よりどりみどり~好き三昧~

色々やってます。

七十二候「霜止出苗」

「しもやみてなえいづる」と読みます。 暖かくなるとともに、霜が降りなくなり、 「種籾」(たねもみ)が芽吹き、スクスク青々と伸びていく頃です。 そろそろ田植えの準備が始まり、 忙しくも活気に満ちた農家の様子が目に浮かぶようです。 古来より、「米」…

七十二候「葭始生」

「あしはじめてしょうず」と読みます。 だんだんと暖かくなり、 野山だけでなく、水辺の葭(あし)も芽を吹き始める季節です。 葭は、「葦 」とか「蘆」とも書き、 また「悪し」(あし)に通じることを避けて、「善」(よし)とも読まれます。 「葦原中国」…

春の土用

「土用」は古代Chinaから伝わった「陰陽五行思想」に基づいています。 「陰陽五行思想」では、 自然界は木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っていると考えます。 「五行」は互いに影響し合い、バランスを取っています。 いずれも調和が保たれている状…

七十二候「虹始見」

「にじはじめてあらわる」と読みます。 冬には見かけなかった虹が現われ始める頃となりました。 春の深まりとともに空気が潤い、雨上がりに綺麗な虹が見られるようになります。 春は陽の光はまだ弱く、その分、夏の虹に比べると淡くはかない虹ですが、 それ…

七十二候「鴻雁北」

「こうがんかえる」と読みます。 冬の間を日本で過ごしていた雁(がん)が北国へ去っていく頃。 春に飛来する玄鳥(つばめ)と入れ替わるようにして、日本を離れていきます。 「鴻雁」とは、渡り鳥の「雁」のことです。 「雁」というのは総称で、特定の鳥を…

七十二候「玄鳥至」

「つばめきたる」と読みます。 冬の間を南の島で過ごした夏鳥のツバメが 数千キロもの旅をして、日本にやってくる頃です。 冬を暖かい東南アジアで過ごしたツバメ達が、 繁殖の為、春になるとはるばる海を渡って日本にやってきます。 ツバメが飛来してきたら…

二十四節気「清明」

「清明」(せいめい)とは、 二十四節気の第5節目で、 「清浄明潔」 という語を略したものです。 「空気は澄んで、陽の光は明るく万物を照らして、 全てがはっきりと鮮やかに見える」頃です。 清明は空気が澄み、空も青く、本当に気持ちいい時季です。 ただ…

七十二候「雷乃発声」

「かみなりすなわちこえをはっす」と読みます。 春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴り始める頃です。 立春以降に鳴る雷のことを「春雷」と言います。 「春雷」は、春の到来を伝えるとも言われ、 また、冬眠していた地中の虫達が雷鳴に驚いて…

花見(はなみ)

歌詠みでは古くから、 花と言えば「桜」を指すほど愛でられてきた桜のお花見は、 春の楽しみの最たる一つです。 今は「染井吉野」が多いですが、 昔は山々にほんのりと色づく「山桜」を眺めたそうです。 因みに、「国花」とされる桜は「山桜」です。 花見に…

七十二候「櫻始開」

「さくらはじめてひらく」と読みます。 「桜」(さくら)は、日本の春の花代表と言える樹木です。 今年は、令和3年は3月22日に、 福岡市で全国で最も早い「満開宣言」がされました。 3月12日に開花してから、10日で満開を迎えました。 これは、平年…

春の彼岸

日本文化に定着している「お彼岸」は、 元々サンスクリット語の「パーラミター」が語源であると言われています。 「パーラミター」は仏教用語なのですが、 仏教のルーツであるインドやChinaに「お彼岸」という行事はありません。 仏教を開いたお釈迦様は、そ…

春の社日・秋の社日

「社日」は、生まれた土地の神様「産土神」(うぶがみさま)を祀る日で、 春と秋、年に2回あります。 春の社日:春社(しゅんしゃ または はるしゃ) 秋の社日:秋社(しゅうしゃ または あきしゃ) 令和3(2021)年の「社日」は、 春の社日:3月21日(…

「春分の日」「秋分の日」が祝日になった理由

元々日本では、この日は「お彼岸」であって、先祖を祭る日でした。 またお彼岸に最も近い「戊」の日は、 「社日」として氏子が氏神たる神社に参詣し、 春は「五穀豊穣」を祈り、秋は実りある「収穫に感謝する」 習わしがありました。 明治11(1978)年に、…

春分の日

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として 国民の祝日として定められています。 因みに、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」です。 国民の祝日に定められる以前には、 「春季皇霊祭」といって、宮中の先祖の霊を祀る日で…

二十四節気「春分」

「春分」は二十四節気のひとつで、 昼と夜の長さがほぼ同じになり、 この日を境に昼間の時間が長くなっていきます。 地球の赤道を延長した天の「赤道」と太陽の通り道の「黄道」が ちょうど交差したところが「黄径0度」。 「春分」とは、太陽がちょうど黄径…

