年中行事
季節の推移に合わせて衣服を変えることを 「衣替え」(ころもがえ)と言います。 宮中で旧暦4月1日に行われていた 「更衣」(こうい)が一般に広まった習慣で、 現在でも制服を着用するところでは 5~6月に夏服への更替えが行われます。 「衣替え」の歴史 平…
旧暦の6月1日は、 「氷室の節句」「氷の節句」「氷の朔日」と 言われています。 氷室の節句 氷室開き 水無月 歯固め 氷室の節句 平安時代、宮中では毎年、毎年陰暦6月朔日に 「氷室」の氷を取り寄せ、天皇に献上した他、 群臣にも賜って、暑気を払いました。…
4月末から5月の上旬の 「ゴールデンウィーク」。 春の行楽シーズン真っ只中となるこの期間は、 夏休み(お盆休み)に次いで、 レジャー、ツアーの需要が高まる季節です。 毎年、何連休となるのか日数は異なりますが、 今年、令和8(2026)年は一体、どうでしょ…
「涅槃会」(ねはんえ)とは、 釈迦の入滅の日とされる旧暦2月15日に その遺徳親善のために営まれる法要のことで、 「花まつり」や「成道会」と並ぶ、 仏教の三大行事「三仏忌」(さんぶっき)の ひとつです。 現在は、新暦2月15日か、月遅れの3月15日に 行…
今年、令和8(2026)年も 春の暖かな日差しに誘われて桜の開花が進み、 各地からから桜満開の便りが届いています。 今週末には北陸や東北南部でも満開が 予測されています。 4月3日(金) は、西日本から北日本の広い範囲で 青空が広がり、日差しがたっぷり届い…
「お彼岸」と言うと、 仏事の色が強いイメージがありますが、 決して縁起の悪い期間ではありません。 平安時代の王朝時代の文学には いくつかの「彼岸」の文字が見出せますが、 「春分」を挟むこの時期は むしろ「よき日」という扱いでした。 『源氏物語』(…
3月16日と11月16日は 「十六団子の日」(じゅうろくだんごのひ) です。 十六団子の日とは 田の神様 神迎の儀式 田の神荒れ なぜ「16日」なのか? 東北や北陸に残る「十六団子」の行事 十六団子の日とは 「十六団子の日」(じゅうろくだんごのひ) は 古くから農…
奈良東大寺では、1200年前から、旧暦の二月 (現在は、毎年3月1日から14日にかけて)、 「修二会」(しゅにえ)が行われています。 「修二会」とは、各寺院で行われる法会で、 人々に代わって、仏に罪や穢れを懺悔し、 「天下泰平」「五穀豊穣」「万民快楽」…
祭事や農事の始まりと終わりの日である 「12月8日」と「2月8日」は ワンセットと考えられており、 新たに「事」を始めて、 「事」を納めたりする日だとされ、 この両日を合わせて 「事八日」(ことようか) と呼び、 昔から特別な日として、 様々な行事が行わ…
昔から日本人は道具にも命と魂が宿ると信じ、 その一つ一つを大切にしてきました。 「針供養」(はりくよう)は そんな心持ちによって生まれた行事で、 折れたり、錆びたり、曲がったりして 使えなくなった針に感謝し、 供養することで裁縫の上達を願います…
「お事汁」とは、 2月8日、12月8日の「事八日」(ことようか)に、 無病息災を祈って食べる、野菜たっぷりの 味噌汁のことです。 「事八日」の日は「物忌みの日」でもあり、 この日は、野良仕事や針仕事などを休んで、 派手な行いは慎んで静かに屋内で過ごし…
「正月」は、元々、年初めの月、 つまり一月の一か月間のことでした。 そんな「正月」の末日、 旧暦では新年最初の晦日(1月30日)、 新暦では1月31日を 「初晦日」「初三十日」(はつみそか)、 「晦日正月」(みそかしょうがつ)、 「晦日宵」「三十日宵」…
「二十日正月はつかしょうがつ 」とは、 正月にお迎えした「歳神様(年神様)」が お帰りになる日と考えられています。 二十日正月(はつかしょうがつ) 刃柄祝い(はつかいわい) 初顔祝(はつがおいわい) 正月の御馳走を食べ尽くす日 骨正月(ほねしょう…
お正月の間、歳神様(年神様)の居場所になる 「鏡餅」。 そのため、年神様がいらっしゃる 「松の内」の間は飾っておき、 「松の内」を過ぎたら下げて(松納め)、 雑煮、汁粉などにして食べ、 年神様をお送りします。 www.linderabell.com 「鏡開き」は、 …
正月の祝い納めとなる二十日を祝うことを 「二十日祝」(はつかいわい)と言います。 その昔は、全国的に 「二十日正月」を正月の祝い納めとし、 赤飯を炊いたり小豆の団子を食べる風習があり、 町屋の「恵比寿講」の日にも当たり、 正月最後の賑やかな祝日で…
