うまずたゆまず

コツコツと

七十二候

七十二候「竹笋生」

「たけのこしょうず」と読みます。 旬の味覚である「筍」がひょっこり顔を出す頃。 「筍」は夏の季語です。 筍(たけのこ)には様々な種類があり、収穫期も少しずつズレています。 最も多く出回っているChina原産の「孟宗竹」は 春先の3月中旬から、 日本原…

令和4年「七十二候・一覧」

初春・仲春・晩春 初夏・仲夏・晩夏 初秋・仲秋・晩秋 初冬・仲冬・晩冬 初春 立春 【初侯】第一候 東風解凍はるかぜこおりをとく 【次侯】第二候 黄鴬見睨うぐいすなく 【末侯】第三候 魚上氷うおこおりをのぼる 春の風が川や湖の氷を解かし始める頃 ・・・2月4日 …

七十二候「蚯蚓出」

「みみずいずる」 と読みます。 冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃となりました。 ミミズには目がありませんが、 光を感知し、暗がりに進む性質をもっています。 そのため「目見えず」が転じて、 「ミミズ」になったと言われています。 春に孵化するミ…

七十二候「牡丹華」

「ぼたんはなさく」 と読みます。 牡丹の花が咲き始める頃となりました。 牡丹は、晩春から初夏にかけて直径10~20cmの豊麗な花をつけ、 色も紅・淡紅・白・紫など様々です。 牡丹は甘く上品な香りとその格調高い姿から、 唐の時代に「百花の長」として人気…

七十二候「霜止出苗」

「しもやみてなえいづる」と読みます。 暖かくなるとともに、霜が降りなくなり、 「種籾」(たねもみ)が芽吹き、スクスク青々と伸びていく頃です。 そろそろ田植えの準備が始まり、 忙しくも活気に満ちた農家の様子が目に浮かぶようです。 古来より、「米」…

七十二候「葭始生」

「あしはじめてしょうず」と読みます。 だんだんと暖かくなり、 野山だけでなく、水辺の葭(あし)も芽を吹き始める季節です。 葭は、「葦 」とか「蘆」とも書き、 また「悪し」(あし)に通じることを避けて、 「善」(よし)とも読まれます。 「葦原中国」…

七十二候「虹始見」

「にじはじめてあらわる」と読みます。 冬には見かけなかった虹が現われ始める頃となりました。 春の深まりとともに空気が潤い、 雨上がりに綺麗な虹が見られるようになります。 「春の虹」は夏に比べて陽の光が弱いため、 淡く、儚く、すぐに消えてしまいま…

七十二候「鴻雁北」

「こうがんかえる」と読みます。 冬になる前に北方から渡ってきて、 冬の間を日本で過ごしていた雁(がん)が北国へ去っていく頃。 春に飛来する玄鳥(つばめ)と入れ替わるようにして、 日本を離れていきます。 「鴻雁」(こうがん)とは、渡り鳥の「雁」(…

七十二候「玄鳥至」

「つばめきたる」と読みます。 冬の間を南の島で過ごした夏鳥のツバメが 数千キロもの旅をして、日本にやってくる頃です。 冬を暖かい東南アジアで過ごしたツバメ達が、 繁殖の為、春になるとはるばる海を渡って日本にやってきます。 ツバメが飛来してきたら…

七十二候「雷乃発声」

「かみなりすなわちこえをはっす」 と読みます。 春の訪れとともに、 恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴り始める頃です。 立春以降に鳴る雷のことを「春雷」と言います。 「春雷」は、春の到来を伝えるとも言われ、 また、冬眠していた地中の虫達が 雷鳴に驚い…

七十二候「櫻始開」

「さくらはじめてひらく」と読みます。 「桜」(さくら)は、日本の春の花代表と言える樹木です。 今年、令和4年の桜の開花は、先週3月17日に福岡からスタートし、 この1週間で東日本・西日本の各地でも開花が観測されました。 ウェザーニューズから3月23日…

七十二候「雀始巣」

「すずめはじめてすくう」と読みます。 田畑や人家のすぐそばに棲息する雀(すずめ)は 日本人にとって最も身近な存在で、 古くは『古事記』や『日本書紀』に登場し、 その頃から今と変わらず、「雀」と漢字で書かれています。 「舌切り雀」などの昔話や、童…

七十二候「菜虫化蝶」

「なむしちょうとなる」と読みます。 「菜虫」が蛹(さなぎ)から美しい蝶になり、 春の柔らかな光を全身に受けて、春の野を自由に飛び回ります。 いよいよ本格的な春の到来です。 「菜虫」とは、大根や蕪などのアブラナ科の菜っ葉を食べる 「モンシロチョウ…

七十二候「桃始笑」

「ももはじめてさく」と読みます。 読んで字のごとく、 桃の蕾がほころび、花が咲き始める頃となりました。 昔は花が咲くことを「笑う」と表現しました。 桃は枝から直接くっつくように、 溢れんばかりに密集して咲くのが特徴です。 上品な白から淡いピンク…

七十二候「蟄虫啓戸」

「すごもりのむしとをひらく」 と読みます。 春の日差しの温もりを感じて、戸を啓いて外に顔を出すかのように、 土中で冬ごもりをしていた虫達を始め、 カエルやヘビ、トカゲなど、様々な生き物が姿を見せてくれる頃です。 「秋分」の次候「蟄虫坏戸」(むし…

