うまずたゆまず

コツコツと

氷瀑・氷柱・氷濤・氷紋が見れるスポットとおまつり

 
 

流氷まつり

【北海道】
♦ 令和7(2025)年2月8日(土)、9日(日)
 
♦ 令和7(2025)年2月8日(土)~11日(火・祝)

www.linderabell.com

 

氷瀑・氷柱のお祭り

「氷瀑」icefall
「氷瀑」(ひょうばく) は、
英語では「icefall (アイスフォール) 」と言って、
滝から落ちる水が氷結して創られる
自然芸術です。
気温が氷点下になる地域でよく見られます。
家の軒先に出来る
「氷柱」(つらら) と似た現象ですが、
「氷柱」が比較的小さな氷結なのに対して、
「氷瀑」は滝が丸ごと凍って出来るため、
「氷柱」よりも迫力があります。
 
北海道・層雲峡温泉
銀河・流星の滝
層雲峡(そううんきょう)
北海道上川町の大雪山北麓にある
石狩川上流の峡谷で、約24㎞に渡り
断崖絶壁が続いています。
この崖にはいくつかの滝がありますが、
中でも最も美しいが2つあり、
一つは、120mの高さから
白糸のような穏やかに流れる
「女滝」と呼ばれる「銀河の滝」で、
もう一つは、高さ90mの力強い流れから
「男滝」と呼ばれる「流星の滝」です。
別名「夫婦滝」とも呼ばれます。
 
冬の寒さが厳しい「層雲峡」では、
例年12月頃になると銀河の滝が氷結し、
ダイナミックな「氷瀑」が見られるように
なります。
 ♦ 2025年1月25日(土)〜3月9日 (日)
 
北海道・支笏湖
「氷濤」(ひょうとう) とは、
湖の波しぶきで作った氷柱のことです。
 
北海道千歳市にある「支笏湖」は
国内有数の透明度を誇ります。
その「支笏湖」の水を
スプリンクラーで吹き付け凍らせて作った
大小様々な「氷濤」のオブジェの祭典
毎年1月末から開催されています。
 ♦ 2025年2月1日(土)~ 2月24日(月・祝)
(ライトアップは16:30~20:00)
 
昼は「支笏湖ブルー」と呼ばれる
ナチュラルブルーに輝き、
夜は色とりどりのライトに照らされて、
幻想的な世界を演出します。
 
青森県・十和田市
「奥入瀬渓流」
青森県・十和田湖から流れる
十和田八幡平国立公園内にあり、
特別保護地区に指定されている
「奥入瀬渓流」(おいらせけいりゅう) では、
冬の時期は大迫力の「氷瀑」や「氷柱」が
見られます。
奥入瀬渓流の氷瀑や氷柱を鑑賞する
バスツアー「奥入瀬渓流氷瀑ツアー」が
例年開催されています。

frozen-oirase.com

 
山形県・酒田市「玉簾の滝」
幅5m・落差63mに渡り、
絶壁から豪快に流れ落ちる
玉簾の滝(たますだれのたき) は、
約1200年前に弘法大師が神のお告げにより
発見・命名したと伝わる
パワースポットとしても知られる名所です。
「玉簾の滝」は、例年では一月中旬より凍り、
氷瀑を見ることも出来ます。
 
注意
現地は積雪が多く、土・日・祝は除雪されますが、
平日は行われないのでご注意下さい。
また、参道から滝までは除雪されませんので、
各自で「かんじき」や「スノーシュー」を
ご用意下さい。
厳しいので、無理はしないほうが・・・。

www.tohokukanko.jp

 
山形県山形市蔵王温泉
蔵王樹氷まつり
毎年、樹氷の見頃に合わせて
蔵王樹氷まつり」が開催されています。
ライトアップは、ナイトクルーザー号に
乗車すれば、間近で体験することも出来ます。
 ♦2024年12月27日(金)-2025年2月24日(月)
(樹氷ライトアップ)
 