「鏡開き」(かがみびらき) は、 本来は1月20日だったそうです。 かつて戦国時代や江戸時代の武家社会において、 正月に武士の魂とも言える 鎧・兜などの甲冑 (かっちゅう) の前に 具足餅(ぐそくもち)または武家餅(ぶけもち)を 供えました。 そして、1月20…
「二十日正月」(はつかしょうがつ) には、 お正月の飾り物などを 全て片付け終えるだけでなく、 正月の御馳走や餅などを食べ尽くす風習が あります。 近畿地方では、正月料理に用意して残った 「鰤」(ぶり) などの頭や骨(アラ)を 牛蒡や大根などの根菜と一…
毎年、年始年末の「年始年末休み」と お盆期間の「お盆休み」は、 多くの企業や学校が休暇を取ることが 一般的です。 昔も、「小正月」の1月15日と 「お盆」の7月15,16日(8月15,16日)は、 「藪入り」(関西では「六入り」)と言って、 全国的に休みの日で…
「小正月」(こしょうがつ)とは、 1月1日を中心とした 「大正月」(おおしょうがつ)に対し、 1月15日、もしくは14日から16日にかけて 行われる行事のことを言います。 またこの日は、年末の準備から、 元日・松の内と続いてきた「正月」を 締め括るための様…
「小正月」は「農の正月」とも言われ、 農耕に結び付いた様々な行事が古くから 行われてきました。 主に「豊作祈願」「吉凶占い」「悪霊払い」 の3つです。 豊作祈願 十四日年越し 削掛(けずりかけ) 道具の年取り 餅花・繭玉 皐月祝・田植踊・田遊 成木責(なり…
「小正月」に行われる豊年予祝行事を いくつか紹介します。 皐月祝(さつきいわい) 田植踊(たうえおどり) 田遊(たあそび) 土竜打ち(もぐらうち) 皐月祝(さつきいわい) 主に東北や日本海沿岸など雪の多い地方で、 「小正月」に、田植えの真似事をし…
「どんど焼き」とは 言い伝え 様々な呼び名 どんど焼き 左義長(さぎちょう) かまくら 注連貰ひ(しめもらい) 「どんど焼き」とは 1月15日の「小正月」に行われる 全国的の神社や仏閣の「火祭り」のことです。 「正月」と「お盆」の火祭りは、 荒々しい霊…
「鳥追い」(とりおい)は、小正月の頃、 田畑の害虫を追うまじないとして、 夜や明け方に子供達が 手に手に「鳥追い棒」という 棒や拍子木、太鼓などを打ち鳴らしながら、 鳥追い歌を歌い家々を回ったり、 田畑を回ったりした、豊作祈願の行事です。 秋の収…
「小正月」(1月14日の夜や15日)に、 門松の根元か門口に立て掛けておく割り木を 「鬼打木」(おにうちぎ)と言います。 胡桃(くるみ)、合歓木(ねむのき)、樫の木などを 長さ35cm程に切り、その一面を削って 「12月」と書くか「横線を12本」引きます。 元々…
1月11日は「鏡開き」です。 一年の健康と発展を祝って、 供えた鏡餅を割って食べる 新年の仕事・行事初めの儀式の一つです。 「鏡」は円満を、 「開く」は末広がりを意味します。 酒樽の蓋を開く神事も「鏡開き」と言います。 古くから、酒樽の上蓋は、 …
年末に閉じた蔵を 新年になって初めて開ける日のことです。 20日が三代将軍である徳川家光の 月命日になったことで、 「鏡開き」が1月20日から1月11日になると、 1月11日が旧暦で「大安」になることもあって、 「蔵開き」もそれに合わせて 「1月11日」に行わ…
松納(まつおさめ) 飾納(かざりおさめ) 鳥総松(とぶさまつ) 松納(まつおさめ) 「門松」など、 正月飾りにした松を取り払うことを 「松納」(まつおさめ) と言います。 「松倒し」「松おろし」「松引き」「松送り」 などとも言います。 「門松」と言え…
「門松」(かどまつ) を立てておく期間を 「松の内」(まつのうち) と言います。 この「門松」に「年神様」(としがみさま) が宿る 期間が「松の内」です。 「松七日まつなぬか」 とか 「注連の内しめのうち」 とも言います。 1月1日の「元日」に、 「門松」を目印…
江戸時代、幕府は「五節句」(ごせっく) を 公式の祝日と定めました。 www.linderabell.com そうなると、1月7日の「人日の節句」を 「五節句」の最初の重要な節日と考えて、 「七日正月」(なぬかしょうがつ) と呼ぶように なりました。 www.linderabell.com …
「寒の内(寒中)」とは、 二十四節気の寒さがますます厳しくなる 「小寒」の「寒の入り」から 春が始まる「立春」の「寒の明け」までの 「小寒」と「大寒」の期間のことです。 この間の約1ヶ月間が一年で最も寒い季節に なります。 令和8(2026)年の「寒の内…