うまずたゆまず

コツコツと

二十四節気「大雪」

二十四節気はいよいよ「大雪」(たいせつ)に突入。 本格的に冬が到来する頃となりました。 「冬将軍」と呼ばれるシベリア寒気団も到来し、 気圧配置は完全な冬型になります。 江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には次の様に記されています…

七十二侯「閉塞成冬」

「そらさむくふゆとなる」と読みます。 七十二候が大雪の初候に変わり、 天の気が塞がり、冬の空・空気となるという意味で、 本格的な冬が訪れる頃となりました。 この時期に入ると、 天気予報で「冬日」や「真冬日」という言葉が 聞かれるようになります。 …

七十二候「橘始黄」

「たちばなはじめてきばむ」と読みます。 橘の実が黄色く色づく頃です。 「橘」とは、日本に自生する 日本固有の柑橘類「ヤマトタチバナ」のことですが、 古くは柑橘類を総称して「橘」と言っていました。 「橘」は、冬でも青々とした常緑の葉を繁らせ、 黄…

暦・歳時記-年末の行事

酉の市 熊手 11月酉の日 お歳暮 12月初旬 〜12/25頃 納め(終い)の縁日 納めの水天宮 納め薬師 納め金毘羅 納めの観音 納めの大師(終い弘法) 納め地蔵 納め愛宕・終い愛宕 納め天神・終い天神 納め不動・終い不動 12月5日 12月8日 12月10日 12月18日 12月…

七十二候「朔風払葉」

「きたかぜこのはをはらう」と読みます。 冷たい北風が、木の葉を散らす頃となりました。 「朔風」とは、「北風」のことです。 「朔」という字は、 「はじめ」とか「元へ帰る」という意味で使われています。 十二支を方角に当てると、 「子」(ね) の方角は「…

二十四節気「小雪」

雨が雪に変わり始める頃です。 冬とは言え、まだ雪はさほど多くないという意味で、 冬の入口に当たります。 江戸時代に書かれた『暦便覧』(こよみびんらん)には、 「冷ゆるがこ故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」 とあります。 「日が短くなり、空気が冷…

七十二候「虹蔵不見」

「にじかくれてみえず」と読みます。 「虹蔵不見」は、 冬の日差しが弱まって、虹が見られなくなる頃という意味です。 「虹蔵不見」の「蔵」には、 「物をしまっておく建物」という意味が転じて、 「隠して表に現わさない」、「潜む」という意味があります。…

七十二候「金盞香」

「きんせんかさく」と読みます。 水仙の花が咲き、芳しい香りを放つ頃となりました ここでいう「きんせんか」とは、 春に咲くキク科の「金盞花」ではなく、 ヒガンバナ科の「水仙」のことを指しています。 「金盞」(きんせん)とは、黄金の杯 (さかずき) のこ…

七十二候「地始凍」

「ちはじめてこおる」と読みます。 日ごとに寒さが増し、季節は本格的な冬を迎えます。 冬の冷気の中で、大地が凍り始める頃です。 朝には霜が降りたり、水たまりに氷が張ったり、 場所によっては「霜柱」が見られるようになります。 「霜」と「霜柱」は ど…

二十四節気「立冬」

立冬とは、冬に分類されている6つの節・中のうち、 最初に巡って来るもの、まさに「冬の始まり」です。 江戸時代に発行された 『暦便覧』(こよみびんらん)によると 「冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也」。 冬の気配(気立ち)を感じ、いよいよ寒くなっ…

七十二候「山茶始開」

「つばきはじめてひらく」と読みます。 読みは 「つばき」ですが、 実際は、「山茶花」(さざんか)。 「山茶花が咲き始める頃」です。 昔から「山茶花」と「椿」はよく混同されてきたので、 「山茶始開」と書いて、 「つばきはじめてひらく」と読まれました…

春一番

「春一番」は、 冬から春へ季節が変わる時に初めて吹く、 立春を過ぎて最初に吹く、温かく強い南風のことを言います。 春の訪れるを告げてくれる風物詩です。 気象庁では「春一番」の定義を、 「立春」(2/4頃)から「春分」(3/21頃)までの間に、 日本海で…

節分

「節分」とは雑節の一つで、 各季節の始まりの日の前日のことです。 節分とは 節分の歴史 節分祭 関連記事 節分とは 季節の節目である 「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを言い、 年に4回あります。 旧暦では、春から新しい年が始まったため、 「立春」…

正しい豆まきの作法

豆まきはChina発祥とされ、 それが日本に伝わり、 節分に豆まきを行うようになったとされています。 昔、京都の鞍馬に鬼が出た時、 毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、 鬼を退治できたという話が残っており、 「魔の目(魔目=まめ)…

鬼の色の違いと意味とは?

