秋
神嘗祭(かんなめさい) www.youtube.com 「神嘗祭」(かんなめさい)は、 10月17日に宮中と伊勢神宮で行われます。 今年穫れた作物、新穀を 神様にお納めする意味を持ちます。 稲の初穂(田で初めて穫れた稲穂)を 船に載せて伊勢神宮に奉納する、 「初穂曳…
三九日(みくにち) 刈上の節供(かりあげのせっく) くんち 十六団子の日 ずいき祭、芋煮会(いもにかい) 十日夜(とおかんや) 亥の子祭(いのこまつり) 霜月祭(しもつきまつり) 三九日(みくにち) 旧暦の9月の9の付く日(9・19・29)は 「三九日」…
日本では、稲作工程の折り目毎に 農耕儀礼が行われています。 増殖と回生の「冬祭り」、 年頭の「予祝祭」、 農作業開始期の「春祭り」、 防災除疫の「夏祭り」が行われて、 遂に秋には「収穫祭」が行われます。 収穫祭(しゅうかくさい) 鎌祝(かまいわい…
黄葉(こうよう) 黄葉 奈良時代の紅葉は「黄葉」のことだった⁉ 葉が黄色くなる仕組み 褐葉の仕組み 黄落(こうらく) 黄葉(こうよう) 黄葉 広葉樹の銀杏(いちょう)や欅(けやき)、 櫟(くぬぎ)、橅(ぶな)など、 黄色くなる葉を「黄葉」(こうよう)…
旧暦10月10日は 「十日夜」(とおかんや、とおかや)です。 「十日夜」は、東日本を中心に行われる 秋の収穫祭です。 旧暦10月10日をそのまま1ヶ月ズラした 新暦の「11月10日」に実施する地域が多く、 また旧暦を現在の暦(新暦)に換算して行う 地域もありま…
秋の終わりを表す季語には、 「晩秋」「秋深し」「行く秋」「暮の秋」 などがあります。 「晩秋」(ばんしゅう) は、 時間を即物的に捉えるというのに対して、 「暮の秋」「行く秋」「秋深し」の順に 秋を惜しむ気持ちが濃くなっていきます。 晩秋(ばんしゅ…
「もみじつたきばむ」 と読みます。 「楓」(かえで)や「蔦」(つた)の葉が 色づく頃となりました。 いよいよ、紅葉の季節です。 この頃になると、 「紅葉前線」という言葉が 聞こえてくるようになります。 9月頃から北海道の大雪山系を手始めに始まり、 北か…
「紅葉狩り」(もみじがり)とは、 野山に出かけて紅葉を楽しむことを言います。 紅葉狩り(もみじがり) 「紅葉狩り」の「狩り」とは? 「紅葉狩り」の歴史 『万葉集』では「黄葉」⁈ 平安貴族が「紅葉狩り」を楽しむようになる 庶民に定着したのは江戸時代 …
紅葉(もみじ) 語源 紅葉が色づく条件・・・赤く染まる葉 楓:色見草(いろみぐさ) 使う時期による「紅葉」に関連する季語 紅葉(こうよう) 初紅葉(はつもみじ) 薄紅葉(うすもみじ) 斑紅葉(むらもみじ) 照紅葉(てりもみじ) 紅葉かつ散る・色葉散…
ハロウィンと聞いて、まず思い浮かべるのは、 かぼちゃの「ジャックオランタン」! 「ジャックオランタン」は、 かぼちゃの中身をくり抜いて 中に火を灯してランタン(提灯)にしたもので ハロウィンにおける魔除けのような意味合いのアイテムです。 悪魔を…
晩秋になるにつれ、 「露」が「霜」になるかと思われる程に 寒さを覚えるようになります。 冬の寒さとはまた違う、 どこか心細く寂しい肌寒さです。 秋の寒さを表現する言葉には、 色々なものがあります。 秋寒(あきさむ) 肌寒(はださむ) 薄寒(うそさむ…
「夜半の秋」(よわのあき)とは、 とっぷりと更けた秋の夜のことを言います。 「夜半」 「よわ」?「やはん」? 気象用語としての「夜半」(やはん) 日本の文学作品の中で使われる「夜半」(よわ) 夜半の春・夏・秋・冬 <夜半の春> よわのはる <夜半の…
秋の夜(あきのよ) 秋の夜長(よなが) 「秋の夜長」に似た言葉はある? 秋の灯、秋の燈、秋燈(あきのひ、あきともし、しゅうとう) 燈下親しむ 夜業(よなべ) 夜学(やがく) 秋の夜(あきのよ) 「秋の夜」は、特に、空気が澄んで 月明りも清らかな夜の…
「こさめときどきふる」 と読みます。 パラパラと雨が降っては止み、 一雨毎に気温が下がってゆく頃です。 明治時代の『略本暦』では、 「霎」を「こさめ」と読ませていますが、 江戸時代の『宝暦暦』(ほうりゃくれき)などでは、 「しぐれ」となっています。 …
秋と言えば「秋晴れ」を連想しますが、 実は雨の多い季節でもあります。 秋の長雨(あきのながさめ) 秋雨(あきさめ、しゅうう) 秋霖(しゅうりん) すすき梅雨(すすきつゆ) 秋湿り(あきしめり) 秋黴雨(あきついり) 通草腐らし(あけびくさらし) 鷹…
「読書週間」とは、「文化の日」を中心に 毎年10月27日から11月9日の2週間に渡って、 学校や書店などで 本との出会いや読書習慣の促進を目的とした イベントが行われる期間のことです。 読書週間 「読書週間」の狙い 「2024・第78回読書週間」の標語 4/23「子…
