彼岸
「社日」(しゃにち)は「雑節」の一つで、 産まれた土地の神様「産土神様」に 感謝を捧げて祀る日です。 社日(しゃにち) 雑節(ざつせつ)とは 社日(しゃにち)とは 「社日」の日にち 「春分」と「秋分」に最も近い「戊の日」 戌の日とは 「社日」に行う…
二八月荒れ右衛門(にはちがつあれえもん) 春嵐(はるあらし) 秋の嵐(あきのあらし) 二八月荒れ右衛門に似た諺 二八月に思う子船に乗するな二八月は船頭のあぐみ時 二八月の掌返し 二八月の風で傍 (そば) が迷惑 二八月の雷に隣に行くな 二八月荒れ右衛…
「秋の七草」と言えば、萩・尾花・ 葛・撫子・女郎花・藤袴・桔梗です。 www.linderabell.com ところで昭和10(1935)年に、 毎日新聞社の前身の「東京日々新聞社」が 「秋の七草」とは別に 「新・秋の七草」を選ぼうという試みがなされ、 当時の著名人七人に、…
「秋分の日」は、「国民の祝日」のひとつで、 「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」日です。 法律上の定義 日付 令和7(2025)年の秋のお彼岸 秋の大型連休『シルバーウィーク』日程 令和7(2025)年の「シルバーウィーク」 「国民の祝日」に定められる以…
「春分の日」「秋分の日」は、日本では、 「お彼岸」であって先祖を祭る日でした。 またお彼岸に最も近い「戊」の日は、 「社日」として氏子が氏神たる神社に参詣し、 春は「五穀豊穣」を祈り、 秋は実りある「収穫に感謝する」習わしも ありました。 明治11…
暑さ寒さも彼岸まで・・・。 「春分の日」と「秋分の日」は 昼夜の長さがほぼ等しく、 気候の変わり目でもあり、 この頃になると、 冬の寒さも夏の暑さも薄れて、 過ごしやすい気候になっています。 お彼岸とは お彼岸の意味 インドやChinaに「お彼岸」はな…
お彼岸と言えば、やはり「お墓参り」ですね。 お彼岸の「お墓参り」は、一般的には、 お彼岸の期間であればいつお墓参りをしても 構いません。 また午後にお墓参りをしてはいけないという 風説もあるようですが、 時間のマナーは特にありません。 但し、墓地…
「彼岸」という名前が付いた食べ物 彼岸蕎麦、うどん 彼岸団子(ひがんだんご) 彼岸河豚(ひがんふぐ) お彼岸に食べるものとは? ぼたもち、おはぎ 小豆飯(あずきめし) 明け団子 精進料理 いなり寿司や五目寿司 「彼岸」という名前が付いた食べ物 彼岸蕎…
『暦便覧』(こよみびんらん) 「秋分」(しゅうぶん)とは 暑さ寒さも彼岸まで 色々な秋 お彼岸 秋の七草 新・秋の七草 お月見「十五夜」 稲刈り 二十四節気「秋分」の七十二候 初候「雷乃収声」(かみなりすなわちこえをおさむ) 次候「蟄虫坏戸」(むしか…
「お彼岸」は、春と秋、 年に2度ある年中行事です。 「春分の日」と「秋分の日」を中心に 前後3日間、計7日間が 「お彼岸の期間」となります。 お彼岸の期間 法律上の定義 令和7(2025)年「お彼岸」の日程 春の彼岸 秋の彼岸 お彼岸の期間 春の彼岸は「春分…
お墓参りに行く期間として認識されている 「お盆」と「お彼岸」ですが、 どのような違いがあるのでしょうか? 「お盆」とは、「お彼岸」とは お盆 お彼岸 「お盆」と「お彼岸」の違いとは? 由来・歴史の違い お盆の由来・歴史 お彼岸の由来・歴史 期間の違…
「お彼岸」は、「喪」の期間ではないため、 やってはいけないことは原則として ありません。 ただ「してはいけない」とは言わないまでも、 周囲に気にする人がいる場合には トラブルの原因にもなるので 「しないほうがよい」と言われていることは いくつかあ…
彼岸会(ひがんえ) 「彼岸会」(ひがんえ)とは、 春分と秋分の日を中日として、 前後の3日ずつ計7日の間に 各宗派の仏教寺院で行われる 仏事供養のことを言います。 この行事は日本だけに見られるものです。 3月の仏事としては「春の彼岸会」、 9月の仏事…
