うまずたゆまず

コツコツと

七十二候「雀始巣」

「すずめはじめてすくう」 と読みます。 田畑や人家のすぐそばに棲息する 「雀」は日本人にとって最も身近な存在で、 古くは『古事記』や『日本書紀』に登場し、 その頃から今と変わらず、 「雀」と漢字で書かれています。 「舌切り雀」などの昔話や、童謡、俳…

お彼岸(おひがん)

暑さ寒さも彼岸まで・・・。 「春分の日」と「秋分の日」は 昼夜の長さがほぼ等しく、 気候の変わり目でもあり、 この頃になると、 冬の寒さも夏の暑さも薄れて、 過ごしやすい気候になっています。 お彼岸とは お彼岸の意味 インドやChinaに「お彼岸」はな…

お彼岸のお墓参り

お彼岸と言えば、やはり「お墓参り」ですね。 ただ、中日の「春分の日」「秋分の日」には 「お墓参り」をする方が多いため、 霊園が混雑していることから、 慌てて「お墓参り」を済ませてしまうという こともあったのではないでしょうか? お彼岸の「お墓参…

「お盆」と「お彼岸」の違い

お墓参りに行く期間として認識されている 「お盆」と「お彼岸」ですが、 どのような違いがあるのでしょうか? 「お盆」とは、「お彼岸」とは お盆 お彼岸 「お盆」と「お彼岸」の違いとは? 由来・歴史の違い お盆の由来・歴史 お彼岸の由来・歴史 期間の違…

日迎え・日送り(ひむかえ・ひおくり)

お彼岸の中日(春分の日・秋分の日)、 もしくはお彼岸の期間内の一日を選んで、 女性や子供がこぞって東に向かって歩き、 東の方にある寺を巡拝することを 「日迎」(ひむかえ)と言います。 午前中は「日迎」(ひむかえ)と言い、 午後からは「日送」(ひ…

施餓鬼(せがき)

「施餓鬼」(せがき)とは、 「お盆」の時期に、先祖供養とともに 行われることの多い仏教行事のひとつです。 「施餓鬼」(せがき)とは 水の子 施餓鬼の由来 施餓鬼の行われる時期 「施餓鬼」(せがき)とは 「施餓鬼」は、「施餓鬼会」(せがきえ)の略称で、 …

日めくり「3月20日」

令和6(2024)年3月 [水曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「春分の日」 月次 二十四節気 七十二候 春分 雀始巣 行事・撰日など 小犯土[3/15~21] 干支 癸未(みずのとひつじ)[水]+[土] 九星 八白土星(はっぱくどせい) 旧暦 2月11日 六曜 赤…

日めくり「3月19日」

令和6(2024)年3月 [火曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「お盆」と「お彼岸」の違い 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 菜虫化蝶 行事・撰日など 不成就日 小犯土[3/15~21] 干支 壬午(みずのえうま)[水]+[火] 九星 七赤金星(しちせききんせい) …

日めくり「3月18日」

令和6(2024)年3月 [月曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「春の彼岸入り」 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 菜虫化蝶 行事・撰日など 小犯土[3/15~21] 干支 辛巳(かのとみ)[金]+[火] 「巳の日」 芸術や財運を司る「弁財天」という神様に縁のある…

彼岸会(ひがんえ)

彼岸会(ひがんえ) 「彼岸会」(ひがんえ)とは、 春分と秋分の日を中日として、 前後の3日ずつ計7日の間に 各宗派の仏教寺院で行われる 仏事供養のことを言います。 この行事は日本だけに見られるものです。 3月の仏事として「春の彼岸会」、 9月には「秋…

お彼岸日程

「お彼岸」は、春と秋、 年に2度ある年中行事です。 「春分の日」と「秋分の日」を中心に 前後3日間、計7日間が 「お彼岸の期間」となります。 お彼岸の期間 法律上の定義 令和6(2024)年「お彼岸」の日程 春の彼岸 秋の彼岸 お彼岸の期間 春の彼岸は「春分…

かわひらこ

かわひらこ 初蝶(はつちょう) 胡蝶の夢(こちょうのゆめ) かわひらこ 現在、普通に使われている蝿(はえ)、蜂(はち)、 蝉(せみ)、飛蝗(ばった)、蜻蛉(とんぼ)など 多くの虫の名称は全て日本古来の大和言葉です。 ところが「蝶」(ちょう)の呼び名は、 後に…

月齢7日前後の月「上弦の月」

満ち欠けする月には、その時々の見え方、 形によって様々な名前がつけられています。 「三日月」「上弦の月」「満月」 「十六夜」「下弦の月」 ・・・・など美しい名前が並びます。 www.linderabell.com 同じ半月でも、「新月」から数えて 「上弦の月」は「…

日めくり「3月17日」

令和6(2024)年3月 [日曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「かわひらこ」 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 菜虫化蝶 行事・撰日など 小犯土[3/15~21] 干支 庚辰(かのえたつ)[金]+[土] 九星 五黄土星(ごおうどせい) 旧暦 2月8日 六曜 先負(…

春の社日・秋の社日

「社日」(しゃにち)は「雑節」の一つで、 「産土神様」(うぶすながみさま)を祀る日です。 社日(しゃにち)とは 「社日」の日にち 社日詣 治聾酒(じろうしゅ) 「社日」の禁忌 各地で行われる社日のお祭り お地神さん(徳島県) お社日様(長野県小県郡…