七十二候「雀始巣」

「すずめはじめてすくう」と読みます。 田畑や人家のすぐそばに棲息する雀(すずめ)は 日本人にとって最も身近な存在で、 古くは『古事記』や『日本書紀』に登場し、 その頃から今と変わらず、「雀」と漢字で書かれています。 「舌切り雀」などの昔話や、童…

お彼岸Ⅰ「六波羅蜜」

「春の彼岸」とは、 「春分の日」を中日とし、前後3日間を合わせた7日間と、 その期間に執り行なわれる仏事を言います。 前の3日間は「彼岸の入り」、中間は「彼岸の中日」、 そして最後の3日間は「彼岸の明け」とそれぞれ呼び、 「彼岸の中日」にはお墓…

お彼岸Ⅱ「おはぎ・ぼたもち」

お彼岸のお供えものの定番と言えば「おはぎ」や「ぼたもち」。 いずれも、餅米とうるち米を混ぜて炊き、 適度に潰して丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、 季節によって呼び名や作り方が変わります。 1.ぼたもち 春に咲く牡丹の花に因んで、春は「…

お彼岸Ⅲ「お墓参り」

「春の彼岸」は「春分の日」を中日として前後3日間を合わせた7日間です。 秋にも彼岸がありますが、単に「彼岸」と呼ぶ時は、「春の彼岸」を指します。 お彼岸のお墓参りはいつ行けば良いのかと言うと、 お彼岸の期間であれば、いつお墓参りをしても良いと…

七十二候「菜虫化蝶」

「なむしちょうとなる」と読みます。 菜虫が蝶になり、飛び交い始める頃となりました。 いよいよ本格的な春の到来です。 菜虫とは、大根や蕪などの葉を食べる モンシロチョウの幼虫(青虫)のことで、 一般的には蝶の幼虫などを指します。 畑を荒らし、害虫…

七十二候「桃始笑」

「ももはじめてさく」と読みます。 読んで字のごとく、桃の蕾がほころび、花が咲き始める頃となりました。 昔は花が咲くことを「笑う」と表現しました。 桃は枝から直接くっつくように、溢れんばかりに密集して咲くのが特徴です。 上品な白から淡いピンク、…

七十二候「蟄虫啓戸」

「すごもりのむしとをひらく」と読みます。 春の日差しの温もりを感じて、戸を啓いて外に顔を出すかのように、 土中で冬ごもりをしていた虫達を始め、 カエルやヘビ、トカゲなど、様々な生き物が姿を見せてくれる頃です。 「秋分」の次候「蟄虫坏戸」(むし…

七十二候「草木萌動」

「そうもくほうどう」と読みます。 新しい命が一斉に芽生え始める頃です。 冬の間に蓄えていた生命の息吹が外へ現れて出て来て、 木の芽は綻び、地面からは草の芽が一斉に顔を出します。 「萌動」とは草木が芽吹くことで、 物事の起こる兆候が現れるいう意味…

七十二候「霞始靆」

「かすみはじめてたなびく」と読みます。 気温が少しずつ上がり始め、霞がたなびき始める頃と言われています。 春になると、冬の乾いた空気に比べて大気中に細かな水滴や塵が増えて、 遠くの景色がぼんやりとかすんで見えることがありますが、 こうした現象…

二十四節気「雨水」

「雨水」(うすい) とは、 降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。 江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には、 「陽気地上に発し雪氷とけて雨水となれば也」 とあります。 暖かい陽気になってきて雪や氷が解け、雨水になる、という…

春一番

気象庁は令和3(2021)年の2月4日(木)、 関東地方で「春一番」が吹いたと発表しました。昨年に比べて18日早い発表です。 これまで関東地方で最も早く春一番の発表があったのは、 昭和63(1988)年の2月5日なので、過去最も早い記録を更新したこと…

七十二候「魚上氷」

「うおこおりをいずる」と読みます。 寒い冬の時期は凍った水の下でじっと春を待っていた魚達も、 暖かさを感じて元気よく氷の上に飛び跳ねてきます。 この時期によく見られる春先の薄く張った氷や解け残った氷は、 「薄氷」(うすらい)とか「春の氷」「残…

七十二候「黄鴬見睨」

「うぐいすなく」と読みます。 「黄鶯」(こうおう)は、スズメ目コウライウグイス科の 「高麗鶯」(学名:Oriolus chinensis)という種の鳥です。 全体に黄色で、尾や翼の先、目から後頭部にかけて黒くなっています。 China、朝鮮半島、東シベリアに分布し…

七十二候「東風解凍」

「はるかぜこおりをとく」と読みます。 春の兆しとなる柔らかな風が東の方からが吹き、 冬間に張りつめた厚い氷を溶かし始める・・・まさに春の訪れを表した候です。 「はるかぜ」と読んでいますが、東の風と書いて「こち」と読み、 「東風」が吹くようにな…

二十四節気「立春」

旧暦では、この日が1年の始めとされていたため、 決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。 「八十八夜」、「二百十日」、「二百二十日」も 「立春」から数えます。 「冬至」と「春分」の真ん中で、 まだまだ寒いですのですが、 暦の上では旧冬と…

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