11月3日は「文化の日」です。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という趣旨で、
昭和23(1948)に、
現在の「祝日法」で制定された国民の祝日です。
元々は、第122代・明治天皇の誕生日で、
明治時代には「天長節(天皇誕生日)」、
大正時代には
忌日の7月30日が「先帝祭」とされていましたが、
昭和に入ると
「先帝祭」は大正天皇の忌日となり、
明治天皇を記念する日がなくなることから、
11月3日を「明治節」として祝日としました。
現在、「文化の日」には、
皇居で文化勲章の授章式があり、
文化庁主催の芸術祭などが行われる他、
博物館や美術館の中には
入場料を無料にするところもあります。
また「文化の日」は「晴れの特異日」としても有名です。
「特異日」とは、過去数十年の天気の結果から、
「晴れ」などの特定の天気が現われる割合が、
その前後の日と比べて多かった日のことを指して使われています。