今週のお題「鬼」 節分といえば鬼。 その鬼に色の違う5種類の鬼がいることはご存知でしたか? 鬼の色の意味は、仏教に由来します。 「五色の鬼」は仏教における「煩悩」、 すなわち「心穏やかに過ごすには、 心に蓋をしている5つの煩悩を外しなさい」という…

寒卵

「寒卵」は、 寒中(寒の入りから立春までに)鶏が生んだ卵のことです。 ”完全栄養食品”と言われる卵ですが、 「寒卵」は特に滋養豊かだとされているため、 昔から珍重されてきました。 そればかりでなく、風水では 食べると「強運」と「金運」が上がると言…

七十二候「鶏始乳」

「にわとりはじめてとやにつく」と読みます。 「乳」と書いて、「とやにつく」と読みます。 「乳す」は「鳥が卵を産む」という意味です。 つまり「鶏始乳」とは、 春の気を感じたニワトリが、鳥屋に入って卵を産む時候を言います。 今は季節を問わず店頭に並…

寒の水(かんのみず)

1月5日前後の「小寒」から「立春」の前日「節分」までの 「寒」の期間の水のことを言います。 一年で最も寒いこの時期に汲む水は、 霊力があるとされてきました。 一年で最も寒いこの時期の水は 雑菌が少ないことで知られており、 腐りにくく、いつまでも軟…

寒仕込み(かんじこみ)

「寒仕込み」は、「寒造り」とも呼び、 醤油や味噌、日本酒を 冬場の「寒」と呼ばれる時期に仕込むことを言います。 なぜ、冬場に仕込むのでしょうか? まずは、原料である米が秋に収穫されることと関係しています。 そして、寒い時期だと雑菌が繁殖しにくい…

七十二候「水沢腹堅」

「きわみずこおりつめる」と読みます。 大気の冷えがまさに底となるこの時期、 池や沼の水面の氷は、 溶けたり凍ったりを繰り返しながら厚みを増していきます。 その年の最低気温が観測されるのも、この頃が一番多く、 氷点下に達する地域も多く見られます。…

二十四節気「大寒」

「大寒」は、二十四節気の第24節目で一年の最後の節気です。 江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)によると、 「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」 。 寒さが最も厳しくなる頃という意味です。 冬の季節の最後の節気で、 寒さが更に…

寒変わり

「小寒」から「大寒」に変わることを「寒変わり」と言います。 「冬至」から「小寒」になった時は、 「いよいよ寒の入りだ」と心を引き締めるものですが、 「大寒」になる時にはそれほど意識しないように感じます。 とはいえ、 まだ正月気分が残っていて晴れ…

冬の土用

「冬の土用」は「立春」の直前の約18日間で、 令和4(2022)年の「冬の土用」は1月17日~2月3日に当たります。 土用の期間は、 土を司る「土公神」(どくしん・どくじん)という 土を司る神様が支配する時期とされ、 土を動かしてはいけないとされてきました。…

七十二候「欸冬華」

「ふきのはなさく」 と読みます。 「欸冬華」とは? 蕗の薹(ふきのとう) 蕗の薹の言い伝え 春を告げる爽やかな苦味 ふき味噌 「欸冬華」とは? ふきの花・ふきのとうが地中から顔を出し始める頃。 陽が徐々に増すことで 地中でも 水の流れや生命活動などが…

寒しじみ

しじみは一年中出回っていますが、旬は1~2月と8月です。 夏に獲れるものを「土用しじみ」と言います。 産卵を控え、旨味がぎゅっと詰まった一級品! 別名「腹ぐすり」とも呼ばれ、 江戸時代には、「土用の丑の日」は「うなぎ」ではなく 「土用しじみ」を…

七十二候「雉始鳴」

「きじはじめてなく」と読みます。 雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃となりました。 雉のメスは全体的に茶褐色をしていますが、 オスは濃い緑色の体で、長く美麗な羽を持っています。 そして早春の繁殖期になると、ハート型の赤い顔になり、 「ケーン、ケ…

七十二候「水泉動」

「しみずあたたかをふくむ」 と読みます。 地中で凍っていた泉の氷が溶け始め、 水が少しずつ動き出す頃です。 寒さの厳しい「小寒」で、 空気は冷たく、地上のあらゆるものが凍りつき寒々しいけど、 目に見えない大地の下では 陽気が生じ、春に向けて少しず…

寒四郎(かんしろう)

「寒の入り」から4日目のことで、 寒さが最も厳しい時期に注意を促すためか、 麦づくりの厄日とされます。 この日の天候でその年の収穫を占う習わしがあり、 「彼岸太郎に八専次郎、土用三郎、寒四郎」 (ひがんたろう はっせんじろう どようさぶろう かん…

春の七草

よく知られた昔の和歌に 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草」という歌があります。 「人日の節句」(1月7日)の朝には、 7種の野菜が入った「七草粥」を食べると邪気を払い万病を除くと、 古くから言い伝えられてきた…

若菜摘み

日本には古来より、 年の初めに雪の間から芽を出した若菜を摘み、 自然界から新しい生命力をいただく 「若菜摘み」という風習がありました。 明日よりは 春菜採まむと 標めしのに 昨日も今日も 雪はふりつつ 山部赤人 「若菜摘み」の様子は「古今和歌集」に…