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元日(がんじつ)

 
 

元日(がんじつ)


「元日」(がんじつ) は、
一年の最初の日、1月1日を言います。
元日は「祝日法」により、
国民の祝日」の一と定められていて、
「年のはじめを祝う」日です。
 

 

 
大晦日の夜


新年の行事として、
大晦日に年神様の祭壇に供える灯明の
火種となる新しい火を起こし、
福茶雑煮を作る「初竈」の火を焚くための
神聖な火を迎える「若火迎え」という行事が
ありました。
今でも神社の境内で、
日没後に篝火を焚き迎えるところがあり、
京都八坂神社の「おけら火・おけら詣り」は
そのひとつと言えます。
 

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元旦(がんたん)


元日の朝が「元旦」(がんたん) です。
「大旦」(おおあした) 、「元朝」(がんちょう)
「歳旦」(さいたん) 、 「鶏旦」(けいたん) とも
言います。
元旦の「旦」の横棒は地平線を表し、
その上に日が昇るので、朝を意味します。
つまり元旦は、1月1日の朝を意味します。
かつて、一日の始まりは
「日の出」から始まりました。
元日は初日の出から始まるので、
「元旦」とはまさに一年が始まる
清々しい朝のことです。
 
元日の朝には、
初日を拝み、若水を汲み、
屠蘇を祝って雑煮やお節をいただくという
元日の行事が今も家毎に営まれます。
 

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元日の天気

初晴(はつばれ)


元日の晴天を「初晴」(はつばれ) と言います。
元日から晴れると、それだけで
素晴らしい一年が約束されたかのように、
誰しも明るい気分になります。
そして農村では五穀豊穣の兆しとして
喜ばれます。
 


元日、あるいは三が日に降る
雨もしくは雪のことを
と言います。
新春は穏やかな「晴れ」を願うものですが、
雨や雪が降っても、その年の豊穣を約束する、縁起の良いものとしてめでたいとします。

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元日に吹く風を「初風」(はつかぜ) と言います。
旧暦では元日が「立春」前後なので
春の到来を示すような穏やかな
東風「初東風」(はつごち) を指しましたが、
新暦では身の引き締まるような冷たい風、
または雪の上を吹く微風を指します。
 
また元日に、風もなく、海が静かに凪渡る様を
「初凪」(はつなぎ) と言います。
風の止まった和やかな日和が、
めでたさを感じさせます。
 

初門出(はつかどで)

新年に初めて出掛けることを
初門出(はつかどで) と言います。
「初日の出参り」や「初詣」は勿論、
ちょっとした外出でも「初門出」と言って、
めでたいこととされています。

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初詣(はつもうで)

年が明けてから初めて
神社や寺院などに参拝すること。
「初参り」(はつまいり) とも言います。
旧年中にお世話になった感謝を伝え、
一年の感謝を捧げたり、
新年の無事と平安を祈願します。
 
初詣」に行く時間帯や期間に
はっきりした決まりはありませんが、
なるべく早く行くのが良いとされています。
予定が許すのであれば、
元旦から3日の「三が日」の内に行きましょう。
「三が日」にいけない場合は、
「松の内」の間に行くのもおススメです。

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