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七十二候「櫻始開」

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「さくらはじめてひらく」と読みます。
 
(さくら)は、
日本の春の花代表と言える樹木です。
 

linderabella.hatenadiary.com

 
 
「桜」と言えば「花見」。
「花見」と言えば、
食べたり飲んだりすることも欠かせないですよね。
豊作祈願の行事では、
桜の木に宿った田の神様に料理やお酒を供えてもてなし、
人々も一緒に食事をし、
貴族達は風雅な宴を催しました。
 

 
江戸時代になると、
「提重」(さげじゅう)と呼ばれる重箱が登場し、
「花見弁当」にも用いられるようになりました。
「提重」(さげじゅう)は料理だけでなく
食器や酒器を組み入れることの出来る3〜4段の重箱で、
取っ手が付いているので手に提げて持ち運び出来るように
なっています。
 

 
そして、江戸時代の『料理早指南』という文献によると、
提重の中には、かまぼこ・玉子焼き・焼きおにぎり・
刺身・きんとんなどを入れていたと記録されています。
 
現代の花見弁当は、おにぎりやいなり寿司、サンドイッチなど、
手軽に食べられるものが主役。
近年は特にインスタ映えする華やかなお弁当が人気です。
手作りする時は、
菜の花や春キャベツなどの春らしい食材を使ったり、
塩漬けの桜の花をあしらったりしてカラフルにすると、
お花見気分が盛り上がりますよ。
 

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