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健康

「立冬」に因んだ記念日

本日11月7日 から二十四節気は「立冬」です。冬の始まりを意味する日で、 寒くなり始めるこの時期に、 温かい食べ物や飲み物で 体を内側から温めましょうということで、 「立冬」に因んだ記念日が制定されています。 www.linderabell.com 湯たんぽの日 HEALT…

11月1日は「ラジオ体操の日」

「ラジオ体操」は、昭和3(1928)年11月1日に、昭和天皇の「即位の礼」の 記念事業の一環として放送が開始されました。 ラジオ体操の日 「ラジオ体操」の効果 「ラジオ体操」の歴史 ラジオ体操の日 「ラジオ体操の日」は、 「かんぽ生命保険」が平成30(2018)年…

温め酒(あたためざけ、ぬくめざけ)

陰暦九月九日の「重陽の日」に、 酒を温めて飲むこと、またはその酒のことを 「温め酒」(あたためざけ・ぬくめざけ) と言います。 旧暦九月九日の「重陽の節句」の頃は ちょうど寒暖の境目であることから、 この日から酒は温めて飲むものとされ、 「温め酒」…

秋渇き(あきがわき)

今年は残暑が長引いて、 いつまでも暑かったのですが、 ここに来てこれまでの季節の遅れを 取り戻すかのように、 急速に秋が深まっているようです。 そうなると、過ごしやすい秋の気候の中で、 暑さのために減退した食欲も 著しく回復してきているような気が…

10月10日「銭湯の日」

昭和39(1964)年10月10日は、 我が国で初めてのオリンピックが 東京で開催された日です。 これを契機として 国民のスポーツに対する意欲が高まり、 健康増進の目的で スポーツ人口は年々増加しています。 スポーツで汗をかいた後に 入浴をすることや、 銭湯で…

果物の「ハッサク」

「ハッサク(八朔)」は日本原産のみかんです。 「ハッサク」の歴史 ハッサクの旬 ハッサクの主な産地 美味しい八朔の選び方 色・形 重さ 香り ハッサクの特徴 「ハッサク」の健康美容効果 ナリンギン オーラプテン クエン酸 アスパラギン酸 ビタミンC 「ハッ…

八朔の祝いの行事食「尾花粥」(おばながゆ)

昔、宮中では、疫病除けのために、 「八朔」(旧暦8月1日)の日に 黒焼きにしたススキの穂を粥に混ぜた 「尾花粥」(おばなのおかゆ) を食べる風習が ありました。 「尾花」(おばな) とはススキの異称です。 「粥」はハレの日の食物とされることが多く、 正月…

菊の節句

「重陽の節句」は、 古くは「菊の節句」とも呼ばれましたが、 現在の新暦9月9日には まだ「菊」の花は咲いていませんし、 店頭には一年中菊の花は並んでいますが、 「葬儀用の花」という印象が強くなって しまっています。 菊を眺める宴「観菊の宴」を催した…

「茱萸嚢(袋)」(しゅゆのう・ぐみぶくろ)

平安時代、「邪気払い」と「長寿」を願って、「端午の節句」に柱に掛けた「薬玉」を、 9月9日の「重陽の節句」になると 赤い絹の袋に菊と茱萸を挿した 「茱萸嚢(袋)」(しゅゆのう・ぐみぶくろ)に 取り替える風習がありました。 これは古代Chinaの風習が元…

不老長寿を願う「菊酒」(きくざけ)

平安時代、宮中で行われた重陽節会は 基本的に詩歌を楽しむ宴でした。 菊を瓶に入れて飾って菊の花を眺めながら 菊の花びらを浮かべた「菊酒」(きくざけ) を 楽しむ宴が催されていました。 「菊酒」の起源 「菊酒」の風習が日本に伝わる 江戸時代の「菊酒」 …

菊の被綿(きくのきせわた)

