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コツコツと

ほおずき市

 
 
梅雨明けの頃、
東京を中心に関東各地で「ほおずき市」が開かれます。
 
毎年、7月9日、10日には、
浅草寺で「ほおずき市」が開催されます。
 
この日に観音様に参拝すると、
「四万六千日」お参りしたのと同じご利益があると言われ、
100軒もの屋台が並ぶ、夏の風物詩として有名です。
 

 
関西では、月遅れの8月上旬に観音様の縁日が開かれ、
中でも京都の虚水寺や大阪の天王寺はよく知られています。
この日は「千日詣り」として、一日で千日分お参りしたものとされます。
 

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ほおずきは江戸時代、手遊びや薬として愛用されました。
「鬼灯」と書いて、
お盆の精霊(先祖の霊)迎えに
「鬼灯提灯」(ほおずきちょうちん)が使われ、
日本では古くからお盆に仏花として飾られてきました。
 

 
 
また、平安時代から薬として利用されてきた歴史を持ちます。
子供の夜泣きやひきつけ、
大人のお腹や胸の痛みを和らげる効能があるとされていました。
Chinaでは、根が「酸漿」(さんしょう)という生薬名で知られ、
漢方医学では
咳止めや解熱、利尿の薬として熱や黄疸の時に用いられています。
 

 
また、ヨーロッパを中心にフルーツとして食べられている
「食用ほおずき」は、
イノシトールというビタミンBの1種を豊富に含み、
体内に脂肪を溜め込まないようにする働きがあるとされています。
 
 

 
 
また、鬼灯の根には子宮を収縮させる作用があり、
妊娠中に食べてしまうと流産を引き起こす恐れも。
これは、株全体に含まれるアルカロイドの毒性によるもので、
江戸時代には堕胎剤として使われました。
 
 
名前の由来には諸説がいくつかあり、
実が赤く染まった頬を連想させ鳴らして遊ぶ子供たちの様子から
「頬突き」と呼ばれていたことや、
ホホというカメムシがつきやすいことから
「ホホ付き」と呼ばれていた・・・・などと言われています。

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