うまずたゆまず

コツコツと

お彼岸Ⅰ「六波羅蜜」

「六波羅蜜」とは、 この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための 六つの修行をいいます。 「波羅蜜」とは、 煩悩・迷いの世界である「此岸」(この世)を離れて、 今生きているこの身このままに、 悟りの境地である「彼岸」に到るように精進していくと…

お彼岸Ⅱ「おはぎ・ぼたもち」

お彼岸のお供えものの定番と言えば 「おはぎ」や「ぼたもち」。 いずれも、餅米とうるち米を混ぜて炊き、 適度に潰して丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、 季節によって呼び名や作り方が変わります。 1.ぼたもち 春に咲く牡丹の花に因んで、春は…

お彼岸Ⅲ「お墓参り」

お彼岸と言えば、やはり「お墓参り」ですね。 ただ、中日の「春分の日」や「秋分の日」には 「お墓参り」をする方が多いため、霊園が混雑して、 慌てて「お墓参り」を済ませてしまうということも あったのではないでしょうか? お彼岸の「お墓参り」は、お彼…

秋分の日

「秋分の日」は 「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」として 国民の祝日として定められています。 因みに、「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」です。 法律上の定義 日付 秋の大型連休『シルバーウィーク』日程 「国民の祝日」に定…

二十四節気「秋分」

二十四節気のひとつ「秋分」は、暦の上では秋の中間に当たり、 太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになる頃です。 この日を境に夜の時間が長くなっていきます。 江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には、 「陰陽の中分と…

七十二侯「雷乃収声」

「かみなりすなわちこえをおさむ」と読みます。 夏の間に鳴り響いた雷が鳴らなくなる頃。 「春分」の末侯「雷乃声発」(かみなりすなわちこえをはっす)と 対になっていて、 春分の頃から鳴り始めて夏の間鳴り響いた雷が 声を収めるようになります。 ところ…

十五夜

お月見といえば「十五夜」の「満月」を思い浮かべます。 十五夜とは 中秋の名月? 仲秋の名月? 仲秋の名月 中秋の名月 お供え物について 月見団子 芒、薄(すすき)の穂 秋の七草 農作物(里芋・栗・大豆) 里芋 栗 大豆 月とうさぎ 月うさぎの伝説 餅つき …

お月見(おつきみ)

潮の満ち引きが、主に月の引力によって起こるように、 月の満ち欠けによって暦の日を定めたように、 月とは古来より、人の暮らしにとってかけがえのないものでした。 実際、様々な行事が「満月」の日の行われます。 特に、「十五夜」は、 この季節に採れる里…

七十二候「玄鳥去」

「つばめさる」と読みます。 春先にやってきたツバメが子育てを終え、 越冬のために南へ旅立つ頃となりました。 ツバメは夏の風物詩です。 夏の間に家の軒下に巣を作って子を産み育て 気温が低下してエサが少なくなると、南へ移動し始めます。 陰暦8月のこ…

七十二候「鶺鴒鳴」

「チチッチチッ」と鈴のように高い声を放ちながら、 秋の空を爽やかに飛んでいくセキレイは、 細いくちばしと長い尾が特徴の、細っそりした体つきの鳥です。 羽色は主に背黒・白・黄の3種類が見られ、 それぞれセグロセキレイ・ハクセキレイ・キセキレイと…

重陽の節句

9月9日は、五節句の一つ 「重陽の節句」です。 「菊の節句」とも呼ばれ、 菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだりして、 無病息災や長寿を願います。 重陽の節句とは 菊の節句 栗の節句 くんち 後の雛 その他 菊の着せ綿 菊酒 和菓子、菊料…

重陽の節句「菊」

「菊」は古くから愛でられてきた花で、 古代Chinaでは、梅や竹、蘭と伴に 「四君子」(しくんし)と言われ賞賛されました。 霊力が高い花、生命力の象徴とも言われ、その香りは独特です。 重陽の節句は、「菊」が重んじられ、 菊酒を始め、菊の被綿(きせわ…

二日灸

「二日灸」は、 旧暦の「2月2日」と「8月2日」にお灸を据えると、 通常の何倍も効果があり、無病息災で暮らせるとされる日のことです。 令和3(2021)年は9月8日がその日に当たります。 「病気や災難に遭わずに無病息災でその年を暮らせる」、 「長寿にな…

八朔(はっさく)

「八朔」とは、八月朔日(ついたち)の略で、旧暦8月1日のことです。 この日には、本格的な収穫を前に 「豊作祈願」のために様々な行事が行われてる地域があります。 また、「二百十日」「二百二十日」「八朔(旧暦8月1日)」は 昔から強い風の吹く日だっ…

二十四節気「白露」

「陰気 やうやくかさなりて 露こごりて白色となれば也」 暑さが弱まり、大気が冷え込んで、草花に白い露が宿り始める頃。 草の葉に白い露が結ぶという意味です。 夜の間に大気が冷え込み、 草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょう。 野には薄の穂が…

