うまずたゆまず

コツコツと

月別

令和7(2025)年10月の「暦」

秋の最後の月。全国的に天候が安定して、高く澄んだ空を渡り鳥が飛来して来ます。稲刈りを始めとした収穫の季節です。また、運動会や秋祭などの行楽の好期でもあります。下旬ともなると更に秋は深まって、山では紅葉が始まり、庭には菊が香ります。秋の夜長…

令和7(2025)年9月の「暦」

日が昇っている時間がどんどん短くなり、夜が長くなるので「夜長月」(よながつき) と呼ばれていたのが略されたという説が 有力です。 稲穂が最も長く成長する時期なので 「穂長月」(ほながつき) が略されたという説、 稲刈りの時期なので「稲刈月」(いねかりづき)…

令和7(2025)年8月の「暦」

落葉が始まる時期であることから 「葉落ち月」と呼ばれていたのが、 短縮されて「葉月」となったという説が 有力です。 葉が赤や黄色に色づき始めるので「はづき」 と呼ばれるようになったという説や、 渡り鳥の雁が飛んで来始めるので 「初雁月」(はつかりづき)…

「一年の折り返しの日」なので、令和7(2025)年上半期を振り返る

今週のお題「上半期ふりかえり2025」 7月2日は「1年の折り返しの日」になります。 1年は365日あるので、 その真ん中の日は183日目になります。 1月は31日まであり、ここまでで31日。 2月は28日まであり、ここまでで59日。 3月は31日まであり、ここまでで90日…

令和7(2025)年7月の「暦」

稲の穂が実る頃という意味の 「穂含月」(ほふみづき)が転じて、 「文月」になったという説があります。 昔、七夕に書物を干す行事があって、 書物[文]をひらく[披く]という 意味から「文披月」(ふみひろげづき)と 呼ばれるようになり、それが「文月」…

令和7(2025)年6月の「暦」

「水無月」は水の無い月と書きますが、 この「無」は「の」を意味する連体助詞の「な」なので、「水無月」は「水の月」になるという説が有力です。 「陰暦六月」は 「田んぼに水を引く月」なので、 「それ以外の水が無い月」とか、 「暑さで水が干上がって水…

令和7(2025)年5月の「暦」

旧暦5月は田植えの時期で、 「早苗月」(さなえづき)が略されて、 「早月」になったという説があります。 「早月」も「さつき」と読み、 5月の異名のひとつなのですが、 「皐」という字には「神に捧げる稲」 という意味があるため、 「皐月」となったそうで…

令和7(2025)年4月の「暦」

「卯の花が咲く月」が省略されて 「卯月」になったという説があります。その他、稲を植える月という意味の 「植月」(うゑつき)、「種月」(うづき)とか 「田植苗月」(たうえなへづき)や 「苗植月」(なへうゑづき)が転じた説、 1年の最初を意味する 「初」「…

令和7(2025)年3月の「暦」

三月になると少しずつ春が近づき始め、 冬の間は縮こまっていた沢山の花や木草が 一斉に成長する月なので、 「木草 (きくさ) 弥 (いや) 生 (お) ひ茂る月」が 「弥生」と詰まって呼ばれるようになった と言われる説が有力です。 行事・雑節・暦日 24 72 1[土…

令和7(2025)年2月の「暦」

まだまだ寒さが厳しい時期ために、 更に衣を重ね着するという意味から 「衣更着」(きさらぎ)になった という説が最も有力とされています。 他にも、陽気が更に来る月だから 「気更来」(きさらぎ)になった説、 春に向けて草木が生え始めるから 「生更木」…

令和7(2025)年1月の「暦」

正月に親類一同が集まり睦み合うことから 「睦び月」(むつびつき) となり、 更に「睦月」となったという説が有力です。 始まる月・元になる月ということから 「元月」(もとつき) になり、それが転じて 「むつき」になったという説があります。 また、稲の実を…

令和6(2024)年12月の「暦」

12月は一年最後の月。 この月の内に済ませるべきことが多く、 師も走るほど忙しい月から 「師走」(しわす) と言われています。 行事・雑節・暦日 24 72 1[日] ・冬の省エネ総点検の日 ・射手座の新月 ・三隣亡 ・ルーマニア議会選・EUのウルズラ・フォン・デア・ライエン …

令和6(2024)年11月の「暦」

「霜降り月、霜降月」(しもふりつき)が 省略されて、「霜月」になったと言われています。 その他、満ちた数字である十を「上月」に対して 「下月」(しもつき) になったという説、その年の収穫を感謝する意味を持つ 「食物月」(しものつき) が省略されたという…