七十二候「草木萌動」

「そうもくほうどう」と読みます。 新しい命が一斉に芽生え始める頃です。 冬の間に蓄えていた生命の息吹が外へ現れて出て来て、 木の芽は綻び、地面からは草の芽が一斉に顔を出します。 「萌動」とは草木が芽吹くことで、 物事の起こる兆候が現れるいう意味…

七十二候「霞始靆」

「かすみはじめてたなびく」と 読みます。 春の山野に春霞が横長に薄くたなびき始める頃と 言われています。 「霞」(かすみ)は、 遠くの景色がぼやけていている現象を言います。 春になり気温が少しずつ上がり始めると、 大地が潤いを帯び、 冬の乾燥して…

七十二候「土脉潤起」

「つちのしょううるおいおこる」 と読みます。 冷たい雪が暖かい春の雨に変わり、大地に潤いを与える頃。 寒さもゆるみ、眠っていた動物も目覚めます。 冬の間は空気が非常に乾燥しているので、 雨が降る確率も低くて土も乾きがちです。 春が近づいて来るに…

七十二候「魚上氷」

「うおこおりをいずる」と読みます。 寒い冬の時期は凍った水の下でじっと春を待っていた魚達も、 暖かさを感じて元気よく氷の上に飛び跳ねてきます。 この時期によく見られる春先の薄く張った氷や解け残った氷は、 「薄氷」(うすらい)とか「春の氷」「残…

七十二候「黄鴬見睨」

「うぐいすなく」と読みます。 「黄鶯」(こうおう)は、スズメ目コウライウグイス科の 「高麗鶯」(学名:Oriolus chinensis)という種の鳥です。 全体に黄色で、尾や翼の先、目から後頭部にかけて黒くなっています。 China、朝鮮半島、東シベリアに分布し…

七十二候「東風解凍」

「はるかぜこおりをとく」 と読みます。 春の兆しとなる柔らかな風が東の方からが吹き、 冬間に張りつめた厚い氷を溶かし始める・・・ まさに春の訪れを表した候です。 「はるかぜ」と読んでいますが、 東の風と書いて「こち」と読み、 「東風」が吹くように…

七十二候「鶏始乳」

「にわとりはじめてとやにつく」と読みます。 「乳」と書いて、「とやにつく」と読みます。 「乳す」は「鳥が卵を産む」という意味です。 つまり「鶏始乳」とは、 春の気を感じたニワトリが、鳥屋に入って卵を産む時候を言います。 今は季節を問わず店頭に並…

七十二候「水沢腹堅」

「きわみずこおりつめる」と読みます。 大気の冷えがまさに底となるこの時期、 池や沼の水面の氷は、 溶けたり凍ったりを繰り返しながら厚みを増していきます。 その年の最低気温が観測されるのも、この頃が一番多く、 氷点下に達する地域も多く見られます。…

七十二候「欸冬華」

「ふきのはなさく」 と読みます。 「欸冬華」とは? 蕗の薹(ふきのとう) 蕗の薹の言い伝え 春を告げる爽やかな苦味 ふき味噌 「欸冬華」とは? ふきの花・ふきのとうが地中から顔を出し始める頃。 陽が徐々に増すことで 地中でも 水の流れや生命活動などが…

七十二候「雉始鳴」

「きじはじめてなく」と読みます。 雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃となりました。 雉のメスは全体的に茶褐色をしていますが、 オスは濃い緑色の体で、長く美麗な羽を持っています。 そして早春の繁殖期になると、ハート型の赤い顔になり、 「ケーン、ケ…

七十二候「水泉動」

「しみずあたたかをふくむ」 と読みます。 地中で凍っていた泉の氷が溶け始め、 水が少しずつ動き出す頃です。 寒さの厳しい「小寒」で、 空気は冷たく、地上のあらゆるものが凍りつき寒々しいけど、 目に見えない大地の下では 陽気が生じ、春に向けて少しず…

七十二候「芹乃栄」

「せりすなわちさかう」と読みます。 芹が盛んに茂る頃となりました。 冷たい水辺で育つ芹は、 空気が澄み切るように冷えるこの時期に、 “競り合う”ように良く育ち、 1月から4月にかけて旬を迎えます。 「春の七草」の一つとしてもお馴染みの「芹」は、 昔…

七十二候「雪下出麦」

「ゆきわたりてむぎのびる」と読みます。 降り積もった雪の下で、 秋に種を蒔いた麦の芽が顔を出す頃です。 「越年草」という別名がある「麦」は、 10月から11月頃に撒かれ、寒さにも負けず、霜や雪にも耐えて年を越し、 その後すくすくと育ち、6月頃、…

七十二候「麋角解」

「さわしかのつのおつる」と読みます。 オス鹿の角が落ちる頃となりました。 メスの鹿は角が生えませんが、 オスの鹿は一年に一度、角が根元から自然にポロっと取れて、 春にはまた新しい角が生え始めます。 「麋」(さわしか・び)とは、 「なれしか」と言…

七十二候「乃東生」

「なつかれくさしょうず」と読みます。 「乃東」(だいとう)とは、 「夏枯草」(かごそう、なつかれくさ)や 「靫草」(うつぼぐさ)の古名です。 「靫草」(うつぼぐさ)は、 冬の冬至の頃に芽を出し、 5月〜7月頃に紫色の花を咲かせ、 夏至の頃に花穂(か…