うまずたゆまず

コツコツと

1月

日めくり「1月17日」

令和6(2024)年1月 [水曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「臘日」(ろうじつ) 月次 二十四節気 七十二候 小寒 雉始雊 行事・撰日など 阪神淡路大震災の日 小犯土[1/15~21] 干支 庚辰(かのえたつ)[金]+[土] 九星 八白土星(はっぱくどせい…

藪入り(やぶいり)

昔は、 「小正月」の1月15日と 「お盆」の7月15,16日(8月15,16日)は、 「藪入り」と言って、 嫁入り先のお嫁さんや奉公先の丁稚や女中が 実家に帰ることの出来る休みの日でした。 語源 藪入りの由来 藪入りの日 語源 藪の深い田舎に帰るからという説、 奉…

初閻魔・閻魔賽日・十王詣

毎月16日は「閻魔王」の縁日です。 閻魔賽日 初閻魔で知られる各地の寺院 閻魔とは 《参考》 閻魔賽日 特に正月や盆の16日は、 「閻魔賽日」(えんまさいじつ)と言われ、 「地獄の釜の蓋が開いて鬼も亡者も休む日」で 罪人も責め苦を免れ 、骨休みになる…

日めくり「1月16日」

令和6(2024)年1月 [火曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「藪入り」 月次 二十四節気 七十二候 小寒 雉始雊 行事・撰日など 初閻魔・閻魔賽日・十王詣 不成就日 小犯土[1/15~21] 干支 己卯(つちのとう)[土]+[木] 九星 七赤金星(しちせきき…

小正月

「小正月」(こしょうがつ)とは、 1月1日を中心とした 「大正月」(おおしょうがつ)に対し、 1月15日に行われる行事のことを言います。 この日は、年末の準備から、元旦、松の内と 続いてきた「正月」を締めくくるための 様々な行事が行われます。 小正月…

小正月の習わし

「小正月」は「農の正月」とも言われ、 農耕に結び付いた様々な行事が古くから 行われてきました。 主に「豊作祈願」「吉凶占い」「悪霊払い」 の3つです。 豊作祈願 十四日年越し 道具の年取り 餅花・繭玉 成木責(なりきぜめ) 土竜打(もぐらうち) 吉凶占い …

どんど焼き・左義長

「どんど焼き」とは、 1月15日の「小正月」に行われる 全国的の神社や仏閣の「火祭」のことです。 この火祭り行事の名称は地域により様々です。 「どんど焼き」の他にも、 やや変形した「とんど焼き」「どんどん焼き」 「左義長」「サイノカミ」「道祖神…

鳥追い(とりおい)

「鳥追い」は、子供達が手に手に 「鳥追い棒」という棒切れや杓子を持って 打ち鳴らしながら、 「朝鳥ほいほい、夕鳥ほいほい、 物を食う鳥は、頭割って塩つけて、 佐渡が島へ追うてやれ」 などと歌を歌いながら、 田畑などを囃して回るお祭です。 秋の収穫…

日めくり「1月15日」

令和6(2024)年1月 [月曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「小正月」 習わし 左義長・どんど焼 鳥追い 餅花 小豆粥 14年越 月次 二十四節気 七十二候 小寒 水泉動 行事・撰日など 小犯土[1/15~21] 干支 丙寅(ひのえとら) [火]+[木] 「寅の日」 寅…

十四日年越し(じゅうよっかとしこし)

正月15日の行事である 「小正月」(こしょうがつ)の前日である14日を 「十四日年越し」(じゅうよっかとしこし) と 言います。 www.linderabell.com 昔はこの「小正月」までが「松の内」であり、 門松を飾っていました。 そして正月の終わりとして 1月14日…

日めくり「1月14日」

令和6(2024)年1月 [日曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「十四日年越し」(じゅうよっかとしこし) 月次 二十四節気 七十二候 小寒 水泉動 行事・撰日など 寒九 中犯土 干支 丁丑(ひのとうし)[火]+[土] 九星 五黄土星(ごおうどせい) 旧暦 1…

初虚空蔵(はつこくぞう)

毎月13日は 「虚空蔵菩薩」(こくうぞうぼさつ)の縁日で 1月13日は一年で最初の縁日であり、 「初虚空蔵」(はつこくうぞう)と呼ばれます。 虚空蔵菩薩の御利益は、 「福徳」「知恵」「技芸上達」で、 「丑年」「寅年」の方の守り本尊でも あります。 「虚…

日めくり「1月13日」

令和6(2024)年1月 [土曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「初虚空蔵」 月次 二十四節気 七十二候 小寒 水泉動 行事・撰日など 大犯土[1/7~13] 干支 丙子(ひのえね)[火]+[水] 九星 四緑木星(しろくもくせい) 旧暦 12月3日 六曜 友引(とも…

初亥(はつい)

正月初めの「亥」の日には、 摩利支天(まりしてん)の縁日があります。 「摩利支天」(まりしてん)は仏教の守護神で、 陽炎(かげろう)が神格化したものと 言われています。 猪の背に立つことから、 古くより十二支の「亥」の日が ご縁日とされてきました…

日めくり「1月12日」

令和6(2024)年1月 [金曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「初亥」 月次 二十四節気 七十二候 小寒 水泉動 行事・撰日など 大犯土[1/7~13] 干支 乙亥(きのとい)[木]+[水] 九星 三碧木星(さんぺきもくせい) 旧暦 12月2日 六曜 先勝(せんし…

