よりどりみどり~好き三昧~

色々やってます。

春の社日・秋の社日

「社日」は、生まれた土地の神様「産土神」(うぶがみさま)を祀る日で、 春と秋、年に2回あります。 春の社日:春社(しゅんしゃ または はるしゃ) 秋の社日:秋社(しゅうしゃ または あきしゃ) 令和3(2021)年の「社日」は、 春の社日:3月21日(…

「春分の日」「秋分の日」が祝日になった理由

元々日本では、この日は「お彼岸」であって、先祖を祭る日でした。 またお彼岸に最も近い「戊」の日は、 「社日」として氏子が氏神たる神社に参詣し、 春は「五穀豊穣」を祈り、秋は実りある「収穫に感謝する」 習わしがありました。 明治11(1978)年に、…

お彼岸Ⅰ「六波羅蜜」

「春の彼岸」とは、 「春分の日」を中日とし、前後3日間を合わせた7日間と、 その期間に執り行なわれる仏事を言います。 前の3日間は「彼岸の入り」、中間は「彼岸の中日」、 そして最後の3日間は「彼岸の明け」とそれぞれ呼び、 「彼岸の中日」にはお墓…

お彼岸Ⅱ「おはぎ・ぼたもち」

お彼岸のお供えものの定番と言えば「おはぎ」や「ぼたもち」。 いずれも、餅米とうるち米を混ぜて炊き、 適度に潰して丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、 季節によって呼び名や作り方が変わります。 1.ぼたもち 春に咲く牡丹の花に因んで、春は「…

お彼岸Ⅲ「お墓参り」

「春の彼岸」は「春分の日」を中日として前後3日間を合わせた7日間です。 秋にも彼岸がありますが、単に「彼岸」と呼ぶ時は、「春の彼岸」を指します。 お彼岸のお墓参りはいつ行けば良いのかと言うと、 お彼岸の期間であれば、いつお墓参りをしても良いと…

秋の七草

「秋の七草」は、『万葉集』に収録されている、 山上憶良が詠んだが和歌が由来と言われています。 「萩の花 尾花 葛(くず)の花 撫子(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし) また 藤袴(ふじばかま) 朝貌(あさがお)の花」 秋の七草は以下の七つです。 萩…

紅葉狩り(もみじがり)

赤や黄色に色づく紅葉を眺めに、山野や警告へ散策に出掛ける「紅葉狩り」。 日本各地に紅葉が美しい名所があり、 秋になるとそれらのスポットには、紅葉狩りを楽しむ人々が大勢訪れます。 「紅葉狩り」をする習慣は、 奈良時代や平安時代に貴族の間で始まっ…

秋の土用

土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間のことです。 これらの土用の期間は季節の変わり目の時期で、四季に合わせて4回あります。 「五行思想」(ごぎょうしそう)において、 万物は木、火、土、金、水の五種類の元素からなるとしていて、 四季…

風祭

台風や強風に襲われる田畑の農作物を風害から守るために、 風を鎮める祈りを込めて「風祭」が各地で行われます。 強風の時期は土地ごとに異なるので、 祭りの日も様々ですが、お盆から冬にかけてが多いようです。 立春から数えて二百十日の9月1日頃は、 強…

八朔(はっさく)

八朔とは、八月朔日(ついたち)の略で、旧暦8月1日のことです。 この日には、秋の豊作を願い、また「二百十日」の野分(のわき;台風)を前にして、 九州では、「田ほめ」や「作頼みの祈り」(さくだのみのいのり)を、 東北では、「穂掛の神事」(ほかけ…

日本各地で行われる収穫祭

三九日(みくにち) 刈上の節供(かりあげのせっく) 十六団子の日 十日夜(とおかんや) ずいき祭、芋煮会(いもにかい) 亥の子祭(いのこまつり) 霜月祭(しもつきまつり) くんち 三九日(みくにち) 東北地方では、「三九日」(さんくにち)と言って、…

お月見(おつきみ)

潮の満ち引きが、主に月の引力によって起こるように、 月の満ち欠けによって暦の日を定めたように、 月とは古来、人の暮らしにとってかけがえのないものでした。 実際、様々な行事が満月の日の行われます。 特に、「十五夜」は、 この季節に採れる里芋や栗、…

秋の虫聞き

野や山に出掛けて、虫の声に耳を澄ませて楽しむことを、 「虫聞き」と言います。 平安時代には、既に「虫の声を愛でる文化」がありました。 『源氏物語』の中にも、「花見」と同じく宮廷生活の文化として描かれています。 江戸時代になってから、庶民の「五…

重陽の節句「菊」

「菊」は古くから愛でられてきた花で、 古代Chinaでは、梅や竹、蘭と伴に「四君子」(しくんし)と言われ賞賛されました。 霊力が高い花、生命力の象徴とも言われ、その香りは独特です。 重陽の節句は、「菊」が重んじられ、 菊酒を始め、菊の被綿(きせわた…

収穫祭

収穫祭は、元は「穂掛祭」と「刈上祭」の二度行われていました。 穂掛祭(ほかけまつり) 刈入れ始めに、実り出した稲穂を少し取り、「穂掛け」といって神前に掛けます。 この時、新米の焼餅を供えるそうです。 刈上祭(かりあげまつり) 「穂掛祭」に次いで…

