うまずたゆまず

コツコツと

雑節

お彼岸(おひがん)

暑さ寒さも彼岸まで・・・。 「春分の日」と「秋分の日」は 昼夜の長さがほぼ等しく、 気候の変わり目でもあり、 この頃になると、 冬の寒さも夏の暑さも薄れて、 過ごしやすい気候になっています。 お彼岸とは お彼岸の意味 インドやChinaに「お彼岸」はな…

春の社日・秋の社日

「社日」(しゃにち)は「雑節」の一つで、 「産土神様」(うぶすながみさま)を祀る日です。 社日(しゃにち)とは 「社日」の日にち 社日詣 治聾酒(じろうしゅ) 「社日」の禁忌 各地で行われる社日のお祭り お地神さん(徳島県) お社日様(長野県小県郡…

節分(せつぶん)

「節分」とは雑節の一つで、 各季節の始まりの日の前日のことです。 節分とは 節分の歴史 節分祭 節分とは 季節の節目である 「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日 のことを言い、年に4回あります。 旧暦では、春から新しい年が始まったため、 「立春」の前日の「…

節分のならわし

福豆 福茶 恵方巻 柊鰯(ひいらぎいわし)/焼嗅(やいかがし) 福豆 節分にまかれ、邪気払いに効果があるとされる あの煎った大豆のことを「福豆」と言います。 元々、豆には「生命力と魔よけの呪力がある」と考えられており、これを煎ることで 「魔(ま)…

鬼のパンツ、色の違いなどについて

節分といえば「鬼」! ということで、「鬼」に注目をしてみました。 「鬼」について 節分で追い払われる鬼 鬼はなぜ「寅柄」のパンツを履いているのか? 鬼の色の違いと意味とは? 赤鬼 青鬼 黄鬼(白鬼) 緑鬼 黒鬼 「鬼」について 「鬼」とは、元々、 「隠…

正しい豆まきの作法

豆まきはChina発祥とされ、それが日本に伝わり 「節分」に豆まきが行われるようになったと 言われています。 昔、京都の鞍馬の山奥に住んでいた鬼神が 都を荒らそうとしました。 人々は鬼神を退治するために、 毘沙門天のお告げに従い、豆を炒って、 鬼の目…

「恵方巻き」のルール

「節分」の日には、その年の「恵方」を向いて (令和6年は「東北東」) 「恵方巻き」と呼ばれる太巻きを一本丸ごと 食べることが縁起が良いと言われます。 「恵方巻」の由来・ルーツ 「恵方巻」の由来・ルーツについては、 様々な説があります。 最も古いの…

節分そば(せつぶんそば)

2月3日は「節分」です。 節分の食べ物にはいろいろありますが、 「節分そば」もその一つです。 昔は日本全国で食べられていたそうですが、 現在は、長野県を中心とした信州地方、 島根県を中心とした出雲地方で 食べられています。 「節分そば」の由来 「節…

節分に食べると縁起の良い食べ物12選

節分に食べると縁起の良い10個の食べ物 節分の定番「恵方巻き」 歳の数だけ食べる「大豆」 鬼が苦手な「鰯」 厄を断ち切る「節分蕎麦」 世の中を回したい「麦飯」 「いも汁(とろろ汁)」 温まる「けんちん汁」 体の毒を出す「こんにゃく」 意外な食べ物「鯨…

「節分の日が動き出す」・・・そうです。

令和3(2021)年は、 「節分」は例年より1日早い「2月2日」、 「立春」が「2月3日」というのは、 124年振り(明治30(1897)年)であったため、 大変話題になりました。 具体的に言えば、 令和3年の「立春」の瞬間は 2月3日23時59分で、 あと1分で2月4日でした。…

冬の土用

「冬の土用」は「立春」の直前の約18日間で、 令和6(2024)年の「冬の土用」は 1月18日(木)~2月3日(土)に当たります。 寒さの厳しい時期であることから、 「寒土用」(かんどよう)とも言います。 「冬の土用」 1月18日 ~ 2月3日 「春の土用」 4月16日 …

