うまずたゆまず

コツコツと

お盆

「お盆」と「お彼岸」の違い

お墓参りに行く期間として認識されている 「お盆」と「お彼岸」ですが、 どのような違いがあるのでしょうか? 「お盆」とは、「お彼岸」とは お盆 お彼岸 「お盆」と「お彼岸」の違いとは? 由来・歴史の違い お盆の由来・歴史 お彼岸の由来・歴史 期間の違…

盆の月(ぼんのつき)

「盆の月」は、「中秋の名月」の一カ月前、 「盂蘭盆会」(うらぼんえ) に当たる 陰暦七月十五日の月を言います。 「お盆の夜」と言えば、全国各地では 様々な特色ある「盆踊り」が行われています。 本来、「盆踊り」は、 お盆に帰ってきた先祖の霊を慰めるた…

化野念仏寺千灯供養(あだしのねんぶつじせんとうくよう)

千灯供養(せんとうくよう) 東山の「鳥辺野」(とりべの) 、 洛北の「蓮台野」(れんだいの) と並ぶ 平安時代以来の墓地であり、 風葬の地として知られる 「化野」(あだしの) にある 「化野念仏寺」(あだしのねんぶつじ) では、 例年8月の最終土曜日・日曜日に…

地蔵盆(じぞうぼん)

「地蔵盆」(じぞうぼん)とは、 地蔵菩薩の縁日のことで、 一般的には、京都など近畿地方を中心に 8月23日、24日に行われる 子供達が主役の地域の行事です。 地蔵盆とは? 「地蔵盆」の起源 「地蔵盆」に行われること 町内の「辻地蔵(地蔵さん)」をキレイ…

京の六地蔵巡り(ろくじぞうめぐり)

京都では毎年8月22・23日に 「六地蔵めぐり」が行われます。 「六地蔵めぐり」とは 京の六口 京の六地蔵の起源 小野篁、6体の地蔵菩薩を彫る 京の六口に地蔵を安置 六地蔵を安置する6つの寺院 ★ 六地蔵発祥の地 ★伏見地蔵(大善寺) 鳥羽地蔵(浄禅寺) 桂地…

小野篁と地蔵信仰

小野篁(おののたかむら)とは 小野氏の出身 博識多才 野狂(やきょう) 閻魔王宮の役人 六道参り 六地蔵巡り 小野篁(おののたかむら)とは 小野篁(おののたかむら)は 平安時代前期の政治家であり、学者であり、 歌人でもあります。 小野氏の出身 飛鳥時…

送り火

盆明けの16日の夕方に火を焚いて 祖先の霊を送り出す・・・、 これが「送り火」です。 「送り火」とは 送り火の準備とやり方 夏の風物詩の「大文字焼」 京都五山送り火 奈良大文字送り火 箱根 強羅大文字焼 「精霊流し」と「灯籠流し」 灯籠流し(とうろうな…

藪入り(やぶいり)

毎年お盆期間を「お盆休み」として、 多くの企業や学校が休暇を取ることが 一般的ですが、昔も、 「小正月」の1月15日と 「お盆」 の7月15,16日(8月15,16日)は、 「藪入り」(関西では「六入り」)と言って、 嫁入り先のお嫁さんや奉公先の丁稚や女中が 休…

閻魔賽日(えんまさいじつ)・十王詣(じゅうおうもうで)

毎月16日は「閻魔王」の縁日です。 閻魔賽日 初閻魔で知られる各地の寺院 閻魔とは 閻魔賽日 特に正月やお盆の16日は、 「閻魔賽日」(えんまさいじつ)と言われ、 「地獄の釜の蓋が開いて鬼も亡者も休む日」で 罪人も責め苦を免れ 、骨休みになると され…

日本の夏の風物詩「盆踊り」(ぼんおどり)

日本の夏の風物詩「盆踊り」は、 踊りというだけではなく、 本来、お盆で迎えた御先祖様の霊を送り出す という意味が込められています。 盆踊りの由来・起源 踊り念仏(おどりねんぶつ) 「念仏踊り」がお盆と結びついて発展 風流踊り(ふりゅうおどり) 弾…

