うまずたゆまず

コツコツと

半円部のカーブしている方が上に見える「下弦の月」

「下弦の月」は月齢23日目の月の左半分が 照り輝いて見える「月」のことを言います。 夜中に東の空に現れ、日中に沈む月です。 月の入りの時に、弦が下方に来るのですが、 日中なので見えません。 月の名前 「下弦の月」 「上弦の月」と「下弦の月」の違い …

十日夜(とおかんや・とおかや)

旧暦10月10日は 「十日夜」(とおかんや、とおかや)です。 「十日夜」は、東日本を中心に行われる 秋の収穫祭です。 旧暦10月10日をそのまま1ヶ月ズラした 新暦の「11月10日」に実施する地域が多く、 また旧暦を現在の暦(新暦)に換算して行う 地域もありま…

月齢7日前後の月「上弦の月」

満ち欠けする月には、その時々の見え方、 形によって様々な名前がつけられています。 「三日月」「上弦の月」「満月」 「十六夜」「下弦の月」 ・・・・など美しい名前が並びます。 www.linderabell.com 同じ半月でも、「新月」から数えて 「上弦の月」は「…

十三夜(じゅうさんや)

「お月見」と言うと、 旧暦八月十五日の「十五夜」が有名ですが、 日本では古来より、もうひとつ、 旧暦九月十三日の「十三夜」もまた 美しい月であると重んじられていました。 令和6年の「十三夜」は10月15日(火)です。 「十三夜」(じゅうさんや) 二夜…

お月見(つきみ)

令和6(2024)年9月17日(旧暦の8月15日)は 「十五夜」です。 日本では古来より、 一年で最も月が美しく見える秋の時期に、 名月を観賞しながら秋の収穫に感謝をする 様々な行事が行われてきました。 「お月見」 中秋の満月「十五夜」 お月見は年三回「三月見…

秋の月

「秋の月」は、「中秋の名月」を中心に 陰暦7月15日の「盆の月」から、 陰暦9月13日の「十三夜」まで、 ほぼ二カ月に渡って目で楽しむものです。 「秋の月」 お月見 「中秋」と「仲秋」 瀧廉太郎・作詞作曲『月(秋の月)』 秋の月・早見表 「秋の月」 俳句…

月の名前

夜空に浮かび上がる月。 月は毎夜、形を変えていきます。 目に見えない「新月」から「三日月」、「半円の月」、 そして丸い「満月」になり、今度は欠けていきます。 昔は、この月の満ち欠けで日にちを数えていました。 そしてその満ち欠けによって、名前が変…

10月3日、イースター島、チリ、アルゼンチンなどで「金環日食」

令和6(2024)年10月3日(日本時間)、 現地時間では10月2日に、 イースター島、チリ、アルゼンチンなどでは、 「金環日食」(きんかんにっしょく) を 見ることが出来ます。 なお、タヒチや南アメリカ南部などでも 「部分日食」を見ることが出来ますが。 残念な…

二十三日月・二十三夜月(にじゅうさんやづき)

旧暦八月二十三日の夜の月は、 満月から新月までのほぼ中間に出る半月 (「下弦の月」(かげんのつき) )で、 「二十三夜月」(にじゅうさんやづき) とも 言われます。 「下弦の月」(かげんのつき) は、 「上弦の月」(じょうげんのつき) とは全く反対で、 同じ…

二十日月・更待月(ふけまちづき)

「更待月」(ふけまちづき)は、 旧暦八月二十日の夜の月です。 「寝待月」(ねまつづき) よりもなお遅れて、 その名の通り、 夜も更けてからようやく出る月です。 に出る月です。 具体的には、21時30分頃から22時30分頃に 東の空から月が昇ります。 これは「…

十九日月・寝待月(ねまちづき)

「十五夜(満月)」から4日も過ぎた 陰暦八月十九日の月を 「寝待月」(ねまちづき) と言います。 「寝待」(ねまち) とは、文字通り、 「寝て待つ」という意味です。 18日目の月は、座って待つことから 「居待月」(いまちづき) と言いますが、 19日目の月は更…

十八日月・居待月(いまちづき)

旧暦八月十八日の夜の月。 前日の十七目の月「立待月」(たちまちづき) より 月の出が更に遅いので、 月は家の中で座って落ち着いた気分で 一服しているうちに出て来るだろうから 座って待っていようという意味です。 「居待月」の他、 「居待の月」「居待」…

十七日月・立待月(たちまちづき)

立待月(たちまちづき) 十七夜月(じゅうしちや) 飛脚「十七屋」(じゅうしちや) 「十七夜月」と書いて「かのう」? 既生魄(きせいはく) 立待月(たちまちづき) 陰暦十七日日の月のことで、 特に旧暦八月十七日の夜の月を言います。 日没とほぼ同時に…

十六日月・十六夜(いざよい)

十六夜(いざよい) 十六夜の別名 二八の月(にはちのつき) 不知夜月(いざよいづき) 既望(きぼう) 十六夜いろいろ 十六夜日記 芭蕉の句「十六夜はとりわけ闇の初め哉」 歌舞伎狂言「十六夜清心」 十六夜薔薇(いざよいばら) 十六夜(いざよい) 旧暦八…

下り月・降り月(くだりづき)~欠けていく月~

日本人は、「十五夜」の満月は勿論のこと、 欠けていく月も細やかに愛でました。 日を過ぎる毎に月が次第に欠けていくことを 「下り月・降り月」(くだりづき) と言います。 心待ちにした「十五夜」も過ぎて、 ここからは「十六夜」「立待月」「居待月」と 月…

