6月
「水無月」は水の無い月と書きますが、 この無は「の」を意味する 連体助詞の「な」であるため、 水無月は「水の月」になるという説が有力です。 「陰暦六月」は田んぼに水を引く月であったため それ以外の水が無いという説や、 暑さで水が干上がってしまう…
「夏越の祓」(なごしのはらえ)とは、 1年の半分に当たる6月30日に、 半年の間に身に溜まった穢れを落とし、 残り半年の息災を祈願する神事です。 神社には大きな「茅の輪」(ちのわ)が据えられて、 参拝者はここを潜って厄除けを行います。 夏越の祓とは…
6月の第3日曜日は「父の日」です。 令和4(2022)年は6月19日になります。 5月の「母の日」に対して、こちらは「父親に感謝する日」です。 「父の日」の起源 「父の日」が日本に普及したのは? 父の日に贈る花 実際にもらって嬉しかった「父の日のプレゼ…
6月16日は「和菓子の日」です。 古来より行われていた「嘉祥」(かしょう)という行事に因んで、 全国和菓子協会が昭和(54)1979年に「和菓子の日」としました。 嘉祥菓子 「嘉祥菓子」の起源 武士の間でも祝われた「嘉祥祝」 「嘉祥」と徳川家康 七嘉祥 「嘉…
雑節の「入梅」は、暦の上での梅雨入りの日で、 令和4年の雑節「入梅」は6月11日6時53分になります。 (国立天文台発表「令和 4年(2022) 暦要項」参照) しかし、実際の梅雨入り時期は一定ではなく、 気象庁から「梅雨入り宣言」が出された日となります。 …
日本では古来より 「6歳の6月6日にお稽古を始めると上達しやすい」と 言われてきました。 器や舞踊など伝統芸能の「稽古始め」は 6歳の6月6日がよいとされ、 歌舞伎、能、狂言の世界では「初稽古」(はつげいこ)と呼んで、 その日に稽古を始めるべしとして…
更衣(こうい) 「衣替え」の歴史は、平安時代頃まで遡ります。 その頃は「衣替え」を「更衣」と呼んでいました。 古代Chinaの慣行に倣って、 宮廷では、旧暦の4月1日と10月1日に 「夏服」と「冬服」を切り替えていました。 江戸時代に入ると、 「更衣…