稲が大きくなってから、強い稲を育てるために
田んぼの水を抜いて、
ヒビが入るまで乾かすことを
「土用干し」(「中干し」)と言います。
稲の成長を調節するために必要な作業です。
田が乾くと、稲は地中の水分を求めて
より深く根を張るようになります。
また土中にある硫化水素やメタンガスといった
有害ガスを抜くことが出来ます。
土が固くなることで、
刈り取りなどの作業性を高めることも
出来ます。
そして田を干した後に水を入れて
土中に酸素を補給することにより、
根腐れを防いで、
根の活力を高めることも出来ます。