「小寒」は、一年で最も寒さが厳しくなる時期の始まりを
意味しています。
江戸時代に発行された「暦便覧」には、
「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」
と記されています。
この一説にあるように
ますます冷え込む時期であり、これから冬本番を迎えます。
「小寒」(しょうかん)とは、「寒の入り」と言われ、
「大寒」に至るまで厳しい寒さが続きます。
小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」と言います。
寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。
寒が明けると「立春」になります。
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