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索餅(さくべい)

7月7日は「乾麺デー」(全国乾麺協同組合連合会 制定)であり、
「恋そうめんの日」(三輪山本 制定)でもあります。
どちらも「素麺を天の川にみたてて食べる風習があった」ことから
制定された記念日です。
 

 
この素麺の先祖は「索餅」(さくべい)という唐菓子と言われています。
「索麺」(さくめん)とも呼ばれ、
これが後に「そうめん」に変化したと言われています。
「索餅」が日本に伝わったのは奈良時代。
小麦粉と米の粉を練り、縄のように細長くねじって作ります。
 

 
古代Chinaでは、
子供が7月7日に亡くなり、その後熱病が流行ったことから、
「病除け」としてその子の好きだった索餅をお供えし、
食べるようになったという言い伝えがあるそうです。
 
 
京都・地主神社さんに「索餅」のレシピが載っていたので、
ご紹介致します。
 
<材料> (4人分)
  • 小麦粉(薄力粉):250g
  • 牛乳      :50ml
  • 卵       :2個
  • 砂糖      :40g
  • 油       :大さじ1   
 
<作り方>
  1. 小麦粉と砂糖をボールに入れて混ぜ合わせる。
  2. 別のボールに卵を割り入れ、
    箸でかき混ぜて牛乳を入れて更によく混ぜる。
  3. (1)のボールに(2)を流し入れ、
    ダマがなくなるまで手でよく捏ねる。
  4. 表面が滑らかになったら油を加えて、更に捏ねる。
    ラップをして、30分間寝かせる。
  5. 生地をだいたい3等分に手でちぎる。
    まな板の上に、小麦粉(分量外)を薄く引き、
    のし棒で15cm位に伸ばす。
  6. ナイフで紐状になるように切り、
    手で20cm位になるまで転がしながら伸ばす。
  7. 紐の端を片方の手で押さえて、もう一方をねじっていく。
  8. 紐の両端を持ち上げて、縄状にねじり合わせる。
  9. 鍋に油(分量外/適量)を入れて熱し、揚げる。
    浮き上がり、狐色になってから焦げないうちに取り出す。  
  10. 竹串で刺し、棒に生地が付かなければ
  11. 完成!

 

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