うまずたゆまず

コツコツと

七十二候「楓蔦黄」

「もみじつたきばむ」と読みます。 楓 (かえで) や蔦の葉が色づく頃となりました。 いよいよ、紅葉の季節。 この頃になると、 「紅葉前線」という言葉が聞こえてくるようになります。 9月頃に北海道の大雪山から紅葉が始まり、 北から南へ、山から里へとゆっ…

秋の土用

「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間のことです。 これらの土用の期間は季節の変わり目の時期で、 四季に合わせて4回あります。 令和3(2021)年の土用一覧 冬土用: 1月17日 ~ 2月2日 春土用: 4月17日 ~ 5月4日 夏土用: …

二十四節気「霜降」

江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には、 「つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也」 とあります。 「時雨が降った後に、雨の露と陰気が結びついて、 霜が降りて霜柱となる」という意味です。 風が一層冷たく感じられ、 地域によって…

七十二候「霜始降」

「しもはじめてふる」と読みます。 秋が一段と深まって、 山里などで草木や地面に霜が初めて降りる頃。 晩秋のこの頃、朝晩の冷え込みがぐっと増し、 早朝には草木や地面に うっすらと氷の結晶が付いていることに気付きます。 霜が降りるようになると、 地面…

七十二候「蟋蟀在戸」

「きりぎりすとにあり」と読みます。 戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりました。 「キリギリス」とありますが、 昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことをキリギリスと呼び、 秋鳴く虫の総称でもありました。 キリギリスは、 古くから日本人によって観賞用に飼育さ…

七十二候「菊花開」

菊の花が咲き始める頃となりました。 旧暦9月9日(令和3年10月14日)の「重陽の節句」を迎える時期で、 菊で長寿を祈願しました。 www.linderabell.com 「桜」が日本の春を代表する花であるのに対し、 「菊」は日本の秋を象徴する花です。 後鳥羽上皇は、殊…

二十四節気「寒露」

「寒露」とは、 「草木に冷たい露(つゆ)が降りる時期」 という意味です。 「露」が冷たい空気と接して「霜」に変わる直前で、 朝晩ぐっと冷えるようになります。 この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。 夜には月も美しく…

七十二候「鴻雁来」

「鴻雁来」(こうがんきたる)とは、 暖かい南へと下っていくツバメと入れ違いに、 雁が北から渡ってくる頃という意味です。 「鴻雁」とは、渡り鳥の「ガン」のことですが、 「鴻」は「ひしくい」と読み、大型のガンのことを言います。 「雁」は小型のがんを…

七十二候「水始涸」

「みずはじめてかる」と読みます。 この「みずかれる」は、 川の水とかが涸れることを言っているのではありません。 田の水がなくなり、色づいた稲穂が頭を垂れる頃、 稲穂根づく田から水が減り、収穫の時期になった、 ということを意味しています。 実った…

お彼岸Ⅰ「六波羅蜜」

「六波羅蜜」とは、 この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための 六つの修行をいいます。 「波羅蜜」とは、 煩悩・迷いの世界である「此岸」(この世)を離れて、 今生きているこの身このままに、 悟りの境地である「彼岸」に到るように精進していくと…

お彼岸Ⅱ「おはぎ・ぼたもち」

お彼岸のお供えものの定番と言えば 「おはぎ」や「ぼたもち」。 いずれも、餅米とうるち米を混ぜて炊き、 適度に潰して丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、 季節によって呼び名や作り方が変わります。 1.ぼたもち 春に咲く牡丹の花に因んで、春は…

お彼岸Ⅲ「お墓参り」

お彼岸と言えば、やはり「お墓参り」ですね。 ただ、中日の「春分の日」や「秋分の日」には 「お墓参り」をする方が多いため、霊園が混雑して、 慌てて「お墓参り」を済ませてしまうということも あったのではないでしょうか? お彼岸の「お墓参り」は、お彼…

秋分の日

「秋分の日」は 「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」として 国民の祝日として定められています。 因みに、「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」です。 法律上の定義 日付 秋の大型連休『シルバーウィーク』日程 「国民の祝日」に定…

二十四節気「秋分」

二十四節気のひとつ「秋分」は、暦の上では秋の中間に当たり、 太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになる頃です。 この日を境に夜の時間が長くなっていきます。 江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には、 「陰陽の中分と…

七十二侯「雷乃収声」

「かみなりすなわちこえをおさむ」と読みます。 夏の間に鳴り響いた雷が鳴らなくなる頃。 「春分」の末侯「雷乃声発」(かみなりすなわちこえをはっす)と 対になっていて、 春分の頃から鳴り始めて夏の間鳴り響いた雷が 声を収めるようになります。 ところ…

十五夜

お月見といえば「十五夜」の「満月」を思い浮かべます。 十五夜とは 中秋の名月? 仲秋の名月? 仲秋の名月 中秋の名月 お供え物について 月見団子 芒、薄(すすき)の穂 秋の七草 農作物(里芋・栗・大豆) 里芋 栗 大豆 月とうさぎ 月うさぎの伝説 餅つき …

