うまずたゆまず

コツコツと

彼岸の食べ物

「彼岸」という名前が付いた食べ物 彼岸蕎麦、うどん 彼岸団子(ひがんだんご) 彼岸河豚(ひがんふぐ) お彼岸に食べるものとは? ぼたもち、おはぎ 小豆飯(あずきめし) 明け団子 精進料理 いなり寿司や五目寿司 「彼岸」という名前が付いた食べ物 彼岸蕎…

六阿弥陀詣(ろくあみだもうで)

「六阿弥陀詣」(ろくあみだもうで)とは、 春と秋の彼岸の期間に、 阿弥陀像を祀っている江戸府内の 六ケ所の寺を巡り歩くというものです。 庶民の行楽も兼ねて流行しました。 「六阿弥陀詣」をすると、 女性が幸せになれる言われたことから、 特に女性を中…

「春分の日」「秋分の日」が祝日になった理由

「春分の日」「秋分の日」は、 元々日本では、 「お彼岸」であって先祖を祭る日でした。 またお彼岸に最も近い「戊」の日は、 「社日」として氏子が氏神たる神社に参詣し、 春は「五穀豊穣」を祈り、 秋は実りある「収穫に感謝する」 習わしがありました。 …

お彼岸(おひがん)

暑さ寒さも彼岸まで・・・。 「春分の日」と「秋分の日」は 昼夜の長さがほぼ等しく、 気候の変わり目でもあり、 この頃になると、 冬の寒さも夏の暑さも薄れて、 過ごしやすい気候になっています。 お彼岸とは お彼岸の意味 インドやChinaに「お彼岸」はな…

お彼岸のお墓参り

お彼岸と言えば、やはり「お墓参り」ですね。 ただ、中日の「春分の日」「秋分の日」には 「お墓参り」をする方が多いため、 霊園が混雑していることから、 慌てて「お墓参り」を済ませてしまうという こともあったのではないでしょうか? お彼岸の「お墓参…

日迎え・日送り(ひむかえ・ひおくり)

お彼岸の中日(春分の日・秋分の日)、 もしくはお彼岸の期間内の一日を選んで、 女性や子供がこぞって東に向かって歩き、 東の方にある寺を巡拝することを 「日迎」(ひむかえ)と言います。 午前中は「日迎」(ひむかえ)と言い、 午後からは「日送」(ひ…

彼岸会(ひがんえ)

彼岸会(ひがんえ) 「彼岸会」(ひがんえ)とは、 春分と秋分の日を中日として、 前後の3日ずつ計7日の間に 各宗派の仏教寺院で行われる 仏事供養のことを言います。 この行事は日本だけに見られるものです。 3月の仏事として「春の彼岸会」、 9月には「秋…

お彼岸日程

「お彼岸」は、春と秋、 年に2度ある年中行事です。 「春分の日」と「秋分の日」を中心に 前後3日間、計7日間が 「お彼岸の期間」となります。 お彼岸の期間 法律上の定義 令和6(2024)年「お彼岸」の日程 春の彼岸 秋の彼岸 お彼岸の期間 春の彼岸は「春分…

春の社日・秋の社日

「社日」(しゃにち)は「雑節」の一つで、 「産土神様」(うぶすながみさま)を祀る日です。 社日(しゃにち)とは 「社日」の日にち 社日詣 治聾酒(じろうしゅ) 「社日」の禁忌 各地で行われる社日のお祭り お地神さん(徳島県) お社日様(長野県小県郡…

二日灸(ふつかきゅう)

「二日灸」は、旧暦の「2月2日」に お灸を据えると、通常の何倍も効果があり、 無病息災で暮らせるとされる日のことです。 「病気や災難に遭わずに 無病息災でその年を暮らせる」とか、 「長寿になる」などとも言われています。 全国的な風習で、近隣の名灸…

十日夜(とおかんや・とおかや)

旧暦10月10日は 「十日夜」(とおかんや、とおかや)です。 「十日夜」は、東日本を中心に行われる 秋の収穫祭です。 令和5(2023)年の旧暦10月10日は 11月22日[水]ですが、 旧暦10月10日をそのまま1ヶ月ズラした 新暦の「11月10日」に実施する地域が多く、 …

宮中で行われる収穫祭

神嘗祭(かんなめさい) www.youtube.com 「神嘗祭」(かんなめさい)は、 10月17日に宮中と伊勢神宮で行われます。 今年穫れた作物、新穀を 神様にお納めする意味を持ちます。 稲の初穂(田で初めて穫れた稲穂)を 船に載せて伊勢神宮に奉納する、 「初穂曳…

日本各地で行われる収穫祭

三九日(みくにち) 刈上の節供(かりあげのせっく) 十六団子の日 十日夜(とおかんや) ずいき祭、芋煮会(いもにかい) 亥の子祭(いのこまつり) 霜月祭(しもつきまつり) くんち 三九日(みくにち) 旧暦の9月の9の付く日(9・19・29)は 「三九日」…

収穫祭

日本では、稲作工程の折り目毎に 農耕儀礼が行われています。 増殖と回生の「冬祭り」、 年頭の「予祝祭」、 農作業開始期の「春祭り」、 防災除疫の「夏祭り」が行われて、 遂に秋の「収穫祭」に至ります。 収穫祭(しゅうかくさい) 穂掛祭(ほかけまつり…

秋の土用

「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の 約18日間のことです。 「土用」は季節の変わり目の時期で、 四季に合わせて4回あります。 令和5(2023)年の土用期間 冬土用 1月17日(火)~ 2月3日(金) 春土用 4月17日(月)~ 5月5日(金) 夏土用 7月20日(…