「重陽の節句」では、 「菊の被綿」(きくのきせわた) という 面白い風習が行われました。 重陽の前夜、つまり9月8日の夜に、 菊の花に真綿を被せて夜露と香りを移し取り、 翌9日の朝に、その真綿で体や顔を拭い 長寿を祈念するという風雅な習わしが 平安時代…

夏の疲れを秋に持ち越さない!9月3日は「秋の睡眠の日」

9月に入りましたが、 まだまだ真夏のような暑さが続いています。 令和7(2025)年9月3日も21都府県で 「熱中症警戒アラート」が発表されています。 それでも、暦の上では「立秋」を過ぎ、 季節は少しずつ秋へと向かい始めています。 夏の疲労を持ち越して 「秋…

8月27日は「益軒忌」(えきけんき)

8月27日は「益軒忌」(えきけんき) です。 経学、医学、民俗、歴史、地理、教育など 多くの分野で先駆者的業績を挙げ、 多くの著述を残した儒学者で教育者で、 本草学者の貝原益軒 (かいばら えきけん) が 正徳4(1714)年8月27日に、 84年の生涯を閉じました。…

『養生訓』~夏月、尤保養すべし~

巻第六 慎病(しんびょう) 夏は気が盛ん 夏に最も保養する 酷暑の時の養生 井戸浚い 秋の養生:残暑 巻第三 飲食上 温かいものを食べる 巻第四 飲食下 長時間保管された食物 瓜 酒は温かいのを飲む 貝原益軒の『養生訓』には、 季節毎の気温や湿度などの変…

蚊に刺されたくない②「蚊を発生させない」

蚊の被害で最も恐ろしいのは 蚊に刺されることにより、 感染症に罹ってしまうことです。 そして感染症の予防に大切なのは、 蚊に刺されないようにするために、 蚊を発生させないことです。 蚊の生態 幼虫対策 水溜りを失くす 薬剤の使用 熱湯をかける 木酢液…

江戸時代の避暑方法「昼寝」

江戸時代暑い日中は昼寝で健康管理 昼寝(ひるね) 夏の季語 三尺寝(さんじゃくね) 外寝(そとね) 端居(はしい) 夕涼み 昼寝の効果的な取り方 江戸時代暑い日中は昼寝で健康管理 江戸時代は、地球全体が寒冷な時期である 「小氷河期」に当たり、夏の平…

「暑気払い」に効く飲食物

「暑気払い」とは、夏場の暑さに負けないように様々な方法で体の熱を取り去り、 夏を元気に乗り切ろうとする日本の風習です。「暑気払い」におススメの飲食物を ご紹介します。 www.linderabell.com 氷(かき氷、氷菓子、氷料理) 麦(そうめん、冷麦、麦こがし…

夏の「土用の丑の日」。令和7(2025)年の「一の丑は7/19」「二の丑は7/31」

「土用の丑の日」 土用鰻(どよううなぎ) 鰻を食べるようになったのは江戸時代から! 平賀源内説 大田南畝説 春木屋善兵衛説 「うし」が2匹の鰻のように見えた説 万葉集にも登場「夏の鰻」 鰻と梅干しは食べ合わせが悪いのか? 絶滅危惧種に指定 「土用の丑…

「夏の土用の丑の日」、鰻を食べること以外の風習

「夏の土用の丑の日」と言うと、 鰻を食べるというイメージはありますが、 この他にも様々な風習があります。 土用祈祷(どようきとう) 土用護摩(どようごま) 土用念仏(どようねんぶつ) きゅうり封じ 焙烙灸祈祷(ほうろくきゅうきとう) 御手洗詣(み…

きゅうり封じ

「きゅうり封じ」とは、 梅雨が明け、本格的な暑さが始まる 「土用丑の日」に行われる 無病息災を願って 「きゅうり」に病を封じ込める 厄除けの伝統行事で、 「きゅうり加持 (きうり加持) 」とも言います。 きゅうり封じ 「きゅうり」封じとは 「きゅうり封…

土用の丑の日に「金運あじさい」を飾ろう!

