うまずたゆまず

コツコツと

凶日

十方暮(じゅっぽうぐれ)

「十方暮」(じっぽうぐれ じゅっぽうくれ)は、 「三隣亡」や「一粒万倍日」といった 「選日」の一つです。 「六十干支」を五行に当てはめた時に 「十干」の気と「十二支」の気が 「相剋」(そうこく)する10日間を指し、 「凶日」とされています。 「十方…

十死日(じゅうしにち・じゅうしび)

「じゅうしにち」または 「じゅうしび」と読みます。 十死日とは? 「十死日」は、昔の暦に「十し」と記載されていた、「十死」「十死一生日」「天殺日」などとも言われている「凶日」です。 「受死日」に次いで 最悪の日と言われており、 「十死一生日という大…

不成就日(ふじょうじゅび・ふじょうじゅにち)

「不浄日」と記載する暦もあります。 「ふじょうじゅび」または「ふじょうじゅにち」 と読みます。 「不成就日」は、日本の古来からある暦の 「選日(撰日)」(せんじつ)の一つです。 「選日」とは、 暦注のどのカテゴリ以外のものの総称です。 「撰日」、「雑注…

犯土(つち・ぼんど):大犯土・中犯土・小犯土

「つち」または「ぼんど」と読みます。 この期間は、文字通り 土を犯してはならない日とされ、 井戸掘りや墓を築くこと、種まき、 土いじりは一切慎むこととされています。 「犯土」とは 間日・犯土間日・中犯土 「犯土」の日取り 令和6(2024)年の「犯土(大…

三隣亡(さんりんぼう)

「三隣亡」(さんりんぼう)とは、 この日に棟上げや建築をすると、 向こう三軒両隣まで 焼き滅ぼすと言われる凶日です。 「高いところへ登ると怪我をする」と 注記されている暦もあります。 昔から大工さんや建築関係者の 「大凶日」とされ、 今でもこの日…

庚申(こうしん)

「庚申」(かのえさる・こうきんのさる・こうしん)は、干支の「庚」(かのえ)「申」(さる)のことです。 平安時代にChinaから伝来した、 道教の説く「三尸説」(さんしせつ)に 仏教・神道・修験道や民間信仰などが結び付き、 日本独特のものとなった 「庚申信仰…

八専(はっせん)

「八専」(はっせん)は、 「三隣亡」や「一粒万倍日」といった 「選日」の一つです。 「入籍」や「契約」や「引っ越し」など、 何事も上手くいくことがない「凶日」として 扱われています。 「八専」とは 天気占い 八専太郎(はっせんたろう) 八専次郎(は…

三伏(さんぷく)初伏・中伏・末伏

「初伏」「中伏」「末伏」を合わせて 「三伏」(さんぷく)と言い、 凶日とされています。 〇 初伏(しょふく) 夏至以降3回目の「庚」の日 〇 中伏(ちゅうふく) 夏至以降4回目の「庚」の日 〇 末伏(まっぷく) 立秋以降1回目の「庚」の日 令和6(2024)年…

受死日(●)

「じゅしび」とか「じゅしにち」 と読みます。 「死を受ける日」という字面から見ても、 縁起の良くない日だとは思われますが、 一体、どういう日なのでしょうか? 受死日とは? 受死日に避けたほうがいいこと 受死日と十死日の違い 「受死日」の選日法 受死日が…

夏の土用

「立秋」前の夏の終わりの約18日間は 「夏の土用」に当たります。 「土用」とは 土用にしないほうがいいこと 土いじり 間日(まび) 新しいこと 土用殺(どようさつ) 夏の土用 「夏の土用」にまつわる行事と風習 「夏の土用」の食い養生 暑気払い 暑気払いに効…

辛酉(かのととり)

「辛酉」(かのととり)は、 干支の組み合わせの58番目で、 「陰陽五行」では、 「十 干」の「辛」は「陰の金」、 「十二支」の「酉」も「陰の金」で 「比和」(ひわ)です。 「比和」とは、五行同士の関係性の中で、 同一五行になる関係のことです。 「木と木…

帰忌日(きこにち、きいみび、きこじつ)

「帰忌」とは、「天棓星てんぼうせい」(りゅう座のβ,γ,ζ,ν星)の精のことです。 「帰忌日」には、天からこの星の精が降りて、 門のところで家人が帰宅するのを妨害すると 言います。 奈良時代(天平勝宝8歳)に 正倉院に納められた「具注暦」に記載されて い…

天火日(てんかにち)

陰陽五行説では「火」を 「天火てんか」「地火じか」「人火じんか」に分けますが、 このうち「天火」(てんか)は、 「天に火気が甚だしい」という意味を持ち、 「地火日」に対応するもので、 「五貧日」とも言います。 この日に家の棟上げや屋根葺きなどをすると…

凶会日(くえにち)

陰と陽の気の調和が上手くいかない日、 悪魂が集会する日とも言われ、 何事をするにも凶とされています。 この日に吉事を行なうと、 凶事に転換されてしまいます。 婚礼、神仏祭祀、旅行、種まきなど 何事も凶です。 『枕草子』にも「血忌日ちいみにち」や「…

秋の土用

「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の 約18日間のことです。 「土用」は季節の変わり目の時期で、 四季に合わせて4回あります。 令和5(2023)年の土用期間 冬土用 1月17日(火)~ 2月3日(金) 春土用 4月17日(月)~ 5月5日(金) 夏土用 7月20日(…

春の土用

「立夏」前の春の終わりの約18日間は 「春の土用」に当たります。 現代の日本で「土用」と言えば 「夏の土用」を指すのが一般的ですが、 本来は「四立」(立春・立夏・立秋・立冬)の 直前約18日間ずつを指します。 春の土用 令和6年の土用期間 「土用」とは…

地火日(じかにち)

五行説では「火」を 「天火」(てんか)「地火」(じか)「人火」(じんか)に分けています。 このうち「地火」(じか)は「天火」に対するもので、 「大地の火気が甚だしい」という意味を持ち、 地の気が炎上する凶日とされます。 従って、土を動かすこと、…

血忌日(ちいみにち・ちこにち・ちいみび)

この日は何事にも血を見ることに「凶」とされる日で、 血を見るような行動は「凶」とされています。 由来は古代Chinaにあるとされています。 「血忌」とは、 「梗河星こうかせい 」(うしかい座のρ,σ,ε星)における 3つの星(「殺忌」「日忌」「血忌」)の精…

往亡日(おうもうにち)

「往きて滅ぶ日」とされて、 昔はこの日に進軍することや遠行が忌まれました。 現代風に解釈すると 「何らかの行動を行うと失敗を招いてしまう日」です。 何らかの行動とは、「どこかに行くこと」「新しい門出」のことで、 具体的には、 遠出、移転、婚礼、…