🥚「寒卵」は、
「寒中」(寒の入りから立春までの間)に
鶏が生んだ卵のことです。
”完全栄養食品”と言われる卵ですが、
「寒卵」は、他の季節に産んだ卵と比べて
特に滋養に富み、保存も利くとされたことから、
昔から珍重されてきました。
そればかりでなく、風水では食べると
「強運」と「金運」が上がると言われている
縁起物なのだそうです。
本来、鶏は冬には産卵せず、
春が近づくとようやく卵を産み始めます。
ですから、「大寒」に生まれた
「大寒卵」(だいかんたまご)は貴重で、
とても縁起が良く、
特に子供が食べると健康で丈夫に育ち、
大人が食べても健康になると言われていました。