「立春大吉」(りっしゅんだいきち)は、
春先に蕾が自然と花開くように、
天地自然の正しい神気をいただき、
万民に福をもたらす縁起物です。
和紙に墨で「立春大吉」と書いたお札を
家の鬼門に「厄除け」として貼っておくと、
一年間災難に遭わないという
「おまじない」でもあります。
「立春大吉」という文字は、
縦書きすると左右対称になります。
入ってきた鬼が裏側からお札を見ても
同じく「立春大吉」と読めます。
そこで鬼が「まだ家の中に入っていなかった」
と勘違いして引き返すことから、
「厄除け」になるからだそうです。
「立春大吉」
2月4日「立春」の日に、
- 玄関
- お子様の勉強部屋
- 大切な部屋の入り口
などに、
外へ向けて、糊や両面テープを用いて
目より高い位置に貼り付けて下さい。
新春の光を受けて蕾が花開くように、
次第に膨らんできます。
また禅宗のお寺でも、立春の早朝に、
1年の無病息災・開運厄除けの願いを込めて
「立春大吉」(りっしゅんだいきち)と書いた
お札を門に貼る風習があります。