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仕事始め

「仕事始め」とは、新年になって初めて
仕事をする日のことです。
官公庁では1月4日を「御用始め」としていますが、
一般企業の仕事始めは職種によって様々です。
サービス業では、1月1日から仕事を始めているところもあります
 
 

御用始め

年末年始における官公庁の休みは
12月29日から1月3日までで、
1月4日は新年で初めて仕事を行う
「御用始め」になります。
 
最近は「御用始め」という官庁用語は
古い感覚が感じられるという意見があり、
分かりやすく親しみやすいものにするため、
官公庁も「仕事始め」という呼び方を
するようになっているそうです。
 

仕事始め

官公庁の「御用始め」に対して、
民間企業では「仕事始め」の言葉も使います。
 
「正月の三が日」が明けて、
一般の会社や銀行などでも、
4日を「仕事始め」とするところが多く、
証券取引所では「大発会(だいはっかい)
行われます。
 

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かつては晴着で出勤する女性社員も多く、
新しい年を祝う華やかさに満ちた日でした。
 
現在でも正式な儀式を行うところもあり、
神社に集団で参詣するところもあります。
東京・大手町や日本橋など、
日本有数のビジネス街を守護し、
勝利と成功をもたらす神徳で有名な
神田明神」には、1000社近くの企業が
お参りに訪れるそうです。
 

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江戸時代までの「仕事始め」

江戸時代までは、
1年の「仕事始め」は1月2日でした。
 

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この日は、普段の仕事を形だけ行い、
恵みをもたらす神を祀り、
豊作豊漁や無事安全、
技芸の上達などを祈りました。
農村では
田畑にひと鍬入れて末の小枝を差したり、
山村では木の伐り初めをしたり、
漁村では船の初乗りをしたりします。
 
農初め
農村での仕事始めの日です。
田畑に松飾りや榊を飾って米や餅を供え、
鍬を入れて土を耕す所作をする
「鍬入れ」をする地域が多くあります。
山陰地方や九州地方では、
「田打ち正月」と呼ばれます。
 
山初め・初山入り
山村農家での「仕事始め」で、
新年の最初に山に入る日です。
山村では、山の神に酒や餅などを供えて
無事故を祈願してから、
木の伐り初めなどが行なわれます。
 
初舟(船)・舟の乗り初め
漁村など、舟に関係する仕事をする人達の
「仕事始め」で、
舟の乗り初めの日です。
船霊に酒・洗米・鏡餅を供えて
豊漁や航行の安全を祈願してから、
船の乗初めが行なわれます。
 
初売り・初商い
商店などが2日に店を開けて
「初売り」を始める日でした。
初売りセールが行われます。
最近は元日から開ける店舗も多いですし、
24時間365日営 業のコンビニ全盛で、
初荷の雰囲気は変わってきています。
 
初荷
運送関係の人達の日で、
新年の商い始めの荷物を「初荷」といいます。
現在では「仕事始め」の4日頃に
荷物を送る(発送・輸送・納品する)ことが多いようです。 
 

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