
明日3日は、寒気がゆっくりと北上し、
日本海側の雪の範囲も徐々に狭くなり、
太平洋側は天気が回復し晴れる所が
多くなる予報が出ていますが、
依然として強い冬型の気圧配置が続き、
強い寒気が居座る見込みです。
朝の気温は、北海道では氷点下、
東北から九州にかけても0℃前後の所が
多くなりそうです。
路面凍結などには十分ご注意下さい。
帰省や旅行先から自宅に戻る方は、
最新の交通情報を確認して、
時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
また日中は晴れても
気温の上がり方は鈍いですから、
昼間も寒さ対策はしっかりして
体調管理に努めて下さい。
路面が凍結してしまう気温
氷が発生する温度は0℃であるため、
気温が0℃を下回ると
路面凍結が起こると考える方は多いでしょう。
しかし実際には
気温と地面の温度は一致しないため、
一般的に気温3℃程度から
路面凍結は起き始めます。
特に夜間に注意が必要です。
夜間になると気温と路面温度の差が広がり、
気温が5℃~7℃程度であっても
路面温度は0℃以下になるケースがあります。
路面凍結時の運転のポイント

アイスバーンを運転する際に重要なことは、
「場所を見極める」「急な操作をしない」
「十分過ぎる余裕を持つ」の3点です。
路面凍結(アイスバーン)の種類
・圧雪アイスバーン
降り積もった雪の上を
多くの自動車が通行して
踏み固められた雪が凍った路面。
・ミラーバーン
圧雪アイスバーンの上を
更に多くの自動車が走行し、
鏡のようにツルツルとした路面の状態。
・ブラックアイスバーン
一見濡れているだけに見える状態。
実際には薄い氷の膜が張って凍結している
非常に危険な状態。
路面凍結しやすい場所
・交差点
交差点は多くの自動車が行き交うため、
特にミラーバーンが発生しやすい場所。
・橋や高架の上
橋や高架の上は地熱が届かず
冷たい風も吹きつけやすいため、
凍結しやすい場所。
・トンネルの出入り口
強い風が吹きやすく、路面が冷やされて
アイスバーンになりやすい環境。
出入り口が山影となっている場合は、
晴れた日でも路面の氷が溶けづらく
なっています。
・日陰・山間部
日陰や山間部は太陽光が届かないことで
氷がいつまでも溶けずに残っている
可能性のある場所。
路面凍結時の注意点
・スタッドレスタイヤ(チェーン)の装着
ノーマルタイヤと比べ、雪や氷の上での
走行に適した設計がされた
スタッドレスタイヤは冬用タイヤの王道。
冬季の「タイヤチェーン」準備も大切。
積雪・凍結道路での制動性・走行安定性で、
「タイヤチェーン」に勝るものは
ありません。
・極端にスピードを落として走る
不慣れな道は勿論、
日頃からよく通る道路でも、いつもよりも
スピードを落とすことが重要です。
・急ハンドル・急ブレーキをしない
路面凍結時の急ハンドルや急ブレーキは
非常に危険な行為であると認識し、
なるべく直線的に走り、
ハンドルを切らなければならない状況では
緩やかな操作を心掛けて下さい。
弱いエンジンブレーキを併用した
丁寧なブレーキ操作が肝心です。
・通常よりも車間距離をあける
思い通りの減速が出来ないため、
滑ってしまった時のために
長めの車間距離をとることが大切です。
車間距離が確保できない場合には
速度を落としましょう。
・ポンピングブレーキを心掛ける
路面凍結時は断続的にブレーキを効かせる
「ポンピングブレーキ」が有効です。
滑りやすい路面で強くブレーキを踏むと、
タイヤが回転を停止してしまう
「ブレーキロック」が起きて、
ハンドル操作が効かなくなることも
あります。
路面凍結時の歩き方
路面が凍結すると、
歩行者が滑って転んでしまうことが
よくあります。
思わぬ転倒は、腕や腰を強打するだけでなく、
大怪我に繋がることもあります。
滑りやすい場所

路面凍結しやすい場所を知って、
凍結・積雪による転倒災害を防止しましょう。
・車の通過が多い歩道
タイヤで雪が踏み固められた場所は、
スケートリンクのような状態に。
また車輪跡が残ったまま凍ってしまうと
道がデコボコになりつまずきやすく。
・人の出入りが多いところ
バスやタクシーの乗降所は、人の乗降や
車のタイヤで雪が踏み固められて
滑りやすくなっています。
また地下や建物の出入り口も、
靴の底に付着していた雪が
凍結してしまっていることもあります。
地下へ降りる時は、段差があるため、
更に危険です。
<横断歩道>
多くの人や車が通るので
雪が踏み固められています。
特に横断歩道や路面表示に使われている
白線の塗料(トラフィックペイント)は
水が染み込まないため、雨や雪が凍って
氷の薄い膜が出来やすくなっています。
・歩道橋の上や橋の上
地面と接していないので、
地面からの熱が伝わりにくく、
凍結しやすくなります。
凍結路面の歩き方
雪道や凍結した路面を歩く時は、
次の点に注意しましょう。
・焦らず、急がず、余裕を持って
ゆっくり落ち着いて行動する。
ゆっくり落ち着いて行動する。
・小さな歩幅でゆっくり慎重に歩く
(片足に体重を乗せ過ぎないことが大事)
・靴の裏全体で上から下へ垂直に踏みしめる
(かかとから着地するのはNG)
その他の注意点
・両手に荷物を持たない
(転倒した時に両手を着いて
身を守れるようにしておく)
・転倒しそうになったら
転がるようにして体を丸める
(頭や腰などを打たないようにする)
おすすめの服装
・靴は底に深い溝があるもの、
固い氷や雪を捉えやすいピンや金具付きの
ものを履く。
・着脱可能な靴用のアタッチメントの活用も
OK!
・転倒した時に頭や腰を守れるように、
フード付きやお尻が隠れる長さのコートを
着用
・厚めのニット帽やクッション材が付いた
保護帽子をかぶる
・転倒して手を着いた時のケガ防止に
手袋をはめる
・かばんはリュックタイプを選び、
両手を自由にしておく