七十二候「草露白」

「くさのつゆしろし」と読みます。 草や花の上に降りてきた朝露が、白く光って見える頃。 この時期は朝晩と昼の寒暖差が大きくなり、 夜の空気が冷やされることで朝に露ができます。 少しずつ秋の気候になってきました。 「露草」は日本全国に幅広く生息し、…

七十二候「禾乃登」

「こくものすなわちみのる」と読み、 稲などの穀物が実り始める頃を表します。 立春から二百十日を過ぎ、台風の到来も多い時期です。 無事に収穫が出来ますようにと各地で「風鎮祭」などが行われます。 「こくもの」とは穀物のこと。 「禾」は「いね」や「の…

七十二候「天地始粛」

「てんちはじめてさむし」と読みます。 天地の暑さがようやくおさまり始める頃になりました。 「粛」は縮む、鎮まるという意味です。 夏の気が落ち着き、万物が改まる時季とされています。 日中はまだまだ暑い頃ですから、体感としては夏の気候でしょう。 そ…

二十四節気「処暑」

「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也」 『暦便覧』 厳しい暑さの峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、 山間部では早朝に白い露が降り始め、秋の気配を感じます。 そろそろ夏の家具や雑貨を片づけ、 秋の準備を始める目安にしましょう。 とは言え、暑…

七十二候「綿柎開」

「わたのはなしべひらく」と読みます。 綿を包む「柎」が開き始める頃。 「柎」は、「フ・いかだ・うてな・つ(ける)」と読み、 花の「萼」(がく)のことです。 綿は、7月から9月にかけて、 黄色い花を咲かせ、実をつけますが、 その実はやがて弾け、 ふわふ…

七十二候「蒙霧升降」

「ふかききりまとう」と読みます。 深い霧が立ち込める頃となりました。 残暑厳しい日が続きますが、 朝夕は少しずつ涼しくなり、 ひんやりとした空気が 季節の移り変わりを教えてくれます。 早朝、水辺や森では、視界が遮られるほどの霧が立ち込め、 幻想的…

七十二候「寒蝉鳴」

「ひぐらしなく」と読みます。 「ひぐらしが鳴き始める頃」という意味です。 ヒグラシは、甲高く「カナカナカナ」と鳴きます。 鳴くのは日の出前や日没後の薄暗い時間帯ですが、 気温が下がると日中でも鳴くようになるそうです。 どこか懐かしく涼しげなヒグ…

二十四節気「立秋」

朝夕が涼しくなり、 秋の気配が立つ頃です。 「立春」からちょうど半年が経過し、 この日から「立冬」の前日までが 暦の上では「秋」となります。 ですが、日中はまだ残暑が厳しく 1年で最も気温が高くなる時期。 この頃は、月遅れのお盆を前に 各地で夏祭り…

七十二候「涼風至」

「すずかぜいたる」もしくは 「りょうふういたる」と読みます。 「立秋」・・・いよいよ季節は「秋」に突入し、 真夏の暑い風から、秋の涼しい風に替わり始める頃となりました。 まぶしく輝いている太陽も日射しを和らげ、 夕方に鳴く虫達の音色も涼しさを演…

春の社日・秋の社日

「社日」は、生まれた土地の神様「産土神」(うぶがみさま)を祀る日で、 春と秋、年に2回あります。 春の社日:春社(しゅんしゃ または はるしゃ) 秋の社日:秋社(しゅうしゃ または あきしゃ) そして令和3(2021)年の「社日」は以下の日付になります…

「春分の日」「秋分の日」が祝日になった理由

元々日本では、この日は「お彼岸」であって、先祖を祭る日でした。 またお彼岸に最も近い「戊」の日は、 「社日」として氏子が氏神たる神社に参詣し、 春は「五穀豊穣」を祈り、秋は実りある「収穫に感謝する」 習わしがありました。 明治11(1978)年に、…

秋の七草

「秋の七草」は、『万葉集』に収録されている、 山上憶良が詠んだ2首の和歌が由来と言われています。 「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」 「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」 1つ目の歌…

紅葉狩り(もみじがり)

赤や黄色に色づく紅葉を眺めに、山野や警告へ散策に出掛ける「紅葉狩り」。 日本各地に紅葉が美しい名所があり、 秋になるとそれらのスポットには、紅葉狩りを楽しむ人々が大勢訪れます。 「紅葉狩り」をする習慣は、 奈良時代や平安時代に貴族の間で始まっ…

風祭

台風や強風に襲われる田畑の農作物を風害から守るために、 風を鎮める祈りを込めて「風祭」が各地で行われます。 強風の時期は土地ごとに異なるので、 祭りの日も様々ですが、お盆から冬にかけてが多いようです。 立春から数えて二百十日の9月1日頃は、 強…

秋の土用

「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間のことです。 これらの土用の期間は季節の変わり目の時期で、 四季に合わせて4回あります。 令和3(2021)年の土用一覧 冬土用: 1月17日 ~ 2月2日 春土用: 4月17日 ~ 5月4日 夏土用: …