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母倉日(ぼそうにち)

「七箇の善日」(ななこのぜんにち)と呼ばれる
暦注の1つです。
「母が子を育てるように、天が人を慈しむ」
とされる吉日で、地の恵みにより
万物が成育して繁栄する日です。
様々な慶事を行うのによい日とされています。
 

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「母が子を育てるように」ということから、
「結婚式や入籍」「家の新築や修理」
「引越し」を行うのに適した日と
言われています。
「結婚」は母になる準備、
「家の新築や修理」「引越し」は
新しい家庭で子を育てる準備とも言える
ためです。
 
「母倉日」の選日法
「母倉日」は「節切り」の月毎に
「干支」の日に配されます。
多い時で月に10回以上訪れることもあり、
「一粒万倍日」や「大明日」といった
他の「吉日」と重なることもよくあり、
更に縁起が良くなるとされています。
他の「凶日」と重なっても
忌むことなしの日ですが、
「二月の亥の日」「重日」と重なるので、
「葬儀」は避けたほうがよいと言われます。
 
 1・2月   子・亥
 3・6・9・12月   巳・午
 4・5月   寅・卯
 7・8月   丑・辰・未・戌 
 10・11月   申・酉

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