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コツコツと

受死日

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「じゅしび」とか「じゅしにち」
と読みます。
 
「死を受ける日」という字面から見ても、
縁起の良くない日だとは思われますが、
一体、どういう日なのでしょうか?
 
 
受死日とは?
「受死日」は
カレンダーの最下段に書かれる暦注の一つで、
「●」の印で記載されていたために、
「黒日」と呼ばれることもあります。
 
この「受死日」は、
「病を患えば必ず死ぬ最悪の大凶日」
と言われていて、
「大安」や「一粒万倍日」などの
「吉日」が重なっていても、
そのポジティブパワーを黒く打ち消すほど
ネガティブパワーの方が強いと言われて
います。
 
受死日に避けたほうがいいこと
「受死日」は基本的に何をやっても
NGの日と認識されているので、
避けた方が良いというよりも
あまり行動しない方が良いというのが
答えとなるでしょう。
その中でも、
更にやっては行けないと言われていることは、
「病気見舞い」「服薬」「針灸」「旅行」
だそうです。
但し「葬式」だけは差支えがないとされて
います。
 
受死日と十死日の違い
一般的には、最も運勢の悪い日が「受死日」で
次に悪いのが「十死日」と言われていますが、
「受死日」は葬式はOKだけど、
十死日」は葬式もNGと言われています。
 

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「受死日」の選日法
「節切りの月」毎に、
日に配される「干支」で決まります。
 正月節   戌
 2月節  辰
 3月節  亥
 4月節  巳 
 5月節  子
 6月節   午
 7月節  丑
 8月節  未
 9月節  寅
 10月節  申
 11月節  卯
 12月節  酉
 
受死日が天赦日と重なるとどうなる?
天赦日」と言えば、
天が全ての罪を赦すという最上の吉日で、
結婚式や入籍など婚礼関係、
引っ越し、開業、出生届、
財布の新調などを行うのに
特に良い日と言われています
 
一方、「受死日」と言えば、
他の暦注を全てを帳消しにしてしまうほど
最悪の日とされています。
そのため「天赦日」であっても、
「受死日」の方が勝ってしまうという
説もあります。
 
因みに、令和5(2023)年、
「受死日」と「天赦日」が重なる日は
8月4日(金)です。
どうする?どうなる?
ただの「迷信」で済ませて大丈夫か?
 

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