2月の最初の「午」(うま) の日は
「初午」(はつうま) と言って、
全国各地の稲荷神社や稲荷の祠では
「五穀豊穣」や「商売繁盛」などを祈願して
祭礼が行われます。
「午」の日は「十二支」に基づいているため、
2月中に2回目の「午」の日「二の午」(にのうま)、
3回目の「午」の日「三の午」(さんのうま) が
巡って来ることがあります。
ただ日の巡りによっては、
「三の午」(さんのうま) がない年もあります。
「初午」が2月4日(閏年には5日)まであると
その年は「三の午」まであります。
なお令和7(2025)年は、
「初午」は2月6日(木)、
「二の午」は2月18日(火)、
「三の午」はありません。
「二の午」「三の午」の日にも
祭礼を行う地方や、
「二の午」もしくは「三の午」のみ
祭礼を行う地方もあります。

「初午」の日に参詣出来なかった時、
「二の午」「三の午」の日に参詣します。
「初午」にも「二の午」「三の午」にも
欠かさずに詣でる人もいて、
京都の「伏見稲荷大社」では、
「初午」とほとんど同様の人出で賑わいます。
なお「三の午」のある年は
出火の危険があるとも言われていますので、
火の用心!