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二十四節気「立春」

「立春」は、現代の日本では、国立天文台の観測によって、
「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」とされています。
令和5(2023)年の「立春」は2月4日になります。
 
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「立春」とは、
「二十四節気」において春の始まりに当たります。
江戸時代に発行された『暦便覧』(こよみびんらん)には、
「春の気たつを以て也」とあり、
冬至と春分のちょうど半分に当たり、
春らしさを感じる最初の日ということになります。
 
「旧暦」では、この日が1年の始めとされていたため、
決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。
 
「八十八夜」、「二百十日」、「二百二十日」も
「立春」から数えます。
 
「冬至」と「春分」の真ん中で、
まだまだ寒いですのですが、
暦の上では旧冬と新春の境い目に当たり、
この日から「春」になります。
 
因みに、「寒中見舞い」は立春の前日までで、
以降は、「余寒見舞い」(2月下旬頃まで)になります。
 
「立春大吉」で厄祓い⁈
立春の早朝、禅寺では、
入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣があります。
厄除けとして、家の鬼門にこの紙札を貼るご家庭もあります。
この文字は、縦書きすると左右対称になり、
一年間災難に遭わないというおまじないです。
 
 
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