施餓鬼(せがき)

「施餓鬼」(せがき)とは、 「お盆」の時期に、先祖供養とともに 行われることの多い仏教行事のひとつです。 「施餓鬼」(せがき)とは 水の子 施餓鬼の由来 施餓鬼の行われる時期 「施餓鬼」(せがき)とは 「施餓鬼」は、「施餓鬼会」 (せがきえ) の略称で…

お盆

「お盆」は、 旧暦7月15日を中心に行われてきた、 祖先の霊(祖霊)をお迎えして、もてなし、 お送りする行事です。 『日本書紀』によると、 古くは推古天皇14(606)年に 「この年より初めて寺毎に 4月の8日、7月の15日に設斎 (おがみ) す」とあり、 「盂蘭盆…

生身魂、生身玉、生御霊(いきみたま)

「お盆」は、 あの世から家族の元へ帰ってくる 御先祖の霊を迎える一方で、 今を生きている親達の御魂を寿ぐ行事 という一面もあり、 みんなで集える幸せに感謝する日でも ありました。 吉事盆 生身玉(魂) 生身魂(玉)への贈答品 刺鯖(さしさば) 荷の飯…

盆竈(ぼんがま)

「お盆」の集いは、 家族や親戚の間に限ったことではありません。 「盂蘭盆」(うらぼん) の7月14日または15日に、 子供達が屋外で竈 (かま) を築いて、煮炊きをし、 子供達だけで共同飲食する行事です。 盆に戻って来た精霊と食を共にするという 意味があっ…

「盂蘭盆会」(うらぼんえ)という言葉の由来②「ウルヴァン(死者の霊魂)」説

「盂蘭盆会」(うらぼん) という言葉については、紀元前5世紀頃に成立した「仏教」よりも 更にその起源が古い、古代イランの宗教の 「ゾロアスター教」に由来を持つ言葉 「ウルヴァン(死者の霊魂)」を起源とする 説もあります。 「お盆」が「盂蘭盆会」(う…

「盂蘭盆会」(うらぼんえ)という言葉の由来①「ウランバーナ(倒懸)」説

「お盆」とは、仏教における 「盂蘭盆会」(うらぼんえ) の略で、 サンスクリット語の「ウランバーナ」に 漢字を充てたものであるとするのが通説です。 ウランバーナ (ullambana) 倒懸(とうけん)とは? 盂蘭盆経 ウランバーナ (ullambana) 「盂蘭盆」の語は…

「盂蘭盆会」(うらぼんえ)という言葉の由来

「お盆」とは、仏教における 「盂蘭盆会」(うらぼんえ) または 「盂蘭盆」(うらぼん) が略されて、 「ボン」と言うようになったとするのが 通説です。 「盂蘭盆会」(うらぼんえ) という言葉の由来には、 サンスクリット語の「ウランバーナ」、 古代イランの…

「お盆には海に入っていけない」って本当?

「海で遊ぶのはお盆まで」とよく言いますが、 どうして、お盆に海に入ってはいけない でしょうか? お盆に海に入ってはいけない⁉ ダメな理由 クラゲ 台風 盆波(ぼんなみ) 離岸流 (りがんりゅう) 川遊びなら大丈夫⁉ お盆に海に行くと、霊にあの世に連れて行…

お盆の期間中に避けるべきこと一覧

「お盆」は、家に帰って来た御先祖様を祀り、 供養する行事です。 そのためお盆時期中に、 むやみな殺生やお祝い事することは、 相応しくなく避けるべきだと言い伝えられて きました。 お盆期間中に避けるべきと言われている いくつかの行動についてご紹介し…

迎え火

地方によって異なりますが、13日の夕方、 ご先祖様をお迎えするために 家の門口や玄関で「迎え火」を焚きます。 迎え火とは 「迎え火」をする意味 必要な道具と購入場所 麻がら・苧殻(おがら) 焙烙(ほうろく) 新聞紙など燃えやすいもの 「迎え火」の日に…