黄葉(こうよう)

黄葉(こうよう) 黄葉 奈良時代の紅葉は「黄葉」のことだった⁉ 葉が黄色くなる仕組み 褐葉の仕組み 黄落(こうらく) 黄葉(こうよう) 黄葉 広葉樹の銀杏(いちょう)や欅(けやき)、 櫟(くぬぎ)、橅(ぶな)など、 黄色くなる葉を「黄葉」(こうよう)…

紅葉(もみじ)

紅葉(もみじ) 語源 紅葉が色づく条件・・・赤く染まる葉 楓:色見草(いろみぐさ) 使う時期による「紅葉」に関連する季語 紅葉(こうよう) 初紅葉(はつもみじ) 薄紅葉(うすもみじ) 斑紅葉(むらもみじ) 照紅葉(てりもみじ) 紅葉かつ散る・色葉散…

紅葉狩り(もみじがり)

「紅葉狩り」(もみじがり)とは、 野山に出かけて紅葉を楽しむことを言います。 紅葉狩り(もみじがり) 「紅葉狩り」の「狩り」とは? 「紅葉狩り」の歴史 『万葉集』では「黄葉」⁈ 平安貴族が「紅葉狩り」を楽しむようになる 庶民に定着したのは江戸時代 …

七十二候「楓蔦黄」

「もみじつたきばむ」 と読みます。 「楓」(かえで)や「蔦」(つた)の葉が 色づく頃となりました。 いよいよ、紅葉の季節です。 この頃になると、 「紅葉前線」という言葉が 聞こえてくるようになります。 9月頃から北海道の大雪山系を手始めに始まり、 北か…

天高く馬肥える秋

昔から「天高く馬肥える秋」と言われるように、 秋は空が青く、高い日が多くなります。 「天高く馬肥ゆる秋」は時候の挨拶として、 「寒露」の時期に、手紙などを出す際に、 使われています。 「天高く馬肥ゆる秋」とは 「秋高く塞馬肥ゆ」 秋の空はあんなに…

七十二候「霎時施」

「こさめときどきふる」 と読みます。 パラパラと雨が降っては止み、 一雨毎に気温が下がってゆく頃です。 明治時代の『略本暦』では、 「霎」を「こさめ」と読ませていますが、 江戸時代の『宝暦暦』(ほうりゃくれき)などでは、 「しぐれ」となっています。 …

夜半の秋(よわのあき)

「夜半の秋」(よわのあき)とは、 とっぷりと更けた秋の夜のことを言います。 「夜半」 「よわ」?「やはん」? 気象用語としての「夜半」(やはん) 日本の文学作品の中で使われる「夜半」(よわ) 夜半の春・夏・秋・冬 「夜半」の類語(夜中/真夜中/深夜…

十三夜(じゅうさんや)

「お月見」と言うと、 旧暦八月十五日の「十五夜」が有名ですが、 日本では古来もうひとつ、 旧暦九月十三日の「十三夜」もまた 美しい月であると重んじられていました。 令和5年の「十三夜」は10月27日(金)です。 日本独自の風習 「十五夜」「十三夜」「…

秋の夜/秋の夜長

秋の夜(あきのよ) 秋の夜長(よなが) 「秋の夜長」に似た言葉はある? 秋の灯、秋の燈、秋燈(あきのひ、あきともし、しゅうとう) 燈下親しむ 夜業(よなべ) 夜学(やがく) 秋の夜(あきのよ) 「秋の夜」は、特に、空気が澄んで 月明りも清らかな夜の…

秋寒(あきさむ)

晩秋になるにつれ、 「露」が「霜」になるかと思われる程に 寒さを覚えるようになります。 冬の寒さとはまた違う、 どこか心細く寂しい肌寒さです。 秋の寒さを表現する言葉には、 色々なものがあります。 秋寒(あきさむ) 肌寒(はださむ) 薄寒(うそさむ…

二十四節気「霜降」

『暦便覧』(こよみびんらん) 「霜降」(そうこう)とは 霜が降りる⁈ 放射冷却 霜注意報 紅葉 紅葉狩り 行く秋(ゆくあき) 七十二候 初候「霜始降」(しもはじめてふる) 次候「霎時施」(こさめときどきふる) 末候「楓蔦黄」(もみじつたきばむ) 『暦便…

七十二候「霜始降」

「しもはじめてふる」 と読みます。 秋が一段と深まって、山里などで草木や地面に霜が初めて降りる頃。 晩秋のこの頃、朝晩の冷え込みがぐっと増し、 早朝には草木や地面にうっすらと 氷の結晶が付いていることに気付きます。 霜が降りるようになると、 地面近…

おいもほりの日

10月23日は「おいもほりの日」です。 おいもほりの日 サツマイモの収穫時期 サツマイモの収穫方法 10/13 サツマイモの日 おいもほりの日 「おいもほりの日」は、 包んで焼くだけで簡単に美味しい石焼いもが 完成する「石焼いも®黒サンホイル」など、 様々な…

虫の秋(むしのあき)

歳時記において、 「花」と言えば「桜」、 「月」と言えば「秋の月」というように、 「虫」と言えば「秋に鳴く虫」を指します。 虫の音(むしのね) 秋の虫の声 蟋蟀(こおろぎ) 虫聞き(むしきき) 虫選び 虫の季語 虫時雨(むししぐれ) 虫の闇 昼の虫 残…

七十二候「蟋蟀在戸」

「きりぎりすとにあり」 と読みます。 戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりました。 「キリギリス」とありますが、 昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことを 「キリギリス」と呼び、 秋に鳴く虫の総称としていました。 キリギリスは、古くから日本人によって 観賞用に…