「ひぐらしなく」と読みます。
「ひぐらしが鳴き始める頃」という意味です。
ヒグラシは、甲高く「カナカナカナ」と鳴きます。
鳴くのは日の出前や日没後の薄暗い時間帯ですが、
気温が下がると日中でも鳴くようになるそうです。
どこか懐かしく涼しげなヒグラシの鳴き声は、
過ぎ行く夏を惜しんでいるかのようです。
蝉の声は、季節とともに移り変わります。
- 4月下旬頃:「ゲーキョゲーキョ」 → ハルゼミ
- 6月頃 :「チィー」 → ニイニイゼミ
- 7月頃 :「カナカナカナ」 → ヒグラシ
- 7月中旬 :「ミーンミーン」 → ミンミンゼミ
- 同じ頃 :「ジリジリ」 → アブラゼミ
- 7月下旬から8月上旬:
「シャンシャンシャン」→ クマゼミ
セミの声を聞いてみませんか?
ほんと、げんなりします。