うまずたゆまず

コツコツと

えんぶり

www.youtube.com 「えんぶり」は、例年2月17日から20日、 青森県八戸市周辺で行われている 豊作を祈る田植えの踊りの行事です。 「えんぶり」について えんぶりの起源 えんぶりの語源 えんぶりの歴史 えんぶりの特徴 「えんぶり」の行事日程 「えんぶり」に…

西大寺会陽(さいだいじえよう)

www.youtube.com 「会陽」(えよう)とは、 「修正会」(しゅしょうえ)という 正月に行われる法会の結願行事、 つまり終了時に行う行事です。 僅かの例外を除けば、 岡山・香川にしか見られないものです。 西大寺会陽(はだか祭り) 西大寺会陽太鼓 「西大…

春一番(はるいちばん)

春一番 「春一番」の影響 「春一番」の由来 「春一番」という言葉が定着する過程 2/15「春一番名付けの日」 気象庁による「春一番」の定義 春一番 「春一番」(はるいちばん)は、 「立春」を過ぎて最初に吹き荒れる 温かく強い南風のことを言います。 春の…

みちのく五大雪まつり

「みちのく五大雪まつり」とは、 北東北の冬を代表する 5つの雪まつりの総称です。 ❄「八戸えんぶり」 ❄「弘前城雪燈籠まつり」 ❄「いわて雪まつり」 ❄「なまはげ柴灯まつり」 ❄「かまくら(横手の雪まつり)」 八戸えんぶり青森県八戸市 青森県の八戸地方を代…

流氷(りゅうひょう)

北海道東部のオホーツク海沿岸では、 1月中旬から3月下旬頃、 北の方から押し寄せて来る 「流氷」を見ることが出来ます。 日本で唯一、北海道でしか体験出来ない 冬の風物詩です。 流氷(りゅうひょう) 冬の北海道風物詩「流氷」 「流氷」が見れる地域と「…

2月6日は「海苔の日」です

海苔は「運草」(うんぐさ)とも呼ばれ、 縁起物として扱われてきました。 かつては海苔の生産が不安定だったため 海苔が手に入るのは運が良いことだった からです。 そんな海苔の採取や乾燥は 冬から春にかけての仕事です。 「海苔の日」 寒海苔(かんのり…

節分(せつぶん)

「節分」とは雑節の一つで、 各季節の始まりの日の前日のことです。 節分とは 節分の歴史 節分祭 節分とは 季節の節目である 「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日 のことを言い、年に4回あります。 旧暦では、春から新しい年が始まったため、 「立春」の前日の「…

節分のならわし

福豆 福茶 恵方巻 柊鰯(ひいらぎいわし)/焼嗅(やいかがし) 福豆 節分にまかれ、邪気払いに効果があるとされる あの煎った大豆のことを「福豆」と言います。 元々、豆には「生命力と魔よけの呪力がある」と考えられており、これを煎ることで 「魔(ま)…

鬼のパンツ、色の違いなどについて

節分といえば「鬼」! ということで、「鬼」に注目をしてみました。 「鬼」について 節分で追い払われる鬼 鬼はなぜ「寅柄」のパンツを履いているのか? 鬼の色の違いと意味とは? 赤鬼 青鬼 黄鬼(白鬼) 緑鬼 黒鬼 「鬼」について 「鬼」とは、元々、 「隠…

鬼は柊(ひいらぎ)が苦手

豆を撒いて鬼やらいをした「節分」の夜、 柊の小枝の先に焼いた鰯の頭を刺した 「柊鰯」(ひいらぎいわし)を家の軒先に挿す風習が 奈良県内を中心とした西日本や 福島県を含む関東地方などに、 現在でも残っています。 日本では昔から、 季節の変わり目であ…

追儺(ついな)

節分の豆まきは、元々は、大晦日の夜に 宮中で行われた、疫鬼を追い払う 「追儺」(ついな)という儀式でした。 「なやらい」「鬼やらい」とも言いました。 古代Chinaから伝えられ、 日本では陰陽道の行事として伝えられ、 文武天皇の慶雲3(706)年に、 諸国…

正しい豆まきの作法

豆まきはChina発祥とされ、それが日本に伝わり 「節分」に豆まきが行われるようになったと 言われています。 昔、京都の鞍馬の山奥に住んでいた鬼神が 都を荒らそうとしました。 人々は鬼神を退治するために、 毘沙門天のお告げに従い、豆を炒って、 鬼の目…

「恵方巻き」のルール

「節分」の日には、その年の「恵方」を向いて (令和6年は「東北東」) 「恵方巻き」と呼ばれる太巻きを一本丸ごと 食べることが縁起が良いと言われます。 「恵方巻」の由来・ルーツ 「恵方巻」の由来・ルーツについては、 様々な説があります。 最も古いの…

節分そば(せつぶんそば)

2月3日は「節分」です。 節分の食べ物にはいろいろありますが、 「節分そば」もその一つです。 昔は日本全国で食べられていたそうですが、 現在は、長野県を中心とした信州地方、 島根県を中心とした出雲地方で 食べられています。 「節分そば」の由来 「節…

節分に食べると縁起の良い食べ物12選

節分に食べると縁起の良い10個の食べ物 節分の定番「恵方巻き」 歳の数だけ食べる「大豆」 鬼が苦手な「鰯」 厄を断ち切る「節分蕎麦」 世の中を回したい「麦飯」 「いも汁(とろろ汁)」 温まる「けんちん汁」 体の毒を出す「こんにゃく」 意外な食べ物「鯨…