「土用の丑の日」に、 「紫陽花」(あじさい) を飾ると、 「疫病除けになるので病気に罹らない」とか、 「金運が上がる」、「家が栄える」などという 言い伝えが残っています。 ・秋田県横手市では、土用の丑の日に 紫陽花を家の入口に吊るすと、 厄病除けに…

土用蜆(どようしじみ)

「蜆」(しじみ) は、「浅蜊」(あさり) と並び、 日本人に最も馴染み深い貝です。 食用の歴史は古く、 縄文時代に生活ゴミを捨てた「貝塚」では、 蜆の貝殻も多く見つかっています。 「土用蜆」と「寒蜆」 「土用蜆」(どようしじみ) 蜆の栄養成分 「土用蜆…

土用餅(どようもち)

「土用餅」(どようもち)は、 「土用の丑の日」に食べる 夏の季節和菓子です。 江戸時代には広まっていた習慣で、 夏の暑い時期を 健康に過ごせるようにと無病息災を願って、 特に京都や金沢を中心に、 関西および北陸地方で食べられてきました。 「土用餅…

7月30日は「梅干の日」です。

梅干の日 梅干しの歴史 和歌山県は梅の収穫量日本一! 熱中症対策にも「梅干し」 熱中症について 水分+塩分補給 クエン酸 抗酸化作用 食欲増進による栄養補給 梅干の日 7月30日は「梅干の日」です。 日本有数の梅干の産地、 和歌山県日高郡みなべ町の「東農…

病気の季語(夏編)

かつて「夏」は、食あたりや疫病が流行する 危険な季節でもありました。 そのためでしょうか。 「夏の暑さ」による病気や傷害を表す季語が 意外と多くあります。 www.linderabell.com 暑気中り(しょきあたり) 水中り(みずあたり) 夏痩せ(なつやせ) 脚…

7月27日は夏の果物の代表「スイカの日」。でも季語は「秋」。

スイカの日 スイカ(西瓜) スイカの原産地 「西瓜」は秋の季語⁉ スイカ割り スイカの栽培の起源 江戸時代のスイカ 明治以降 現在のスイカ事情 スイカの種類 スイカの旬 スイカの産地 スイカの栄養と健康効果 スイカの日 7月27日は「スイカの日」です。 スイ…

7月10日は納豆の日です。納豆の雑学。

納豆の日 いつごろから納豆を食べていた? 納豆の名前の由来は? 日本以外でも「納豆」は食べる? 納豆はなぜネバネバ? 糸を引かない納豆もある? 納豆独特のニオイ 納豆が腐った時に現れるサイン 納豆は冷蔵庫に保存 納豆は冷凍保存できる? 納豆について…

6月4日は「虫歯予防デー」

6月4日は「虫歯予防デー」です。 今から95年前の昭和3(1928)年、 日本歯科医師会は「6(む)4(し)」に因んで、 6月4日を「歯科疾患の予防に関する啓発活動を 実施する日」として制定しました。 現在は、「歯と口の健康習慣」という名称で 歯科疾患の予防に関…

5月29日「こんにゃくの日」

こんにゃくの日 「こんにゃく」ってどうやって出来る? こんにゃく芋 「こんにゃく芋」から「こんにゃく」に こんにゃくの「白」と「黒」の違いは? 板こんにゃく 玉こんにゃく 生さしみこんにゃく 白滝・糸こんにゃく 粒こんにゃく こんにゃくの歴史 こんに…

「気象病」(きしょうびょう)の原因の根底「自律神経の乱れ」

雨の降る前には、 頭痛やだるさを感じたりすることは ありませんか? これは「気のせい」や「心の問題」ではなく、 天候の変化によるそのような体調不良、 実は、「気象病」(きしょうびょう) かも しれません。 気象病(きしょうびょう) 気象病とは 天気痛 …