「六阿弥陀詣」(ろくあみだもうで)とは、 春と秋の彼岸の期間に、 阿弥陀像を祀っている江戸府内の 六ケ所の寺を巡り歩くというものです。 庶民の行楽も兼ねて流行しました。 「六阿弥陀詣」をすると、 女性が幸せになれる言われたことから、 特に女性を中…
お彼岸の中日(春分の日・秋分の日)、 もしくはお彼岸の期間内の一日を選んで、 女性や子供がこぞって東に向かって歩き、 東の方にある寺を巡拝することを 「日迎」(ひむかえ)と言います。 午前中は「日迎」(ひむかえ)と言い、 午後からは「日送」(ひ…
「つばめさる」と読みます。 春先にやって来たツバメが子育てを終え、 越冬のために南へ旅立つ頃となりました。 ツバメは夏の風物詩です。 夏の間に家の軒下に巣を作って子を産み育て 気温が低下してエサが少なくなると、 南へ移動し始めます。 陰暦8月は「燕…
「施餓鬼」(せがき)とは、 「お盆」の時期に、先祖供養とともに 行われることの多い仏教行事のひとつです。 「施餓鬼」(せがき)とは 水の子 施餓鬼の由来 施餓鬼の行われる時期 「施餓鬼」(せがき)とは 「施餓鬼」は、「施餓鬼会」 (せがきえ) の略称で…
春、いよいよ行楽シーズンスタートです。 春の長閑な日に、 春の飲食物などを用意して 野山を歩き回って遊ぶことを 古くは「野遊」(のあそび) 、 「野掛け(野駆け)」(のがけ) と言いました。 江戸の人達は、 「一日の遊びは百年の命をのばす」 (『江戸繁…
「彼岸潮」(ひがんじお)とは、 春と秋の彼岸の頃に発生する大潮のことで、 この頃は潮の干満が一年で最も大きくなると 言われています。 なお単に「彼岸潮」と言うと 「春の彼岸潮」を指します。 海面が上がったり下がったりすることを 「潮の満ち引き」ま…
潮干潟(しおひがた) 干潟(ひがた) 「干潟」とは 「干潟」の種類 前浜干潟(まえはまひがた) 河口干潟(かこうひがた) 潟湖干潟(かたこひがた) 「砂浜」と「干潟」の違い 「干潟」の現状 潮干潟(しおひがた) 「彼岸潮」(ひがんじお)とは、 彼岸の…
海上または海岸において潮の流れる様、 渦潮などを観賞することを 「観潮」(かんちょう)と言います。 「春の彼岸」の頃の大潮は、 干満の差が一年の中でも最も多く、 瀬戸内海のような内海では、 その落差を埋めるために 激しい潮流が発生することにより …
国民の祝日「春分の日」は、 「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として 国民の祝日として定められています。 因みに「秋分の日」は、 「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」 です。 国民の祝日に定められる以前には、 「春季皇霊祭」といって、 宮…
太陽が春分点を通過した瞬間、 すなわち太陽の視黄経が0度となった瞬間を 「春分」と定義しています。 昼と夜の長さがほぼ同じになり、 この日を境に昼間の時間が長くなっていきます。 『暦便覧』(こよみびんらん) 「春分」とは 二至二分(にしにぶん) 暑…
「春の彼岸」の前後に吹く西風を 「彼岸西風」(ひがんにし)と言います。 柔らかな西風もありますが、 発達した低気圧が日本海を通過した後などに 気圧配置が一時冬型に戻ることから、 「寒の戻り」を感じさせる寒気を含んだ 西風もあります。 同じ頃に吹く…
「お彼岸」と言うと、 仏事の色が強いイメージがありますが、 決して縁起の悪い期間ではありません。 平安時代の王朝時代の文学には いくつかの「彼岸」の文字が見出せますが、 「春分」を挟むこの時期は むしろ「よき日」という扱いでした。 『源氏物語』(…