うまずたゆまず

コツコツと

酉の市(とりのいち)

「酉の市」は、毎年11月の「酉の日」に 関東地方の鷲や鳥に所縁のある寺社で 江戸時代から続く伝統的な祭りです。 「開運招福」「商売繁盛」を願って、 縁起物の熊手を買い求める人々で賑わいます。 酉の市(とりのいち) 「酉の市」とは 「一の酉」「二の酉…

江戸酉の市

11月の酉の日に開かれる「酉の市」は、 「おとりさま」と呼ばれ、 江戸の頃より定番の行事でした。 「酉の市」の始まり 発祥の地・葛西花又村の鷲大明神「本酉」「大酉」 千住にある勝専寺の鷲大明神「中酉」 下谷田圃の鷲大明神「新酉」 鷲大明神 江戸人の洒…

七十二候:第56候「地始凍」(ちはじめてこおる)

「ちはじめてこおる」 と読みます。 冬の冷気の中で、大地が凍り始める頃です。 朝には霜が降りたり、水溜りには氷が張ったり、 場所によっては「霜柱」(しもばしら)が 立つようになります。 舗装された場所が多くなったため、 見る機会が少なくなりましたが…

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)とは、 日本の暦に古くからある吉日の一つで、 「一粒ひとつぶの籾もみが、万倍にも実る稲穂になる」 ことに由来します。 「わずかなものが飛躍的に増えること」から、 この日に始めたことは、やがて大きな成果を 上…

半円部のカーブしている方が上に見える「下弦の月」

「下弦の月」は月齢23日目の月の左半分が 照り輝いて見える「月」のことを言います。 夜中に東の空に現れ、日中に沈む月です。 月の入りの時に、弦が下方に来るのですが、 日中なので見えません。 月の名前 「下弦の月」 「上弦の月」と「下弦の月」の違い …

十死日(じゅうしにち・じゅうしび)

「じゅうしにち」または 「じゅうしび」と読みます。 十死日とは? 「十死日」は、昔の暦に「十し」と記載されていた、「十死」「十死一生日」「天殺日」などとも言われている「凶日」です。 「受死日」に次いで 最悪の日と言われており、 「十死一生日という大…

日めくり「11月12日」

令和7(2025)年11月 [水曜日] <<前の日 後の日>> 今日の話題 「一の酉」 月次 二十四節気 七十二候 立冬 地始凍 行事・撰日など 行事・参院予算委総括質疑 (-14)・石油製品価格調査 ・THE YOKOHAMA ILLUMINATION (-2/14) ・家族の週間 (-25)・女性に対す…

記念日の多い日の第三位「11月11日」

日本記念日協会の発表によると、 「11月11日」は、 1年で記念日の多い日の第三位になっています。 なお一位は「8月8日」、二位は「10月10日」 です。 この3つの日付は、 ゾロ目で覚えやすいことや 語呂合わせしやすいことなどから、 数多くの記念日が制定さ…

十方暮(じゅっぽうぐれ)

「十方暮」(じっぽうぐれ じゅっぽうくれ)は、 「三隣亡」や「一粒万倍日」といった 「選日」の一つです。 「六十干支」を五行に当てはめた時に 「十干」の気と「十二支」の気が 「相剋」(そうこく)する10日間を指し、 「凶日」とされています。 「十方…

受死日(● 黒丸)

「じゅしび」とか「じゅしにち」 と読みます。 「死を受ける日」という字面から見ても、 縁起の良くない日だとは思われますが、 一体、どういう日なのでしょうか? 受死日とは? 受死日に避けたほうがいいこと 受死日と十死日の違い 「受死日」の選日法 受死日が…

日めくり「11月11日」

令和7(2025)年11月 [火曜日] <<前の日 後の日>> 今日の話題 記念日の多い日の第三位「11月11日」 月次 二十四節気 七十二候 立冬 山茶始開 行事・撰日など 行事・衆院予算委基本的質疑・10月の企業倒産・イラク国民議会選・G7外相会合 (加ナイヤガラ、-12)・…

阿蘭陀正月(オランダ正月)

「オランダ正月」とは、 江戸時代、長崎の出島に在留のオランダ人達や 江戸の蘭学者達によって オランダの生活様式と習慣に従って行われた、 太陽暦(グレゴリオ暦)で祝った正月のことを指します。 出島での「阿蘭陀正月」(おらんだしょうがつ) が いつ頃か…

11月10日は、いいトイレで「トイレの日」

11月10日は「トイレの日」です。 「日本トイレ協会」によって制定されました。 日付は、「11(いい)」「10(トイレ)」の 語呂合わせから。 トイレの日 日本のトイレの歴史 縄文時代に登場した自然派トイレ 『古事記』に見られるトイレ 平安時代の貴族は「…

大安(たいあん・だいあん)

「大安」(たいあん・だいあん)とは、 一日を通して縁起が良いとされている日で、 「六曜」と呼ばれる日本の歴史の中でも 有名な「歴注」のひとつです。 文字通り「大いに安し」という意味で、 「六曜」の中でも一番の吉日! 一日中、あらゆることが「吉」…

日めくり「11月10日」

令和7(2025)年11月 [月曜日] <<前の日 後の日>> 今日の話題 オランダしょうがつ「阿蘭陀正月」 月次 二十四節気 七十二候 立冬 山茶始開 行事・撰日など 行事 ・伊東市 尻つみ祭り ・圓光寺 紅葉特別拝観 (-12/10) ・技能の日 ・トイレの日 ・エレベー…

