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コツコツと

観潮(かんちょう)

 

海上または海岸において潮の流れる様、
渦潮などを観賞することを
「観潮」(かんちょう)と言います。
 
「春の彼岸」の頃の大潮は、
干満の差が一年の中でも最も多く、
瀬戸内海のような内海では、
その落差を埋めるために
激しい潮流が発生することにより
巨大な渦潮(うずしお)が出現します。

鳴門海峡(なるとかいきょう)

「鳴門の渦潮」(なるとのうずしお) は、
太平洋(紀伊水道)と瀬戸内海の
潮の干満差により、
淡路島と鳴門市を挟む「鳴門海峡」で
激しい潮流が発生することにより出来る
自然現象です。
 
 
特に、春と秋の大潮の頃、
「満潮」時には淡路島側に、
「干潮」時には鳴門側に発生する渦の直径は、
約20m〜30に達することもあり、
これは世界一の大きさと言われています。
 
<世界三大潮流>
 ・鳴門海峡
 ・イタリアのメッシーナ海峡
 ・カナダのセイモア海峡
 
 
この世界一大きな
「鳴門の渦潮」を観賞する方法は
橋から見るかによって大きく分けて
3種類あります。
 

陸から見る
「鳴門公園」の展望台

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瀬戸内海国立公園の一つに数えられる
鳴門公園」には、
大鳴門橋 (おおなるときょう) や渦潮を
見渡せる展望台があり、
それぞれで素晴らしい景色が楽しめます。
 
鳴門山展望台
標高98.6mの鳴門山頂に設けられ、
鳴門公園にある展望台の中で最も高台にあり、
公園や大鳴門橋を見渡す絶景が楽しめます。
 
千畳敷展望台
「鳴門公園」内で一番広く、
おそらく一番立ち寄る方の多い展望台で、
360度見渡せる大パノラマが楽しめます。
渦潮や渦潮を見る観潮船・クルーズ、
海峡を行き交う船などを眺めることが出来ます。
また大鳴門橋遊歩道「渦の道」にも
近い立地にあります。
 
孫崎展望台(孫崎灯台)
渦潮を一番間近に見ることができるのが、
島の北端にある「孫崎灯台」で、
そこから少し山を下りた場所に
「孫崎展望台」があります。
 
お茶園展望台
大鳴門橋を南側から眺められる唯一の展望台が「お茶屋展望台」です。
「お茶屋展望台」は、
この場所から、かつて阿淡藩主の蜂須賀家が、
茶屋をつくって鳴門の渦潮を眺めたそうです。
 
エスカヒル鳴門
高低差34m、全長68mのエスカレーターに乗れば
歩かずに一気に展望台まで上がることが
出来ます。
 <営業時間>
   ・夏期 8:00頃~17:00
   ・冬期 9:00頃~17:00
 <料金>
   ・往復 大人400円
   ・小・中学生100円
   ・幼児無料
 <所要時間>
   ・エスカレーター3分
 

船から見る
うずしおクルーズ

うずしおクルーズ」と呼ばれる観潮船から、
至近距離で荒々しい渦潮を観賞出来ます。
観潮船には、約500名の乗船が可能で、
ゆったりと船旅を楽しみ出来ます。
 
 

www.uzu-shio.com

 

橋から見る
大鳴門橋遊歩道「渦の道

淡路島と鳴門を結ぶ大鳴門橋に設けられた
海上遊歩道「渦の道」を450m進むと、
そこは海の真上。
ガラス床から見下ろす45m下の渦潮は大迫力!
真上から渦潮をじっくり観察したり、
巨大な渦に流される観潮船を眺めたり、
鳴門海峡と渦潮をたっぷり満喫出来ます。
<営業時間>
・夏 季:9:00~18:00(入場17:30迄)
(3-9月)
・G Wと:8:00~19:00(入場18:30迄)
 夏休み期間
・冬 季:9:00~17:00(入場16:30迄)
(10-2月)
 
<休館日>
 3月、6月、9月、12月の第2月曜日
 
<料金>
 大人510円/中高生410円/小学生260円

www.uzunomichi.jp

 
渦の道から徒歩3分のところにある、
渦と橋のおもしろミュージアムの
屋上にあるパノラマ展望
「High Up in the Sky」。
 
<所在地>〒772-0053
  徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦
  鳴門公園内
 
<営業時間>   9:00~17:00
  ・GW・お盆:8:00~18:00
  ・夏 休 み:9:00~18:00
 
<定休日>  無  休
 
<入館料>
 大人620円 中高410円 小学生260円

www.uzunomichi.jp