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8/30深夜から31日明け方の満月は「スーパームーン」

 
令和5(2023)年8月30日深夜から
翌31日明け方にかけての「満月」は、
今年見える満月のうちで
最も大きな「スーパームーン」です。
 
 

スーパームーンとは

 
1年のうちで地球と月が最も近づき、
見かけの大きさが最も大きくなる満月を
「スーパームーン」と呼んでいます。
 
月の公転軌道が楕円であるため、
月と地球との距離は
約36万kmから40万kmの間で変化します。
その最接近のタイミングと
「満月」となるタイミングが近いと、
月が大きく見えるという訳です。
 
実際に、月から地球までの平均距離は
約38万kmですが、スーパームーンの時は
約35万km程に縮まります。
 
「スーパームーン」は
普段の月よりも明るく見え、
通常の満月や新月よりも約16%明るいと
されています。
更に、潮の満ち引きが激しく、
満潮と干潮の潮位差が大きくなるのも、
「スーパームーン」の時に見られる
現象の1つです。
 
「スーパームーン」は俗称⁈
 
「スーパームーン」という言葉は
アメリカの占星術家が提唱したもので、
はっきりとした定義はなく、
天文学の正式な用語でもありません。
 
「スーパームーン」という言葉は、
1979年に占星術師の
リチャード・ノエルによって作られました。
リチャードは「スーパームーン」を
「軌道中で、地球に最接近したところにある
 満月または新月」と定義したものなのです。
 
2023年の「スーパームーン」
今年令和5(2023)年の場合は、
8月31日の0時54分頃に
月が地球に約35.7万kmまで最接近します。
そして約9時間半後の10時36分頃に
ちょうど「満月」となります。
 
といいうことは、
8月30日の深夜から31日の明け方にかけて
見える「満月」が「スーパームーン」と
なります。
 
 
マイクロムーン
一番大きい満月「スーパームーン」に対して、
一番小さな満月は「マイクロムーン」です。
今年最小の満月「マイクロムーン」は、
2月6日の未明から明け方にかけての
「満月」でした。
 

2023年 月のイベント

 
4/20 金環皆既日食
5/06 半影月食(日本で見える)
10/15 金環日食
10/29 部分月食(日本の一部で見える)
1/07 Micro Full Moon
マイクロフルムーン
最も地球から
離れる満月
1/22 Super New Moon
スーパーニュームーン
最も地球に
近づく新月
2/06 Micro Full Moon
マイクロフルムーン
最も地球から
離れる満月
2/20 Super New Moon
スーパーニュームーン
最も地球に
近づく新月
8/02 Super Full Moon
スーパーフルムーン
最も地球に
近づく満月
8/16 Micro New Moon
マイクロニュームーン
最も地球から
離れる新月
8/31 Blue Moon
ブルームーン
一カ月に2回ある
満月
8/31 Super Full Moon
スーパーフルムーン
最も地球に
近づく満月