
技芸上達・金運・財運開運・縁結び・
学業成就などにご利益のある
「弁財天」という神様にご縁のある日です。
そんな「巳の日」の中でも
「己巳(つちのとみ・きどのみ・きし)の日」は
更に金運がアップする縁起の良い日です。
特に弁天様が祀られている神社に行って
「銭洗い」などをすることが
おススメとなっています。
「己巳の日」
「己巳の日」とは、
「己」(つちのと)と「巳」が重なる日で、
60日に一度、つまり年に6回しか訪れない、
「巳の日」の中でも
「金運・財運の最強開運日」です。
令和5(2023)年の「己巳の日」
- 1月11日 [水]
- 3月12日 [日]
- 5月11日 [木]
- 7月10日 [月]
- 9月08日 [金]
- 11月07日 [火]
「巳待」(みまち)
「己巳」(つちのとみ)は
「六十干支」の6番目に当たり、
「巳待」(みまち)とも言います。
「巳待」とは、60日に一度訪れる
「己巳」の日に行われる弁財天の祭りです。
「巳」は十二支獣では「蛇」に当たり、
蛇は弁天様の使いと考えられているので、
「己巳」の日の「巳の刻」(午前10時頃)に、
「巳待」として福徳賦与の弁天様を
祀るようになったのです。
その時刻を待って弁財天を祈ると、
弁財天の姿が現われ、
それを拝んだ者は幸運に恵まれると
言われていました。
因みに「巳待」は日本発祥の風習です。
弁財天様
この日、弁財天様のお使いと言われる
「白蛇様」にお願い事を伝えると、
それが弁財天様へと伝わり、
金運や財運アップに繋がると
されています。
弁天様には「金運」の他にも
多くのご利益があると言われています。
- 技芸上達
(芸能関連・音楽関連の芸事) - 金運・財運開運
- 学業成就
- 縁結び(縁切り)
- 恋愛成就
- 勝運・武運長久
- 立身出世
- 国家鎮護
弁財天様は、縁結びや恋愛成就のご利益を
もたらしてくれる神様と言われる一方で、
女性神の中でも嫉妬深い神様としても
有名です。
そのため、この日は
カップルで重要な物事を決定したり、
実行したりすることはやめておきましょう。
また、弁財天様が祀られている神社などに
カップルで行くことは避けた方が良いと
言われてもいます。
銭洗い
「己巳の日」に
行うと良いとされている開運行動に
「銭洗い」があります。
「銭洗い」とは、
お金を水で洗って清めることを言い、
金運と財運をアップさせる効果があると
言われ、別名「浄財」とも呼ばれています。
洗うお金のことは「種銭」(たねせん)、
洗ったお金は「福銭」(ふくぜに・ふくせん)と
言います。
銭洗いが出来る全国の神社
全国には弁財天を祀る神社が数多く存在します。
その中でも特に有名な神社をご紹介します。
金華山黄金山神社 | (宮城県) |
磯山弁財天 | (栃木県) |
川越銭洗弁財天厳島神社 | (埼玉県) |
小網神社 | (東京都) |
井之頭弁財天 | (東京都) |
宇賀福神社 | (神奈川県) |
江島神社 | (神奈川県) |
お湯かけ弁財天 | (静岡県) |
三光稲荷神社 | (愛知県) |
六波羅蜜寺銭洗弁財天 | (京都府) |
羅漢寺 | (島根県) |
筥崎宮 | (福岡県) |
浄めたお札をどうするか
「2つの説」があります。
一つ目は
「大切にとっておいた方がいい」と
いうものです。
銭洗いで洗い清めたお金
「福銭」(ふくぜに・ふくせん)は
使うためのお金ではなく、
財布の中に常に入れておくものです。
「福銭」を入れておくと、
お金は寂しがり屋なので、
仲間を呼んでくれるので、
お金が貯まりやすくなるのだそうです。
もう一つは、
お金は循環させたほうが、
金巡りが良くなるということから
「すぐに使った方がよい」という
説です。
どちらを選ぶかは、あなた次第!