「大寒」は、二十四節気の第24節目で一年の最後の節気です。
江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)によると、
「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」 。
寒さが最も厳しくなる頃という意味です。
冬の季節の最後の節気で、
寒さが更に厳しくなり、
一年で一番寒く、雪が降ることも多くなります。

この「大寒」の一つ前の「小寒」が「寒の入り」で、
「大寒」の最終日(立春の前日の「節分の日」)が「寒の開け」、
「寒の入り」から「寒の開け」までの1か月が「寒の内」です。
「小寒」から「大寒」に変わることを
「寒変わり」と言います。
「冬至」から「小寒」になった時は、
「いよいよ寒の入りだ」と心を引き締めるものですが、
「大寒」になる時には、それほど意識しないように感じます。
とは言え、
まだ正月気分が残っていて晴れやかさのある「小寒」から、
すっかり日常に戻った「大寒」は、
寒さが一層身に染みて感じられるような気もしますね。

身体の保温に努めるとともに、
身体を温める飲み物を積極的に摂りましょう。
- ホットジンジャー
ショウガをハチミツに浸けた汁にお湯を注ぐ。 - くず湯
水で溶いたくず湯を火にかけてとろみをつける。 - そば湯
そば粉にお湯を注ぐ。 - ホットチョコ
マグカップに牛乳を入れてレンジで温め、
チョコを入れて溶かして飲む。 - 紅茶ジャム
紅茶にお好みのジャムを入れていただく。
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