うまずたゆまず

コツコツと

田の土用干し

一週間程、田の水を抜いて、
稲がしっかり根を張るようにする
「田の土用干し」もあります。
 
 

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強い稲を育てるために、田んぼの水を抜いて、
ヒビが入るまで乾かすことで
「土用干し」(「中干し」)と言います。
稲の成長を調節するために必要な作業です。
 
田が乾いてしまうと、稲は地中の水分を求めてより深く根を張るようになります。
また土中にある硫化水素やメタンガスといった
有害ガスを抜くことが出来ます。
土が固くなることで、刈り取りなどの作業性を高めることも出来ます。
そして田を干した後に水を入れて
土中に酸素を補給することにより、
根腐れを防いで、根の活力を高めることも
出来ます。