田植を終え、 水が張られた「棚田」の一枚一枚に映る月を 言います。 古くから名月の里「月の都 千曲」と「月の都 さらしな」 姨捨の棚田(おばすてのたなだ) 小初瀬山(おはつせやま…

蛍狩り(ほたるがり)

夏の夕べ、水辺などで幻想的な光を放ちながら 舞う蛍を追って捕らえたり眺めたりすることを 「蛍狩り」(ほたるがり)と言います。 蛍狩り(ほたるがり) 「源氏蛍」と「平家蛍」の違い 源氏蛍(げんじぼたる) 平家蛍(へいけぼたる) 「源氏蛍」「平家蛍」とい…

初蛍(はつぼたる)

その年に最初に見る蛍を 「初蛍」(はつぼたる)と言います。 初蛍(はつぼたる) 七十二候「腐草為蛍」(くされたるくさほたるとなる) 蛍 蛍の語源 「蛍」(ほたる)の語源 「蛍」の漢字の語源は? 「蛍」という語の初見 日本文学にしばしば登場する蛍 蛍見(…

走り梅雨(はしりつゆ)

「梅雨入り」するには少し早い 5月中旬から6月上旬にかけて、 本来の「梅雨」に先駆けて 「梅雨」を思わせるような天気が続くこ とを 「走り梅雨」(はしりつゆ)と言います。 走り梅雨(はしりつゆ) 《参考》梅雨の言葉 雑節「入梅」 実際の「梅雨入り」 …

七十二候「腐草為蛍」

「くされたるくさほたるとなる」 と読みます。 梅雨を迎え、水辺の湿った草陰から、 「蛍」が幻想的な光を放ちながら 飛び始める頃となりました。 「腐草為蛍」とは 蛍 蛍の一生は短く、儚い 蛍の光 ヒーリング(癒し)効果 「蛍狩り」の楽しみ方 「蛍狩り」の…

田植時(たうえどき)

苗代に育った稲の苗を水田に植える頃を 「田植時」(たうえどき)と言います。 昔は6月頃に行われることが多かったのですが、 現在では5月頃が一般的です。 田植時(たうえどき) 現在の「田植時」 代田・植田・青田 田植時(たうえどき) お米を作るために…

衣替え(夏)

季節の推移に合わせて衣服を変えることを 「衣替え」(ころもがえ)と言います。 宮中で旧暦4月1日に行われていた 「更衣」(こうい)が一般に広まった習慣で、 現在でも制服を着用するところでは 5~6月に夏服への更替えが行われます。 「衣替え」の歴史 平…

寒紅(かんべに)

「寒紅」(かんべに)とは、 「寒中」に作られた口紅のことです。 「寒中」に作った「紅」は、 品質が良いばかりでなく薬効も高く、 更に色が特に鮮明で美しいとされ、 猪口などに塗り付けた「小町紅」は 「寒」の時期によく売れました。 中でも「寒中の丑の…

夏の唱歌『夏は来ぬ』

www.youtube.com 『夏は来ぬ』(なつはきぬ)は、 明治29(1896)年に発表された 初夏を彩る風物を歌った童謡唱歌です。 唱歌『夏は来ぬ』 1番の歌詞 卯の花(うのはな) 時鳥(ほととぎす) 2番の歌詞 五月雨(さみだれ) 早乙女(さおとめ) 玉苗(たまなえ…

薄暑(はくしょ)の頃

「薄暑」(はくしょ) 「薄暑」(はくしょ)とは、 5月初旬の「立夏」を過ぎて、 太陽がまだギラギラというほどではけれども、 歩いているとうっすらと汗ばんできて、 やや暑さを覚えるようになった気候を言います。 漢字の「薄」は、 「うすい」とか「わずかな」…

夏落葉(なつおちば)

夏落葉・常盤木落葉 若葉 柿若葉(かきわかば) 椎若葉(しいわかば) 樫若葉(かしわかば) 樟若葉(くすわかば) 青葉(あおば) 夏落葉・常盤木落葉 5月も半ばとなり、 若葉がより深い青葉になる季節になりました。 この頃、杉、檜、椎、樫と言った常緑樹…