お月見(おつきみ)

潮の満ち引きが、主に月の引力によって起こるように、 月の満ち欠けによって暦の日を定めたように、 月とは古来より、人の暮らしにとってかけがえのないものでした。 実際、様々な行事が「満月」の日の行われます。 特に、「十五夜」は、 この季節に採れる里…

七十二候「玄鳥去」

「つばめさる」と読みます。 春先にやってきたツバメが子育てを終え、 越冬のために南へ旅立つ頃となりました。 ツバメは夏の風物詩です。 夏の間に家の軒下に巣を作って子を産み育て 気温が低下してエサが少なくなると、南へ移動し始めます。 陰暦8月のこ…

七十二候「鶺鴒鳴」

「チチッチチッ」と鈴のように高い声を放ちながら、 秋の空を爽やかに飛んでいくセキレイは、 細いくちばしと長い尾が特徴の、細っそりした体つきの鳥です。 羽色は主に背黒・白・黄の3種類が見られ、 それぞれセグロセキレイ・ハクセキレイ・キセキレイと…

雑節「二百二十日」

「二百二十日」(にひゃくはつか)は 雑節のひとつで、 「立春」を起算日として220日目に当たり、 大体、9月11日辺りが「二百二十日」になります。 令和4(2021)年は、9月11日・日曜日になります。 「二百二十日」とは 「二百二十日」は、 八十八夜や1…

重陽の節句

9月9日は、五節句の一つ 「重陽の節句」です。 「菊の節句」とも呼ばれ、 菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだりして、 無病息災や長寿を願います。 重陽の節句とは 菊の節句 栗の節句 くんち 後の雛 その他 菊の着せ綿 菊酒 和菓子、菊料…

重陽の節句「菊」

「菊」は古くから愛でられてきた花で、 古代Chinaでは、梅や竹、蘭と伴に 「四君子」(しくんし)と言われ賞賛されました。 霊力が高い花、生命力の象徴とも言われ、その香りは独特です。 重陽の節句は、「菊」が重んじられ、 菊酒を始め、菊の被綿(きせわ…

二日灸

「二日灸」は、 旧暦の「2月2日」と「8月2日」にお灸を据えると、 通常の何倍も効果があり、 無病息災で暮らせるとされる日のことです。 令和3(2021)年は9月8日がその日に当たります。 「病気や災難に遭わずに無病息災でその年を暮らせる」、 「長寿に…

八朔(はっさく)

「八朔」とは、八月朔日(ついたち)の略で、旧暦8月1日のことです。 この日には、本格的な収穫を前に 「豊作祈願」のために様々な行事が行われてる地域があります。 また、「二百十日」「二百二十日」「八朔(旧暦8月1日)」は 昔から強い風の吹く日だっ…

二十四節気「白露」

「陰気 やうやくかさなりて 露こごりて白色となれば也」 暑さが弱まり、大気が冷え込んで、草花に白い露が宿り始める頃。 草の葉に白い露が結ぶという意味です。 夜の間に大気が冷え込み、 草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょう。 野には薄の穂が…

七十二候「草露白」

「くさのつゆしろし」と読みます。 草や花の上に降りてきた朝露が、白く光って見える頃。 この時期は朝晩と昼の寒暖差が大きくなり、 夜の空気が冷やされることで朝に露ができます。 少しずつ秋の気候になってきました。 「露草」は日本全国に幅広く生息し、…

七十二候「禾乃登」

「こくものすなわちみのる」と読み、 稲などの穀物が実り始める頃を表します。 立春から二百十日を過ぎ、台風の到来も多い時期です。 無事に収穫が出来ますようにと各地で「風鎮祭」などが行われます。 「こくもの」とは穀物のこと。 「禾」は「いね」や「の…

七十二候「天地始粛」

「てんちはじめてさむし」と読みます。 天地の暑さがようやくおさまり始める頃になりました。 「粛」は縮む、鎮まるという意味です。 夏の気が落ち着き、万物が改まる時季とされています。 日中はまだまだ暑い頃ですから、体感としては夏の気候でしょう。 そ…

二十四節気「処暑」

「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也」 『暦便覧』 厳しい暑さの峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、 山間部では早朝に白い露が降り始め、秋の気配を感じます。 そろそろ夏の家具や雑貨を片づけ、 秋の準備を始める目安にしましょう。 とは言え、暑…

七十二候「綿柎開」

「わたのはなしべひらく」と読みます。 綿を包む「柎」が開き始める頃。 「柎」は、「フ・いかだ・うてな・つ(ける)」と読み、 花の「萼」(がく)のことです。 綿は、7月から9月にかけて、 黄色い花を咲かせ、実をつけますが、 その実はやがて弾け、 ふわふ…