秋
江戸時代に入ると、 「お月見」の風習は庶民に広がり、 お月様に秋の収穫物を供えて、 名月を観賞しながら 秋の実りに感謝するようになりました。 「十三夜」の供物は、枝豆と栗が主役ですが、 他にも月見団子(十三個)、枝豆、柿なども 供えて祝います。 …
戦国武将・上杉謙信に 「九月十三夜陣中の作」という 有名な漢詩があります。 天正4(1576)年の12月頃から、 戦国最強の武将で、「軍神」と呼ばれていた 上杉謙信が能登の畠山義春を攻めて 約1年かけてやっと七尾城を落とした時に 詠んだものです。 その日がた…
「もみじつたきばむ」 と読みます。 「楓」(かえで)や「蔦」(つた)の葉が 色づく頃となりました。 いよいよ、紅葉の季節です。 この頃になると、 「紅葉前線」という言葉が 聞こえてくるようになります。 9月頃から北海道の大雪山系を手始めに始まり、 北か…
秋の野や山に出掛けて、 食事をしたり遊んだりしながら、 一日を楽しみ過ごすことを 春の季語「野遊び」に対して 「秋の野遊び」(あきののあそび) と言います。 秋の野遊び 紅葉狩り(もみじがり) 茸狩り(きのこがり) 芋煮会・バーベキュー 秋の野遊び 11…
秋の夜(あきのよ) 秋の夜長(よなが) 「秋の夜長」に似た言葉はある? 秋の灯、秋の燈、秋燈(あきのひ、あきともし、しゅうとう) 燈下親しむ 夜業(よなべ) 夜学(やがく) 秋の夜(あきのよ) 「秋の夜」は、特に、空気が澄んで 月明りも清らかな夜の…
「夜半の秋」(よわのあき)とは、 とっぷりと更けた秋の夜のことを言います。 「夜半」 「よわ」?「やはん」? 気象用語としての「夜半」(やはん) 日本の文学作品の中で使われる「夜半」(よわ) 夜半の春・夏・秋・冬 <夜半の春> よわのはる <夜半の…
ハロウィンと聞いて、まず思い浮かべるのは、 かぼちゃの「ジャックオランタン」! 「ジャックオランタン」は、 南瓜の中身をくり抜いて中に火を灯して ランタン(提灯)にしたもので ハロウィンにおける 魔除けのような意味合いのアイテムです。 悪魔を寄せ…
秋の夕焼け 「秋の夕焼け」は黄金色 そもそもなぜ夕焼けの空は赤いのか? ではなぜ、夏と秋冬では夕焼けの色が違うのか? 秋の暮れ(あきのくれ) 秋は夕暮れ 三夕(さんせき) 釣瓶落とし(つるべおとし) 童謡「夕焼け小焼け」 秋の夕焼け 単に「夕焼け」…
秋が深まり、日が傾いてきたかなと思うと、 あっという間に空が茜色に染まり、 日が沈んでしまいます。 このような秋の日暮れが早いということを 表すたとえに、 「秋の日は釣瓶落とし」 (あきのひはつるべおとし)があります。 「秋の日はつるべ落とし」と…
秋は「夕焼け」が一番きれいな季節ですね。 キレイな「夕焼け」を眺めていると 何だか早く家に帰りたくなるから不思議です。 全国の市町村では、「夕焼けチャイム」に 童謡の『夕焼け小焼け』のメロディーが 使われていて、外で遊んでいても、 その音が鳴る…
家紋 皇室のシンボル「菊の御紋」 後鳥羽上皇の正統な後継者 後鳥羽上皇 持明院統と大覚寺統 「菊紋」を下賜された人物 足利尊氏(足利将軍家) 豊臣秀吉 西郷隆盛 木戸孝允 家紋 日本で家紋の元になる文様を付け始めたのは 11世紀後半の平安時代中頃からと…
後れ菊(おくれぎく) 十日の菊(とおかのきく) 六日の菖蒲、十日の菊(むいかのしょうぶ、とおかのきく) 残菊(ざんぎく) 残菊宴(ざんぎくのえん) 小重陽(こちょうよう) 観菊の宴 宇多天皇の公宴 残菊・移ろい菊 今も行われる「残菊の宴」 後れ菊(…
幕末頃、大坂の一部や徳島・伊勢地方では、 3月の「上巳の節句(桃の節句・雛祭り)」で 飾った雛人形を、 半年後の9月9日「重陽の節句(菊の節句)」に 再び飾って、健康、長寿、厄除けを願う 風習がありました。 「後の雛」(のちのひな) とか、 秋に菊とと…
陰暦九月九日の「重陽の日」に、 酒を温めて飲むこと、またはその酒のことを 「温め酒」(あたためざけ・ぬくめざけ) と言います。 旧暦九月九日の「重陽の節句」の頃は ちょうど寒暖の境目であることから、 この日から酒は温めて飲むものとされ、 「温め酒」…
「こさめときどきふる」 と読みます。 パラパラと雨が降っては止み、 一雨毎に気温が下がってゆく頃です。 明治時代の『略本暦』では、 「霎」を「こさめ」と読ませていますが、 江戸時代の『宝暦暦』(ほうりゃくれき)などでは、 「時雨」(しぐれ) となってい…
「秋の空」と言うと、 「澄んだ青空」のイメージがありますが、 日本列島の上空を流れる偏西風に乗って、 低気圧や高気圧が 通過していくことが多くなるため、 数日晴れたら雨が降り、 また晴れる日が来た後に 雨の降る日が来るというように、 天気が変わり…
