新年の最初の「巳の日」に行われる
「初巳祭」。
この日、七福神の一つである
「弁財天」に参詣する風習があります。
弁財天が蛇を使者に用いたことに由来します。
弁財天
インド神話では、河川の女神
「サラスヴァティー」と言われ、
水と豊穣の神として崇拝されています。
ヒンドゥー教ではブラフマー(梵天)の妃と
されています。
川のせせらぎが奏でる音色から
「音楽の女神」と言われ、
そこから広く技芸・文芸などの才能をもたらす
神となりました。
仏教の守護神として日本に伝わってきた
当初は「弁才天」と書かれ、
「芸術の神様」として崇められいました。
(「ヴィーナー」という、日本でいう”琵琶”を
持った姿で描かれています。)
やがて「才」が「財」という
音に通じることから、
「才」が「財」変わり、
「福徳財宝」を授ける神としても信仰されて、
「七福神」の1人としても祀られています。
<ご利益>
福徳・諸芸能上達、弁才、記憶力向上、
財宝を与える
財宝を与える
<弁財天の真言>
オン・ソラソバテイエイ・ソワカ
<日本三大弁財天>
<白蛇神社>
- 岩国白蛇神社
山口県岩国市今津町6丁目4-2 - 阿蘇白蛇神社
熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3290-1 - 鹿児島県白蛇神社
鹿児島県指宿市山川岡児ケ水1571-1
<参考>