秋の土用

「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の 約18日間のことです。 「土用」は季節の変わり目の時期で、 四季に合わせて4回あります。 令和5(2023)年の土用期間 冬土用 1月17日(火)~ 2月3日(金) 春土用 4月17日(月)~ 5月5日(金) 夏土用 7月20日(…

雑節「二百二十日」

「二百二十日」(にひゃくはつか)は 雑節のひとつで、 「立春」を起算日として220日目に当たり、 毎年9月11日頃が「二百二十日」になります。 令和5(2023)年は9月11日になります。 「二百二十日」とは 「二百二十日」は「雑節」です。 「二百二十日」も台風…

雑節「二百十日」

「二百十日」(にひゃくとおか)は 雑節のひとつです。 2月4日頃の「立春」から数えて 210日目の日で毎年9月1日頃に当たります。 令和5(2023)年も9月1日になります。 古来、台風襲来の時期で稲の開花期に当たり、 「農家の厄日」として注意を促すため、 暦に…

夏の土用

「立秋」前の夏の終わりの約18日間は 「夏の土用」に当たります。 今年、令和5(2023)年の「夏の土用」は、 7月20日(木)から8月7日(月)で、 「夏土用の丑の日」は、7月30日(日)です。 またこの期間は「暑中」(しょちゅう)と呼ばれ、 「暑中見舞い」を…

夏の「土用の丑の日」

「土用の丑の日」 土用鰻 鰻を食べるようになったのは江戸時代から! 平賀源内説 大田南畝説 春木屋善兵衛説 「うし」が2匹の鰻のように見えた説 万葉集にも登場「夏の鰻」 鰻と梅干しは食べ合わせが悪いのか? 絶滅危惧種に指定 「土用の丑の日」 「土用」…

棚機津女(たなばたつめ)

Chinaから「乞巧奠」(きこうでん)の 行事が伝えられる以前から、 日本には「棚機津女」(たなばたつめ)の信仰が ありました。 毎年稲の開花時期に合わせて、 神様を迎えて豊作を祈り、 村の人々の穢れを清める 古代日本における「禊」(みそぎ)の行事、 …

雑節「半夏生」(はんげしょう)

「半夏生」(はんげしょう)は雑節の一つです。 半夏という薬草が生える頃。 雑節「半夏生」 令和5年の雑節「半夏生」の日 半夏雨(はんげあめ) 「早苗饗」(さなぶり) 虫送り 「物忌みの日」 三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部 群馬県・嬬恋村 青森県 …

雑節「入梅」

雑節の「入梅」(にゅうばい)は、 暦の上での「梅雨入りの日」のことで、 令和5(2023)年の雑節「入梅」の日は 6月11日12時46分になります。 (国立天文台発表「令和 5年(2023) 暦要項」) 梅雨入り宣言 入梅 「入梅」の起源 梅の実が熟す頃の「雨」 カビが…

雑節「八十八夜」

立春から数えて88日目の5月2日〜3日目頃を 雑節「八十八夜」と言います。 令和5(2023)年は5月2日(火)になります。 雑節「八十八夜」とは 八十八夜の別れ霜 八十八夜の忘れ霜 九十九夜の泣き霜 新茶 文部省唱歌『茶つみ』 八十八夜の頃に行われる新茶まつり…

春の土用

「立夏」前の春の終わりの約18日間は 「春の土用」に当たります。 現代の日本で「土用」と言えば 「夏の土用」を指すのが一般的ですが、 本来は「四立」(立春・立夏・立秋・立冬)の 直前約18日間ずつを指します。 春の土用 令和6年の土用期間 「土用」とは…

雑節(ざつせつ)

日本の暦には 「二十四節気」や「五節句」の他に 「雑節」というものがあります。 季節の移り変わりを より適確に掴むために設けられた 特別な「暦日れきじつ」(暦で定められた日)の ことです。 「雑節」とは 雑節の日取り 令和5(2023)年の雑節 《参考…