茨城県・大子町
「袋田の滝」(ふくろだのたき)
日本三名瀑の1つで、
その昔、西行法師がこの地を訪れた際、
「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ
 真の風趣は味わえない」と絶賛したと伝わる
袋田の滝(ふくろだのたき) では
厳しい寒さが続くと、高さ120m、幅73mの
巨大な滝全体が真っ白に凍結した
「氷瀑」(ひょうばく) を見ることが出来ます。
凍結は日が昇るにつれて溶けてしまうため、
「氷瀑」を見るなら気温の低い朝方が
おススメだそうです。
なお、凍結状況を随時HPで紹介しているので、
出掛ける際は参考にしてみて下さい。
 
栃木県・奥日光
「華厳滝」(けごんのたき)
約97mの高さから豪快に水を落とす
日本三名瀑の1つ「華厳滝(けごんのたき) は、
エレベーターで約100m下の観瀑台へ行き、
絶好の位置から「氷瀑」を眺めることが
出来ます。
「華厳の滝」自体は凍結せず落水しますが、
「華厳の滝」の周りにある「十二滝」は
例年1月下旬~2月上旬にかけて凍結するので、
「氷瀑」の雰囲気を味わうことが出来ます。
 
栃木県・日光
雲竜渓谷」(うんりゅうけいこく)
日光連山の中でも代表的な渓谷
「雲竜渓谷」(うんりゅうけいこく) は、
厳冬期には「氷の神殿」 「氷の回廊」と呼ばれる
幅100mの氷壁や高さ10m以上の氷柱群などの
絶景を見ることが出来ます。
渓谷の上流にある幾筋もの滝が氷結し、
様々な形の「氷瀑」も出来、
そこでアイスクライミングを楽しむ人を
見ることが出来ます。
 
注意
雲龍渓谷に行くには登山の装備(登山靴、
12アイゼン、ヘルメットなど)が必要です。
また「氷瀑」まで約3時間程歩くため、
初心者はガイドが帯同する体験ツアーに
参加しましょう。

www.jalan.net

 
埼玉・秩父路三大氷柱
「三十槌の氷柱」
奥秩父の冬の名所
三十槌の氷柱(みそつちのつらら) は、
人の手を加えず、岩清水が凍って出来た
天然の氷柱を楽しめます。
寒さが厳しくなっていくこれから、
徐々にその姿を現していきます。
同地域には「中津川出合の氷壁」もあり、
高さ50m以上の天然氷壁が見られます。
 ♦ 2025年1月10日(金)~2月24日(月・祝)
 ♦ ライトアップ(1/11~2/24)
 【平  日】17:00~19:00
 【土・休日】17:00~20:00
 
埼玉・秩父路三大氷柱
「尾ノ内氷柱」(おのうちつらら)
小鹿野町河原沢の「尾ノ内氷柱」 (おのうちつらら)
秩父百名山のひとつ両神山を源流とした
「尾ノ内沢」から500mもパイプを引いて
人工的に作った氷柱です。
その規模は周囲約250m、高さ60mにも及び、
今や小鹿野を代表する冬の観光スポットとなりました。
 
埼玉・秩父路三大氷柱
「あしがくぼの氷柱」
横瀬町芦ヶ久保の幅200m、高さ30mに及ぶ
「あしがくぼの氷柱」は、
平成26(2014)年から横瀬町の観光スポットに
新たに加わり、連日賑わっています。
夜間には、ライトアップをして、
昼間とは違う幻想的な空間に包まれます。
 ♦ 2025年1月9日(木)-2月24日(月・祝)
 
東京都・檜原村
「払沢の滝」(ほっさわのたき)
日本の滝百選」に選ばれている
名瀑「払沢の滝(ほっさわのたき)
東京都心からは車で約1時間30分で行ける
「氷瀑」を楽しめる希少なスポットです。
例年12~2月には「払沢の滝冬まつり」が
行われています。
  ♦ 2025年12月〜3月
 
