暮れに搗いた餅も食べ切り、
「小正月」までの間の
餅のない期間のことを
「餅間」(もちあい)と言います。
具体的には「大正月」(1月1日から7日)と
「小正月」(1月15日)の間、
正月8日から14日までの間を言います。
昔は年末だけではなくて
「小正月」にも餅を搗いたようで、
「小正月」前の餅がなくなった時期のことを
言ったようです。
ところが、江戸幕府三代将軍の徳川家光が、
慶安4年4月20日に亡くなり、
「鏡開き」が1月20日から1月11日に改められると、
「餅間」の期間が3日しかなくなったことにより
次第にその観念も薄れてしまいました。