宮中で行われる収穫祭

神嘗祭(かんなめさい/かんなめのまつり) 10月17日に宮中と伊勢神宮で行われます。 今年穫れた作物、新穀を神様にお納めする意味を持ちます。 稲の初穂(田で初めて穫れた稲穂)を船に載せて伊勢神宮に奉納する、 「初穂曳き」(はつほひき)。 また新…

七十二候「楓蔦黄」

楓 (かえで) や蔦の葉が色づく頃となりました。 いよいよ、紅葉の季節。 この頃になると、「紅葉前線」という言葉が聞こえてくるようになります。 9月頃に北海道の大雪山から紅葉が始まり、 北から南へ、山から里へとゆっくりと時間をかけて、 日本全体を鮮…

七十二候「霎時施」

「こさめときどきふる」と読みます。 パラパラと小雨が降り出す頃になりました。 この小雨とは、秋雨のようにしとしと降り続く雨ではなく、 通り雨のように雨が降ったかと思えばすぐに止み、雲間から青空が顔を出す 「時雨」(しぐれ)のことです。 秋の終わり…

七十二候「霜始降」

秋が一段と深まって、山里などで草木や地面に霜が初めて降りる頃。 晩秋のこの頃、朝晩の冷え込みがぐっと増し、 早朝には草木や地面にうっすらと氷の結晶が付いていることに気付きます。 霜が降りるようになると、地面近くは氷点下まで下がっています。 「…

二十四節気「霜降」

江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には、 「つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也」 とあります。 「時雨が降った後に、雨の露と陰気が結びついて、霜が降りて霜柱となる」という 意味です。 風が一層冷たく感じられ、 地域によって…

雑節「土用」

「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬前の約18日間を言います。 (最初の日:「土用入り」/最後の日:「土用明け」) Chinaの「陰陽五行説」からきており、 万物の根源とされる「木」「火」「土」「金」「水」を四季に当てはめると、 「春」=「木」、「…

七十二候「蟋蟀在戸」

「きりぎりすとにあり」と読みます。 戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりました。 「キリギリス」とありますが、 昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことをキリギリスと呼び、 秋鳴く虫の総称でもありました。 キリギリスは、 古くから日本人によって観賞用に飼育さ…

七十二候「菊花開」

菊の花が咲き始める頃となりました。 旧暦9月9日「重陽の節句」を迎える時期で、菊で長寿を祈願しました。 「桜」が日本の春を代表する花であるのに対し、 「菊」は日本の秋を象徴する花です。 後鳥羽上皇は、殊の外、菊の花を好み、自らの印として愛用しま…

七十二候「鴻雁来」

「鴻雁来」(こうがんきたる)とは、 暖かい南へと下っていくツバメと入れ違いに、雁が北から渡ってくる頃 という意味です。 「鴻雁」とは、渡り鳥の「ガン」のことですが、 「鴻」は「ひしくい」と読み、大型のガンを、 「雁」は小型のがんを指しているそう…

二十四節気「寒露」

「寒露」とは、 「草木に冷たい露(つゆ)が降りる時期」 という意味です。 「露」が冷たい空気と接して「霜」に変わる直前で、 朝晩ぐっと冷えるようになります。 この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。 夜には月も美しく…

七十二候「水始涸」

「みずはじめてかる」と読みます。 この「みずかれる」は、川の水が涸れることを言っているのでは ありません。 田の水がなくなり、色づいた稲穂が頭を垂れる頃、 稲穂根づく田から水が減り、収穫の時期になった、ということを 意味しています。 実った稲が…

七十二候「蟄虫坏戸」

「むしかくれてとをとざす」と読みます。 春から夏に活動していた虫達が、 冬眠するために掘った穴に入り、その穴を塞ぐという意味です。 「虫」には、爬虫類や両生類の小動物も含まれています。 「蛇」(ヘビ)や「蜥蜴」(トカゲ)に「蛙」(カエル)など…

七十二侯「雷乃収声」

「かみなりすなわちこえをおさむ」と読みます。 夏の間に鳴り響いた雷が鳴らなくなる頃。 「春分」の末侯「雷乃声発」(かみなりすなわちこえをはっす)と 対になっていて、 春分の頃から鳴り始めて夏の間鳴り響いた雷が 声を収めるようになります。 ところ…

二十四節気「秋分」

「秋分」は、太陽が真東から昇って真西に沈み、 昼と夜の長さがほぼ同じになります。 江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には、 「陰陽の中分となれば也」 という言葉があります。 陰陽、暑さと寒さの丁度中間であると同時に、 昼と夜の長さ…

七十二候「玄鳥去 (つばめさる)」

春先にやってきたツバメが 子育てを終え、越冬のために南へ旅立つ頃となりました。 ツバメは夏の風物詩です。夏の間に家の軒下に巣を作って子を産み育て気温が低下してエサが少なくなると、南へ移動し始めます。 陰暦8月のことを「燕去月」(つばめさりづき…

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