酒樽の蓋を開く「鏡開き」

1月11日は「鏡開き」です。 一年の健康と発展を祝って、 供えた鏡餅を割って食べる 新年の仕事・行事初めの儀式の一つです。 「鏡」は円満を、 「開く」は末広がりを意味します。 酒樽の蓋を開く神事も「鏡開き」と言います。 古くから、酒樽の上蓋は、 …

蔵開き

年末に閉じた蔵を 新年になって初めて開ける日のことで、 江戸時代には、諸大名家では「米蔵」を、 商家では2日の「初荷」の出入りで 「蔵」を開くことをそれぞれ、 新年に吉日を選んで「蔵」を開く儀式を 行いました。 ところが20日が三代将軍である徳川家…

手斧始(ちょうなはじめ)

「手斧始」(ちょうなはじめ)とは、 工事の安全と速やかな進行を祈り、 神前や仏前で執り行う建築儀式です。 今日の起工式に当たります。 「手斧」と書いて「ちょうな」と言います。 「ちょうな」は「ておの」の訛った言い方です。 木材を荒削りした後に、平…

帳綴(ちょうとじ)

紙を綴じて帳面を作ることを 「帳綴」(ちょうとじ)と言いますが、 江戸時代には、商家では、正月11日に 新年からその年度に用いる帳簿を作り、 表紙を書いて祝う行事がありました。 紙を白元結(しろもとゆい)か紙縒(こより)で綴じて、 大福帳や水揚げ帳、…

餅間(もちあい、もちあわい)

暮れに搗いた餅も食べ切り、 「小正月」までの間の 餅のない期間のことを 「餅間」(もちあい)と言います。 具体的には「大正月」(1月1日から7日)と 「小正月」(1月15日)の間、 正月8日から14日までの間を言います。 昔は年末だけではなくて 「小正月」にも…

日めくり「1月11日」

令和6(2024)年1月 [木曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「鏡開き」 酒樽の鏡開き 蔵開き 帳綴 手斧始 餅間(もちあい) 初顔祝 月次 二十四節気 七十二候 小寒 水泉動 行事・撰日など 大犯土[1/7~13] 干支 甲戌(きのえいぬ)[木]+[土] 九星 …

日めくり「1月10日」

3年ぶり開催!西宮神社「福男選び」一番福は神戸の22歳大学生www.youtube.com 令和6(2024)年1月 [水曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 商売繁盛を願う「十日えびす」 月次 二十四節気 七十二候 小寒 芹乃栄 行事・撰日など 初金毘羅(初十日祭) 不成…

商売繁盛を願う「十日えびす」

「十日えびす」は、毎年正月10日に 行なわれる「初えびす」のお祭りです。 「漁業の神」「商売繁盛の神」「五穀豊穣の神」 として有名な「七福神」のえびす様を祀る お祭りで、縁起物を吊るした 「福笹」(ふくざさ)などが売られます。 「十日えびす」とは えびす…

日めくり「1月9日」

令和6(2024)年1月 [火曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「寒四郎」(かんしろう) 月次 二十四節気 七十二候 小寒 芹乃栄 行事・撰日など 宵戎 大犯土[1/7~13] 干支 壬申(みずのえさる)[水]+[金] 九星 九紫火星(きゅうしかせい) 旧暦 11…

初薬師(はつやくし)

毎月8日と12日は、薬師如来の縁日です。 1月8日は、新年初めての特別な縁日です。 医者を意味する「薬師」を名前に持つ この仏様には、 病気や傷を治し、寿命を延ばす 御利益があるとされることから、 この日、各地の薬師如来を祀る お寺では法会が行われ、 …

日めくり「1月8日」

令和6(2024)年1月 [月曜日] <<前の日 <<次の日 今日の話題 「成人の日」 月次 二十四節気 七十二候 小寒 芹乃栄 行事・撰日など 初薬師 大犯土[1/7~13] 干支 辛未(かのとひつじ)[金]+[土] 九星 八白土星(はっぱくどせい) 旧暦 11月27日 六…

成人の日

現在のような「成人式」(せいじんしき)が行われるようになったのは、 戦後間もない、昭和21(1946)年11月22日に、 埼玉県の現在の蕨市で開催された「青年祭」だと言われています。 これが全国に広まり、昭和24(1949)年に 「おとなになったことを自覚し、 み…

人日の節句(じんじつのせっく)

五節句には、 「3月3日」「5月5日」「7月7日」「9月9日」と、 奇数の月と重なる日が選ばれています。 ですが、1月は1日の「元日」は別格として、 代わりに7日の「人日」(じんじつ)を 五節句(五節供)に入れています。 「七草」「七草の節句」 「七種(ななくさ…

春の七草

「春の七草」は、正月七日に野に出て摘み取り、 「七草粥」とする若菜を言います。 「秋の七草」が「観賞用」なのに対して、 「春の七草」は「食用」です。 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草」 という和歌がありますが、…

若菜摘み

日本には古来より、 年の初めに雪の間から芽を出した若菜を摘み、 自然界から新しい生命力をいただく 「若菜摘み」という風習がありました。 明日よりは 春菜採まむと 標めしのに 昨日も今日も 雪はふりつつ 山部赤人 「若菜摘み」の様子は 『古今和歌集』に…