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11月26日「いい風呂の日」

 
11月26日は「いい風呂の日」です。
 
11月26日「いい風呂の日
11月下旬になると、お風呂でゆっくり温まって疲れを取りたいという人が増えることと、
「11」と「26」で「いい風呂」と読む語呂合わせ
から「日本浴用剤工業会」が制定しました。

www.jbia.org

 
冬の気配が強まってくると恋しくなるのが
お風呂ですね。
寒さと疲れで縮こまった体が
温かなお湯の中でふわりと溶けると、
何とも幸せな気持ちになります。
 
 

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日本人は世界的に見ても、
お風呂が好きな民族です。
季節毎の特別な日には、
薬草を使った薬湯を利用して、
香りを楽しみ、体を労わったり、
皮膚病の治療薬湯などに用いられました。
   
🛁端午の節句:菖蒲湯
 (「魔除け」の効果を持つ)
🛁夏の土用 :桃湯
🛁冬至の日 :柚子湯
 (邪気を祓い、 風邪を引かない)
 

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日本で初めて入浴剤が発売されたのは、
明治30(1897)年のことです。
種々の生薬を配合し、
婦人病の薬を作る際に出来る
種々の生薬の残りカスを配合したものを
布袋に入れて煎出して用いる商品が
作られました。
日本中の銭湯が使用して、
大評判だったと言います。
その後、種々の効果を持つ温泉を
温泉地に行かなくても、
家庭で簡単に応用出来ないかという考え方から、
当初は、天然の温泉成分を
乾燥・粉末化したものから始まり、
昭和初期に無機塩類入浴剤が開発され、
発売されました。
 
 
家庭用の入浴剤が
日常的に愛用されるようになったのは、
風呂付の公団住宅の建設が増え始め、
自宅に風呂があることが一般化するように
なった1960年代のことです。
1980年代になると、
炭酸ガス系の入浴剤が発売され、
入浴剤市場が急速に拡大しました。
更に温泉ブームが起き、
多くの温泉系入浴剤も発売されました。
 
 
近年では、保湿成分でスキンケアや
美容効果を期待する商品も発売されたり、
発泡したり、お湯がゼリー状になったりと
様々な進化を遂げつつあります。
 
 
お風呂の効果をより高める
入浴剤を上手に使って
日々の健康維持に役立てて下さい。
 
なお入浴剤は
浴槽や風呂釜を傷めないように、
「硫黄成分が入っていないもの」
おススメです。
 
 
お風呂から上がる際に、お湯を抜き
サッとシャワーで流しておくと更に安心です。