十六団子の日

3月16日と11月16日は 「十六団子の日」です。 十六団子の日とは 田の神様 十六団子 なぜ「16日」なのか? 十六団子の日とは この日は杵と臼を使って餅つきをし、 餅をつく音で農耕の神様に 山と田を行き来する日であることを 知らせていた日です。 そして出…

日めくり「3月16日」

令和6(2024)年3月 [土曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 春の社日(春社) 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 菜虫化蝶 行事・撰日など 十六団子の日(じゅうろくだんごのひ) 小犯土[3/15~21] 干支 己卯(つちのとう)[土]+[木] 九星 四緑木星…

凶会日(くえにち)

陰と陽の気の調和が上手くいかない日、 悪魂が集会する日とも言われ、 何事をするにも凶とされています。 この日に吉事を行なうと、 凶事に転換されてしまいます。 婚礼、神仏祭祀、旅行、種まきなど 何事も凶です。 『枕草子』にも「血忌日ちいみにち」や「…

天火日(てんかにち)

陰陽五行説では「火」を 「天火てんか」「地火じか」「人火じんか」に分けますが、 このうち「天火」(てんか)は、 「天に火気が甚だしい」という意味を持ち、 「地火日」に対応するもので、 「五貧日」とも言います。 この日に家の棟上げや屋根葺きなどをすると…

二十八宿(にじゅうはっしゅく)

「二十八宿」の「宿」とは星座のことで、 28種類の星座に吉凶の意味をつけ、 それを日々に配して占うものです。 「二十八宿」の起源 日本に伝わる 高松塚古墳とキトラ古墳 「二十八宿」の吉凶 東の青龍(せいりゅう) 角宿(かくしゅく)【すぼし】 亢宿(こ…

天赦日(てんしゃび/てんしゃにち)

「てんしゃび」または「てんしゃにち」 と読みます。 暦には「天しや」と書かれることもあります。 天が全ての罪を赦すという最上の吉日で、 「万(よろづ)よし」と記注されています。 天赦日とは 天赦日が凶日と重なる場合 天赦日にすると良いといわれているこ…

七十二候「菜虫化蝶」

「なむしちょうとなる」 と読みます。 「菜虫」が蛹(さなぎ)から美しい蝶になり、 春の柔らかな光を全身に受けて、 春の野を自由に飛び回ります。 いよいよ本格的な春の到来です。 「菜虫」とは、大根や蕪などの アブラナ科の菜っ葉を食べる 「モンシロチョ…

犯土(つち・ぼんど):大犯土・中犯土・小犯土

「つち」または「ぼんど」と読みます。 この期間は、文字通り 土を犯してはならない日とされ、 井戸掘りや墓を築くこと、種まき、 土いじりは一切慎むこととされています。 「犯土」とは 間日・犯土間日・中犯土 「犯土」の日取り 令和6(2024)年の「犯土(大…

日めくり「3月15日」

令和6(2024)年3月 [金曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「天赦日」 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 菜虫化蝶 行事・撰日など 涅槃会(ねはんえ) 三隣亡 小犯土[3/15~21] 干支 丙寅(ひのえとら) [火]+[木] 「寅の日」 寅の日に行うと良いとされ…

涅槃会(ねはんえ)

「涅槃会」(ねはんえ)とは、 釈迦の入滅の日とされる旧暦2月15日に その遺徳親善のために営まれる法要のことで、 「花まつり」や「成道会」と並ぶ、 仏教の三大行事「三仏忌」(さんぶっき)の ひとつです。 現在は、新暦2月15日か月遅れの3月15日に 行わ…

日本で生まれた習慣「ホワイトデー」

バレンタインデーの1ヶ月後に当たる 毎年3月14日は「ホワイトデー」です。 「バレンタインデー」に 女性から贈り物をもらった男性が お返しを渡す目的で定められた日と されています。 ホワイトデーの歴史 石村萬盛堂が作った説 全国飴菓子工業協同組合が作…

日めくり「3月14日」

令和6(2024)年3月 [木曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 日本発祥!「ホワイトデー」 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 桃始笑 行事・撰日など 奈良春日祭 犯土間日(中犯土) 干支 丁丑(ひのとうし)[火]+[土] 九星 二黒土星(じこくどせい) 旧…

日めくり「3月13日」

令和6(2024)年3月 [水曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「ミモザ」 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 桃始笑 行事・撰日など 大犯土[3/7~13] 干支 丙子(ひのえね)[火]+[水] 九星 一白水星(いっぱくすいせい) 旧暦 2月4日 六曜 大安(たい…

山菜採り(さんさいとり)

3月に入り、雪が溶けた始める頃になると、 春の行楽の一つ「山菜採り」(さんさいとり)は 始まります。 「山菜採り」の歴史は、 5000年以上前にも遡ると言われ、 日本では最大の縄文遺跡である 「三内丸山遺跡」からタラの芽の種が 発見されています。 kafu…

日めくり「3月12日」

令和6(2024)年3月 [火曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「山菜採り」 月次 二十四節気 七十二候 啓蟄 桃始笑 行事・撰日など 大犯土[3/7~13] 干支 乙亥(きのとい)[木]+[水] 九星 九紫火星(きゅうしかせい) 旧暦 2月3日 六曜 仏滅(ぶつ…