昔から「天高く馬肥える秋」と言われるように、 秋は空が青く、高い日が多くなります。 「天高く馬肥ゆる秋」は時候の挨拶として、 「寒露」の時期に、手紙などを出す際に、 使われています。 「天高く馬肥ゆる秋」とは 「秋高く塞馬肥ゆ」 秋の空はあんなに…
10月26日「柿の日」 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 柿は「神様の食べ物」 10月26日「柿の日」 明治28(1895)年の10月26日、 俳人の正岡子規が 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を 詠んだことに因んで、 「全国果樹研究連合会カキ部会」が 柿の販売促進を目的…
秋と言えば「秋晴れ」を連想しますが、 実は雨の多い季節でもあります。 秋の長雨(あきのながさめ) 秋雨(あきさめ、しゅうう) 秋霖(しゅうりん) すすき梅雨(すすきつゆ) 秋湿り(あきしめり) 秋黴雨(あきついり) 通草腐らし(あけびくさらし) 鷹…
秋に、産卵のために海に向かって川を下る 大きく成長した天然の鰻 (うなぎ) を 「下り鰻」(くだりうなぎ) とか「落鰻」(おちうなぎ) と言います。 銀色に光る体色や黒い胸びれが特徴的なので、 「銀うなぎ(銀化うなぎ)」とも呼ばれます。 また産卵に備え肉…
10月23日は「おいもほりの日」です。 おいもほりの日 サツマイモの収穫時期 サツマイモの収穫方法 10/13 サツマイモの日 おいもほりの日 「おいもほりの日」は、 包んで焼くだけで簡単に美味しい石焼いもが 完成する「石焼いも®黒サンホイル」など、 様々な…
「霜降」(そうこう)は、 太陽の高さを基準にした二十四節気のうち、 秋の最後の節気です。 令和7(2025)年は10月23日から11月6日です。 『暦便覧』(こよみびんらん) 「霜降」(そうこう)とは 霜が降りる⁈ 放射冷却 霜注意報 行く秋(ゆくあき) 旧重陽 …
「霜」は空から降ってくるというイメージを 抱きがちですが、そうではありません。 地面が放射冷却によって冷え、 その上に空気中の水蒸気が直接昇華して 氷(結晶)が出来る状態を言います。 この氷が「霜」なのです。 朝早く、うっすらと 氷の結晶を纏った…
七十二候は「菊花開」(きくのはなひらく) を迎え、 菊の花が咲き始める頃となりました。 例年、10月から11月にかけて全国各地では 菊まつりや展覧会が開催される他、 自生地や菊の名所でも見頃を迎えています。 www.linderabell.com 菊月(きくづき) 菊晴(…
高々と爽やかに澄み渡った秋空に よく見られる雲としては、 「鱗うろこ雲」「鰯いわし雲」「鯖さば雲」などと呼ばれる 「巻積雲」(けんせきうん) 、 「羊雲」などと呼ばれ、巻積雲よりも やや大きくて厚みがある 「高積雲」(こうせきうん) 白いペンキを刷毛でサッ…
歳時記において、 「花」と言えば「桜」、 「月」と言えば「秋の月」というように、 「虫」と言えば「秋に鳴く虫」を指します。 虫の音(むしのね) 虫 虫の音 キリギリス科 コオロギ科 スズムシ科 虫に関する季語 虫の秋 虫時雨(むししぐれ) 虫すだく 虫…
「土用」とは、 立春、立夏、立秋、立冬の前の 約18日間のことです。 「土用」は季節の変わり目の時期で、 四季に合わせて4回あります。 令和7(2025)年の土用期間 ⛄冬土用: 1月17日~2月2日 春土用: 4月17日~5月4日 夏土用: 7月19日~8月6日 秋土用:10…
「菊供養会」(きくくようえ) は、 かつては旧暦の9月9日の「重陽の日」に 東京都台東区浅草の浅草寺で営まれ、 現在は10月18日に行われている 菊花の供養行事です。 菊供養会(きくくようえ) 「菊供養会」(きくくようえ)の起源 「菊慈童」(きくじどう)…
「きりぎりすとにあり」 と読みます。 戸口で秋の虫が鳴き始める頃となりました。 「キリギリス」とありますが、 昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことを 「キリギリス」と呼び、 秋に鳴く虫の総称としていました。 キリギリスは、古くから日本人によって 観賞用に…
「あれ松虫が鳴いている」 から始まる唱歌『虫のこえ』は、 明治43(1910)年に出版された 『尋常小学読本唱歌』に掲載された 文部省唱歌です。 明治、大正、昭和、平成の時代を越えて、 100年以上経った現在も今も歌い継がれている 愛唱歌です。 どんな歌? …