十五夜(中秋の名月)

令和6(2024)年の「十五夜」は9月17日。 美しい月を眺めるお月見の日です。 十五夜とは 中秋の名月? 仲秋の名月? 仲秋の名月 中秋の名月 十五夜は満月とは限らない? 閏月の月見 十五夜のしきたり 芋名月(いもめいげつ) 九里より旨い十三里 月見団子 月見…

「中秋の名月、十年に九年は見えず」そんな時の月の名称

「中秋の名月、十年に九年は見えず」 という言葉があります。 実は「十五夜」になる旧暦八月十五日の頃は、 秋雨前線や台風の時期で、月が雲に隠れて 見えなくなってしまうことがよくあります。 薄月(うすづき) 無月(むげつ) 雨月(うげつ) 『雨月物語…

「十五夜」の別名

1年で最も美しいとされる「十五夜」を 古来から、様々な呼び名で呼んできました。 今日の月(きょうのつき) 三五夜(さんごや) 満月 望月(もちづき) 最中の月(もなかのつき) 天満月(あまみつつき) 名月(めいげつ) 明月(めいげつ) 良夜(りょうや…

月とウサギ

月の影の模様が「ウサギ」に見えることから、 古くから「月ではウサギが餅を搗いている」と いう伝承があります。 月とウサギ 月とウサギの伝説 餅つき 月の模様 月の模様の正体は? 月とウサギ 「満月」の時、月を見ていると、 月の表面には何か模様がある…

十四日月・小望月(こもちづき)

小望月(こもちづき) 「小望月」(こもちづき)とは、 陰暦八月十四日の夜の月、 つまり「満月」の前夜の月のことを言います。 満月のことを「望月」(もちづき) と言いますが、 あと一日で「望月」になるので あと少しで満ちるという意味から、 「小望月」…

「初月」(はつづき)

「初月」(はつづき)とは、 陰暦でその月の初め、2~6日頃に出る月です。 夕方に見え始め、日没後すぐに沈みます。 「中秋の名月」を待つ心持ちから 特に陰暦八月に限り「初」の名をつけます。 まだ極めて細いのですが、 その後の満ちゆく月への期待を込め…

月待信仰(つきまちしんこう)

「月待信仰」(つきまちしんこう)とは、 特定の月齢の月を鑑賞したり拝んだりする 民間信仰です。 月待ち 月待ち講 女性だけの講 月待塔(月待供養塔) 十九夜 二十三夜 下弦の月 勢至菩薩(せいしぼさつ) 二十六夜待ち 月待ち 日の出を待って夜明かしする…

盆の月(ぼんのつき)

「盆の月」は、「中秋の名月」の一カ月前、 「盂蘭盆会」(うらぼんえ) に当たる 陰暦七月十五日の月を言います。 旧暦の十五日の夜に昇る月ですから 勿論「満月」です。 「お盆の夜」と言えば、全国各地では 様々な特色ある「盆踊り」が行われています。 本来…

田毎の月(たごとのつき)

www.youtube.com 「田毎の月」(たごとのつき)とは、 山間に階段状に並ぶ、田植を終え、 水が張られた「棚田」の一枚一枚に映る月を 言います。 古くから名月の里「月の都 千曲」と「月の都 さらしな」 姨捨の棚田(おばすてのたなだ) 小初瀬山(おはつせやま…

「日の出・日の入り」と「月の出・月の入り」

現在市販されている暦などには、 東京の「日の出」・「日の入り」の時刻、 「月の出」・「月の入り」の時刻が載っています。 国立天文台 日の出・日の入り 月の出・月の入り 国立天文台 国立天文台の「各地のこよみ」では、 都道府県庁所在地等の 「日の出・…

新月の願い事の手順と方法

1.まずは次の新月をチェック! 新月の力は毎回同じではありません。 新月を迎えた瞬間に、 月が位置している星座の力を反映して、常にその力を変えているのです。 12の星座それぞれの星座が持つ力を活かした願い事をすれば、 より願いが叶いやすくなります…

宵月(よいづき)

宵の間に見られる月。 「宵」(よい)とは、 日が暮れて間もない頃の時間帯を指すため、 夕方に現れて夜には沈んでしまう月のことを 言います。 同様の意味の言葉に 「夕月」というのがありますが、 「宵月」という場合は 特に旧暦の8月2日から7日頃の月を指…

二十六夜待(にじゅうろくやまち)

江戸時代、「新月」も間近の 陰暦の正月と七月の二十六日夜半に、 月の出るのを待って拝む 「二十六夜待」(にじゅうろくやまち)という行事が 江戸を中心に盛んに行われ、 一般に「六夜待」(ろくやまち)と称しました。 なお、本来は正月と七月でしたが、 …

8/30深夜から31日明け方の満月は「スーパームーン」

令和5(2023)年8月30日深夜から 翌31日明け方にかけての「満月」は、 今年見える満月のうちで 最も大きな「スーパームーン」です。 スーパームーンとは 「スーパームーン」は俗称⁈ 2023年の「スーパームーン」 マイクロムーン 2023年 月のイベント スーパーム…

アメリカ先住民の風習に由来する「満月」の名称

月 英名 和名 由来 1月 Wolf Moon(ウルフムーン) 狼月(おおかみ月) 冬に食料が無く 遠吠えする狼に 因んででいる。 2月 Snow Moon(スノームーン) 雪月(ゆき月) 2月は雪が多い為、 名付けられている。 3月 Worm Moon(ワームムーン) 芋虫月(いもむし月) 冬…