お盆の日程

お盆は、祖先の霊(祖霊)をお迎えして、 もてなし、お送りする行事です。 お盆のためにどのような準備をし、 どのように過ごしたらよいのでしょうか。 お盆の準備やお墓参りを計画されている方は、 早い段階からお盆の期間をチェックして おくことをおスス…

草市(くさいち)

「草市」(くさいち)とは、 かつて7月12日の夜から翌朝にかけて 開かれていた 「盂蘭盆」(うらぼん) の仏前に供える 「盆灯籠」「籬垣」(ませがき)「線香」、 盆棚用の「菰」(こも)「盆花」「ほおずき」、 祖霊の乗り物とされる「牛馬の飾り物」、 迎火・送…

盆飾り

「盆飾り」とは、お盆の時期に 御先祖様の霊をお迎えするために、 仏壇の前に特別な祭壇を準備し、 飾り付けを施したものを指します。 地域や宗派によって異なるため、 一般的なものと、 その意味と飾り方についてご紹介します。 盆提灯(ぼんちょうちん) …

精霊馬(しょうりょううま)

精霊馬(しょうれいうま) 胡瓜馬と茄子牛の意味 なぜ「胡瓜」と「茄子」を使う? 由来 「胡瓜馬」と「茄子牛」で一儲け河村瑞賢 「精霊馬」を飾る お供え期間 馬と牛の置き方は? 精霊棚に置く場合 門先や玄関先に置く場合 「精霊馬」は飾る地域と飾らない…

盆花(ぼんはな)

「お盆」には、 御先祖様の霊が戻って来ると言われるので、 ご先祖様をもてなすため、 「盆棚(精霊棚)」やお墓にお花を飾ります。 盆花(ぼんはな)とは 盆花迎え 迎え鐘 盆花の種類 桔梗 女郎花(おみなえし) 禊萩(みそはぎ) ユリ 千日紅(せんにちこ…

ほおずき(鬼灯、鬼燈、酸漿)

ほおずき 「ほおずき」という名前 名前の由来 ほおずきの古名「カガチ (輝血)」「ヌカズキ (奴加豆支)」 ほおずき・ほうずき・ほおづき? ほおずきを漢字「鬼灯」「鬼燈」「酸漿」 縁起物 無病息災 魔除け 金運アップ お盆の飾り 品種 観賞用 食用の品種 ほ…

七日盆(なぬかぼん)

「七日盆」(なぬかぼん)は、 7月15日のお盆に向けて、 お墓や仏壇の掃除(「磨き盆」)や、 盆提灯などの準備に入るの日のことです。 「お盆」を月遅れの8月15日に行う地域では、 「七日盆」(なぬかぼん)は8月7日になります。 七日盆(なぬかぼん) 水浴び…

六道参り(ろくどうまいり)

京都では、8月7日から10日までの間に、 京都市東山区の六道珍皇寺(ちんこうじ)に詣で、 盆の精霊(御魂)を迎えに行く 「六道参り」(ろくどうまいり) 、 別称「精霊迎え」という風習があります。 京都三大風葬地 化野(あだしの) 蓮台野(れんだいの) 鳥…

盆用意・盆支度

「お盆」が近づいてくると、 お墓や仏壇を掃除したり、仏具を清めたり、 お膳や盆提灯を取り出したりして、 お盆の準備を始めます。 盆用意・盆支度 盆用意を始める日 釜蓋朔日(かまぶたついたち) 七日盆(なぬかぼん) お盆の準備・家の外 墓掃除(はかそ…

真菰馬、七夕馬、迎馬、草刈馬

「七夕」は、毎年7月7日の夜に、 願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを 笹の葉に吊るして星に祈る習慣ですが、 日本には元々、 「棚機津女」(たなばたつめ) の伝説や、 農作物の豊作祈願や先祖を迎えるという 「祖霊信仰」による習慣があり、 今でも数多…