11月9日は「太陽暦採用記念日」。明治5(1872)年11月9日に「太陽暦(新暦)」採用する旨の詔書布告に因んだ記念日。

11月9日は「太陽暦採用記念日」です。 「太陽暦」への改暦 「太陽暦(新暦)」に変更した背景 太陽暦について 「太陽暦」への改暦 明治5(1872)年11月9日、明治政府により それまで使われていた 「太陽太陰暦(旧暦)」を廃止し、 「太陽暦(新暦)」を採用す…

11/9~11/15「秋季全国火災予防運動」

毎年11月9日から11月15日までの7日間、 「秋季全国火災予防運動」が 実施されています。 令和7(2025)年秋季全国火災予防運動 火災による悲劇を生まないためには 4つの習慣 6つの対策 火事を発見したら「初期消火」も大事 林野火災を防ぐために! 令和7(2025)…

日めくり「11月9日」

令和7(2025)年11月 [日曜日] <<前の日 後の日>> 今日の話題 「太陽暦採用記念日」 月次 二十四節気 七十二候 立冬 山茶始開 行事・撰日など 行事 ・広島県知事選投開票 ・行田商工祭・忍城時代まつり・笛吹市秋祭り 川中島合戦戦国絵巻・萩時代まつり・淡…

♪ 唱歌『村の鍛冶屋』(むらのかじや)

唱歌や童謡が、 音楽教科書から外される理由のひとつに 社会や世相が変わってしまったために、 「時代に合わなくなった」 「明治や大正の時代に書かれた歌詞が 現代の子供達には理解出来なくなった」 というのがあります。 その代表例が唱歌『村の鍛冶屋』で…

日めくり「11月8日」

令和7(2025)年11月 [土曜日] <<前の日 後の日>> 今日の話題 「お火焚」 「鞴祭」 月次 二十四節気 七十二候 立冬 山茶始開 行事・撰日など 行事 ・須賀川市 松明あかし・伏見稲荷大社 火焚祭・清凉寺 夕霧祭・日田天領まつり (-9)・椎葉平家まつり (-9)…

御火焚き(おひたき)

「御火焚き」(おひたき)は、江戸時代から、 京都を中心に旧暦の11月に 人々に親しまれてきた冬の火祭りです。 火を焚くことにより、秋の収穫を感謝し、 厄除けや無病息災を祈願する神事です。 御火焚き(おひたき) 火焚祭の儀式 「御火焚き」の由来 祭り…

11/8「鞴祭」(ふいごまつり)

「鞴祭」(ふいごまつり) 鞴(ふいご) 火の神様 金山彦神かなやまひこのかみと金山姫神かなやまひめのかみ お稲荷様 「鞴祭」の起源 三条宗近(さんじょうむねちか) 御火焼(おひたき) 鞴祭とミカンとの関係 11月8日「卯」の刻 金屋子神 紀伊国屋 蜜柑の…

金運や芸術的な創造性を高める「巳の日」(みのひ)

吉日のひとつである「巳の日」(みのひ)は、 芸術の神である「弁財天」と結びつきが強く、 運気の上昇に加えて、 金運が上昇する日としても知られています。 巳の日 令和6(2023)年の「巳の日」と「己巳日」 金運財運の良い「巳の日」に行うと良いこと 巳の…

二十四節気「立冬」(りっとう)

「立冬」(りっとう)とは、 冬に分類されている6つの節・中のうち、 最初に巡って来る、まさに「冬の始まり」です。 『暦便覧』(こよみびんらん) 立冬(りっとう) 立冬とは 今朝の冬(けさのふゆ) 小春日和(こはるびより) 冬支度(ふゆじたく) 「立冬…

「立冬」に因んだ記念日

本日11月7日 から二十四節気は「立冬」です。冬の始まりを意味する日で、 寒くなり始めるこの時期に、 温かい食べ物や飲み物で 体を内側から温めましょうということで、 「立冬」に因んだ記念日が制定されています。 www.linderabell.com 湯たんぽの日 HEALT…

七十二候:第55候「山茶始開」(つばきはじめてひらく)

「つばきはじめてひらく」 と読みます。 「山茶」と書いて「つばき」と読ませていますが、 やはり「山茶花」(さざんか)の花が始めて開く頃 のことを言っています。 昔から「山茶花」(さざんか)と「椿」(つばき)は どちらもツバキ科ツバキ属に属する植物で、 同属…

二十八宿「鬼宿」(きしゅく)

二十八宿「鬼宿」(きしゅく)は 鬼が宿にいて、外を出歩かないので、 鬼に邪魔をされずに、様々なことを行うことが 出来る「大開運日」 とされています。 二十八宿「鬼宿」とは 暦注下段の「鬼宿日」 「鬼宿日」にやるといいこと 「鬼宿日」にやってはいけ…

日めくり「11月7日」

令和7(2025)年11月 [金曜日] <<前の日 後の日>> 今日の話題 二十四節気り っ と う「立冬」 月次 二十四節気 七十二候 立冬 山茶始開 行事・撰日など 行事・衆院予算委基本的質疑・年金積立金管理運用 独立行政法人GPIFの 7-9月期運用状況 ・横手市…

秋の終わりを表す言葉

秋の終わりを表す季語には、 「晩秋」「秋深し」「行く秋」「暮の秋」 などがあります。 「晩秋」(ばんしゅう) は、 時間を即物的に捉えるというのに対して、 「暮の秋」「行く秋」「秋深し」の順に 秋を惜しむ気持ちが濃くなっていきます。 晩秋(ばんしゅ…

不成就日(ふじょうじゅび・ふじょうじゅにち)

「不浄日」と記載する暦もあります。 「ふじょうじゅび」または「ふじょうじゅにち」 と読みます。 「不成就日」は、日本の古来からある暦の 「選日(撰日)」(せんじつ)の一つです。 「選日」とは、 暦注のどのカテゴリ以外のものの総称です。 「撰日」、「雑注…