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天赦日(てんしゃび/てんしゃにち)

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「てんしゃび」または「てんしゃにち」
と読みます。
暦には「天しや」と書かれることもあります。
天が全ての罪を赦すという最上の吉日で、
「万(よろづ)よし」と記注されています。
 
 

天赦日とは

「天赦日」(てんしゃび/てんしゃにち)とは、
世の中の全ての神様が天に昇り、
天が万物の罪を許すため、
あらゆる障害が取り除かれ、
何をやっても上手く行く日だと
言われています。
 
「天赦日」は、以下の表のように、
「季節(二十四節気)」と「日干支」の
組み合わせによって決まります。
年に5、6回しかなく、
最大の吉日」と言われています。
 
更に、「天赦日」と「一粒万倍日」と重なる日は、
最強・最高の開運日と言われています。
 
令和6年1月1日は、「天赦日」に加えて
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甲子
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初子

十二直「建」

陽遁始め
 

天赦日が凶日と重なる場合

暦の上では最高の吉日とされる
「天赦日」ですが、
「凶日」が重なってしまったら、
やっぱり気になりますね。
 
「吉日」が「凶日」と重なった時、
「どちらかの力が勝る」または
「凶日の縁起の悪さを吉日が打ち消して
 プラスマイナスゼロにしてくれる」
という考え方がありますが、
たとえば「結婚」とか「入籍」などの
おめでたいイベントがある場合、
どうしても「凶日」がひっかかるなら
避けたほうが無難でしょう。
 
 

天赦日にすると良いといわれていること

特に「婚姻」には大吉とされています。
またこの日に始めたことは、
全て叶うと言われています。
ですから、何か新しいことを始める
きっかけの日として利用するのも
良さそうです。
 
今まで躊躇していたこと、
諦めてしまっていたこと、
遠慮していたこと、
結婚や投資、開業など、
物事を大きく発展させたいことを
スタートするのがおススメです!
 
お財布の購入や、使い始めもおススメです。
出来れば、いつも入ってたら嬉しいな!と
思う金額のお金を入れて、
1日リッチな気分で過ごしてみて下さい。
その金額に見合うような収入を得たり、
出世する効果が期待できますよ。
 
  • 結婚にまつわること
    (結婚、結納、入籍、慶事)
  • 仕事始め
  • 開店・開業
  • 銀行の口座開設
  • 財布を買う・使い始める
  • お金を出す(出資)
  • 引っ越し
  • 今まで躊躇していた事を始める

天赦日にやってはいけないことは?

「天赦日」は開業や転職には非常に良いですが
逆に、退職や閉店には不向きです。
新たなスタートするためにする
「退職」とか「閉店」という場合もあるとは
思いますが、どちらかと言えば
「最後・終わり」という意味の方が強いため、
やはり避けた方が無難ではないでしょうか。
 
また、いくら「天が全ての罪を赦す日」と
言っても、何をしてもよいということでは
ありません。
「犯罪」は勿論のこと、浮気、借金やギャンブルなど、自分の中で罪悪感を生み出す行動は、
後々歪みを残してしまいますから、慎みましょう。
 
もし「天赦日」に悪いことが起こったら、
新しいスタートのために「厄」が落ちたんだと
思って、気分転換しましょう。
 

令和6(2024)年の「天赦日」

    令和6年の天赦日
「立冬」~
「立春」の前日

1月1日 一粒万倍日
初子
+十二直「
陽遁始め
「立春」~
「立夏」の前日

3月15日 一粒万倍日
寅の日
+二十八宿「
「立夏」~
「立秋」の前日

5月30日 +友引
7月29日 大安
「立秋」~
「立冬」の前日

8月12日 十二直「
10月11日 大安
「立冬」~
「立春」の前日

12月26日 +十二直「
陽遁始め
 

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