山梨県・山中湖村
西湖(さいこ)
富士山の北に位置する富士五湖のひとつ
西湖」では、青木ケ原樹海に囲まれた
高さ約10mにもなる大自然が育んだ芸術
「樹氷」のオブジェが展示されます。
夜にはライトアップされ、
より幻想的な景色を楽しむことが出来ます。
 
 ♦ 2025年1月21日~2月10日
 (ライトアップ日没~19:00)
 
長野県・松本市
「善五郎の滝」(ぜんごろうのたき)
長野県・乗鞍高原にある
落差22m・幅8m程の水量豊かな滝
善五郎の滝(ぜんごろうのたき)
「氷瀑」の光景はまさに圧巻です。
また「氷瀑」のシーズン真っ只中であれば、
「氷瀑」の真下まで行くことが可能となるので、
迫力ある「氷瀑」を堪能することが出来ます。
 
駐車場から滝見台までは雪道なので、
冬用の装備や雪道も歩ける
スノートレッキングシューズがあると
安心です。
なおスノートレッキングシューズは、
乗鞍高原観光案内所でもレンタル出来ます。
 
岐阜県・高山市
「平湯大滝」(ひらゆおおたき)
(岐阜県 高山市)
「飛騨三大瀑布」及び「日本の滝百選」にも
選ばれている高さ64m、幅6mの「平湯大滝」。
その豪快な滝の流れは、厳冬の訪れとともに
巨大な「氷瀑」へと姿を変えていきます。
また夜間には青や緑の光でライトアップされ、
昼間とは違った幻想的な景色を見ることが
出来ます。
 ♦ 2025年2月15日 (土)~25日 (火)
(ライトアップ 19:00~21:00)
 
愛知県・豊田市
湧水広場の氷瀑
なんと、地主である松井さん一家が、
私有地を利用して作り上げた「氷瀑」です。
気温が下がる12月頃から櫓 (やぐら) を組んで、
霧状に水をかけて創作するそうです。
1月上旬から2月下旬にはライトアップも
行うそうです。
 
奈良県・御杖村
三峰山(みうねやま)
「日本三百名山」の1つ
「三峰山」(みうねやま)では山頂付近では、
1月から3月にかけての厳冬期に、
空気中の水分が木々の枝に付着して凍り付く
氷の華「霧氷」(むひょう) を見ることが
出来ます。
毎年1月から2月には
麓にある「みつえ青少年旅行村」で
霧氷まつり」が開催されます。
 ♦ 2025年1月18日(土)~2月16日(日)
 
兵庫県・三木市
「黒滝」(くろたき)
「三木のナイアガラ」とも呼ばれる
黒滝(くろたき) は、
高さ約4m、幅約30mの滝が簾状に落ちる
美しい姿が有名な「氷瀑」スポットです。
但し、毎年必ず氷結する訳ではないので、
確認してから訪れましょう。
 
岡山県鏡野町
恩原高原(おんばらこうげん)
鳥取県境に近い鏡野町の恩原湖では
氷が張った湖面に
渦巻き状の模様が浮かび上がる
珍しい自然現象「氷紋」を見ることが
出来ます。
 ♦ 開催期間:2025年2月1日(土)
 
熊本県・阿蘇市
「古閑の滝」(こがのたき)
落差約80mの「男滝」と、
約100mの「女滝」の2つに分かれる夫婦滝の
「古閑の滝」(こがのたき) は、
例年1~2月頃に阿蘇谷から吹く冷風により、
水しぶきまでもが凍って、
まるで氷の羽のような形の迫力ある
「氷瀑」が出来上がり、
冬の阿蘇の観光名所となっています。
更に照明によるライトアップにより、
幻想的で美しい景色が現れます。
また春先には氷が割れて落ちる音が響き渡って
「阿蘇に春を告げる音」としても知られて
います。