10月26日「柿の日」 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 柿は「神様の食べ物」 10月26日「柿の日」 明治28(1895)年の10月26日、 俳人の正岡子規が 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を 詠んだことに因んで、 「全国果樹研究連合会カキ部会」が 柿の販売促進を目的…
秋は「夕焼け」が一番きれいな季節ですね。 キレイな「夕焼け」を眺めていると 何だか早く家に帰りたくなるから不思議です。 全国の市町村では、「夕焼けチャイム」に 童謡の『夕焼け小焼け』のメロディーが 使われていて、外で遊んでいても、 その音が鳴る…
秋の夕焼け 「秋の夕焼け」は黄金色 そもそもなぜ夕焼けの空は赤いのか? ではなぜ、夏と秋冬では夕焼けの色が違うのか? 秋の暮れ(あきのくれ) 秋は夕暮れ 三夕(さんせき) 釣瓶落とし(つるべおとし) 童謡「夕焼け小焼け」 秋の夕焼け 単に「夕焼け」…
秋が深まり、日が傾いてきたかなと思うと、 あっという間に空が茜色に染まり、 日が沈んでしまいます。 このような秋の日暮れが早いということを 表すたとえに、 「秋の日は釣瓶落とし」 (あきのひはつるべおとし)があります。 「秋の日はつるべ落とし」と…
10月23日は「おいもほりの日」です。 おいもほりの日 サツマイモの収穫時期 サツマイモの収穫方法 10/13 サツマイモの日 おいもほりの日 「おいもほりの日」は、 包んで焼くだけで簡単に美味しい石焼いもが 完成する「石焼いも®黒サンホイル」など、 様々な…
「霜降」(そうこう)は、 太陽の高さを基準にした二十四節気のうち、 秋の最後の節気です。 令和6(2024)年は10月23日から11月6日です。 『暦便覧』(こよみびんらん) 「霜降」(そうこう)とは 霜が降りる⁈ 放射冷却 霜注意報 行く秋(ゆくあき) 紅葉狩り…
「しもはじめてふる」 と読みます。 秋が一段と深まって、山里などで草木や地面に霜が初めて降りる頃。 晩秋のこの頃、朝晩の冷え込みがぐっと増し、 早朝には草木や地面にうっすらと 氷の結晶が付いていることに気付きます。 霜が降りるようになると、 地面近…
秋も深まり、10月中旬〜11月頃になると 大陸からの「移動性高気圧」と「低気圧」が 交互に日本に訪れるため、 三日程の周期で天気が変わります。 「低気圧」がもたらす雨は、 大気中の塵を洗い流すように落すので、 入れ替わりにやって来る「高気圧」の下で…
高々と爽やかに澄み渡った秋空に よく見られる雲としては、 「鱗うろこ雲」「鰯いわし雲」「鯖さば雲」などと呼ばれる 「巻積雲」(けんせきうん) 、 「羊雲」などと呼ばれ、巻積雲よりも やや大きくて厚みがある 「高積雲」(こうせきうん) 白いペンキを刷毛でサッ…
「秋の空」と言うと、 「澄んだ青空」のイメージがありますが、 日本列島の上空を流れる偏西風に乗って、 低気圧や高気圧が 通過していくことが多くなるため、 数日晴れたら雨が降り、 また晴れる日が来た後に 雨の降る日が来るというように、 天気が変わり…
「土用」とは、 立春、立夏、立秋、立冬の前の 約18日間のことです。 「土用」は季節の変わり目の時期で、 四季に合わせて4回あります。 令和6(2024)年の土用期間 - 令和6(2024)年の土用期間 - ⛄ 冬土用: 1月18日 [木] ~ 2月3日 [土] 春土用: 4月16日 […
「菊供養会」(きくくようえ) は、 かつては旧暦の9月9日の「重陽の日」に 東京都台東区浅草の浅草寺で営まれる 菊花の供養行事です。 菊供養会(きくくようえ) 「菊供養会」(きくくようえ)の起源 「菊慈童」(きくじどう)の伝説 菊供養会(きくくようえ…
「きりぎりすとにあり」 と読みます。 戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりました。 「キリギリス」とありますが、 昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことを 「キリギリス」と呼び、 秋に鳴く虫の総称としていました。 キリギリスは、古くから日本人によって 観賞用に…
歳時記において、 「花」と言えば「桜」、 「月」と言えば「秋の月」というように、 「虫」と言えば「秋に鳴く虫」を指します。 虫の音(むしのね) 秋の虫の声 キリギリス科 コオロギ科 スズムシ科 蟋蟀(こおろぎ) 虫聞き(むしきき) 虫選び 虫の季語 虫…