「節分の日が動き出す」・・・そうです。

令和3(2021)年は、 「節分」は例年より1日早い「2月2日」、 「立春」が「2月3日」というのは、 124年振り(明治30(1897)年)であったため、 大変話題になりました。 具体的に言えば、 令和3年の「立春」の瞬間は 2月3日23時59分で、 あと1分で2月4日でした。…

寒灸(かんきゅう)

一年で一番寒いと言われる「大寒」の頃は、 風邪や体の冷えに気を付けたいこの頃ですね。 寒中にすえる灸を 「寒灸」(かんきゅう、かんやいと)と言います。 「寒灸」は、昔から、四季の中で 最も効能が多いと言われてきました。 「二十日灸」(はつかきゅう…

寒糊(かんのり)

掛軸の裏打や文化財の修復に使用される 特殊で貴重な「でんぷん糊」である 「古糊」(ふるのり)は、 「寒の内(寒中)」に作るため、 「寒糊」(かんのり)とも呼ばれます。 www.linderabell.com 「でんぷん糊」は、穀物や芋類などの 植物から採れるでんぷん…

寒の水(かんのみず)

「寒の水」(かんのみず)とは、 1月5日前後の「小寒」から 「立春」の前日「節分」までの 「寒の内(寒中)」の期間の水のことを言います。 一年間で最も寒さが厳しい 「寒の内」の水は痺れるほどに冷たく、 どこまでも透徹しています。 「寒九の水」(かんく…

寒晒し(かんざらし)

「寒中」に、食品や布といった物を 「寒風」や「寒の水」に晒して置くことを 「寒晒(寒曝)」(かんざらし)とか 「寒風干し」(かんぷうぼし)と言います。 www.linderabell.com 寒さの厳しい時期の「寒の水」は、 質が最も良く柔らかな味で、雑菌が少なく…

冬期に是非やっておきたい「寒晒し」

寒晒し(寒起こし・冬耕起) 寒肥(かんごえ、かんぴ) 寒晒し(寒起こし・冬耕起) 寒中に是非やっておきたいのは、 畑に霜が降りる厳寒期に土を掘り起こし、 その時に出来た土の塊を寒気に当てる作業です。 「寒晒し」「寒起こし」「冬耕起」と言います。 長…

七十二候「鶏始乳」

七十二候もとうとう最後、「鶏始乳」です。 「にわとりはじめてとやにつく」 と読みます。 春の気配を感じた鶏が 卵を産み始める頃となりました。 「乳」は「とやにつく」と読み、 ニワトリが産卵のために鳥屋に籠る という意味です。 「鳥屋に就く」(とやに…

寒晒粉(かんざらしこ)

「大福餅」や「白玉団子」など、 もちもちとしたお菓子を作るのに 使われる「白玉粉」は、 「寒中」に沈殿作業を繰り返して乾燥させるため、 別名「寒晒し」または「寒晒粉」(かんざらしこ) と 言います。 「寒晒粉」の原料は「糯米」(もちごめ)です。 糯米を…

薬喰(くすりぐい)

昔、仏教の教えにより殺生を戒め 肉食を禁忌にしていた時代に、 「寒」の時期に、体力をつけるために、 薬と称して滋養になる 鹿、猪、兎の肉を食べることを 「薬喰」(くすりぐい)とか「寒喰」(かんぐい)と 言いました。 『滑稽雑談』には 「肉類をおほ…

寒が付く魚「寒魚」

一年で最も寒い「寒」のシーズンの時期に 旬を迎える魚介のことを「寒魚」と呼びます。 春に産卵期を迎える「寒魚」は、 産卵に必要な栄養を蓄えているので 脂が乗っていて、とても美味しいです! 寒鰤(かんぶり) 寒鯛(かんだい) 寒鱈(かんだら) 寒鰆…

立春前、一月最終の丑の日「寒の土用丑の日」

天然物の「鰻」の旬 「夏の土用丑の日」には、「鰻」(うなぎ)が 夏バテ・食欲減退防止のスタミナ料理として 一般的に食されています。 www.linderabell.com しかし実は天然物の「鰻」の本当の旬は、 「夏」ではなく「冬」なのです。 天然うなぎは、水温が…

寒紅(かんべに)

「寒紅」(かんべに)とは、 「寒中」に作られた口紅のことです。 「寒中」に作った「紅」は、 品質が良いばかりでなく薬効も高く、 更に色が特に鮮明で美しいとされ、 猪口などに塗り付けた「小町紅」は 「寒」の時期によく売れました。 中でも「寒中の丑の…

七十二候「水沢腹堅」

「きわみずこおりつめる」 と読みます。 大気の冷えがまさに底となるこの時期、 池や沼の水面の氷は、溶けたり凍ったりを 繰り返しながら厚みを増していきます。 その年の最低気温が観測されるのも、 この頃が一番多く、 氷点下に達する地域も多く見られます。…

寒気(かんき)

冬になると天気予報やニュースに 頻繁に出てくるのが、「寒波」(かんぱ)や 「寒気」(かんき)という言葉です。 寒気(かんき) 寒波(かんぱ) 寒冷(かんれい) 寒きびし(かんきびし) 寒苦(かんく) 寒威(かんい) しばれ 寒気(かんき) 周りの空気…

冬将軍(ふゆしょうぐん)

二十四節気「大寒」を迎え、 天気予報では「冬将軍」という言葉が 聞かれるようになりました。 冬将軍とは? シベリア気団 なぜ「冬将軍」と呼ばれるようになったのか? ナポレオンを襲った「冬将軍」 冬将軍とは? 「冬将軍」とは、「シベリア気団」、 もし…