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コツコツと

天一天上

「天一神」という方角神が、
天に上っておられる期間のこと。
この16日間は「天一神」の祟りはなく、
どこに出掛けるのも「良し」とされています。
 
その代わりに
「日遊神」が地上に降りて家の中に留まるので、
この期間は家の中を清潔にしなければ
「日遊神」の祟りがあるとされています。
 
家さえキレイにしておけば、
どこへ出掛けても幸福な出来事に出会えるので、
旅行に最適と言われています。
 

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その年の最初の「天一天上」の1日目を
「天一太郎」と言って、
この日は「上吉日」とされています。
また、この日の天候でその年の豊作・凶作を占い、
雨が降ると、その後の天候が良くなくなると言われています。
 
 
令和3年は「天一天上」が6回あります。
  •  2月14日(天一太郎・日)~  3月 1日(月)
  •  4月15日(木)     ~  4月30日(金)
  •  6月14日(月)     ~  6月29日(火)
  •  8月13日(金)     ~   8月28日(土)
  • 10月12日(火)     ~ 10月27日(水)
  • 12月11日(土)     ~ 12月26日(日)
 
 
「天一神」
「己酉」(つちのととり) の日に天から降り、
東・西など「四方」に5日ずつ、
北東・南東など「四隅」には6日ずつの
合計44日間を下界で四隅四方を巡り過ごします。
これを「天一神遊行」(てんいちじんゆぎょう)と言います。
 
この神の遊行の方角を「塞がり」と言って、
その方角に向って事をなすことを忌み、
「方違え」(かたたがえ)をします。
(逆にこの方角を吉とする説もある。)
 
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<天一神遊行の日程>

  • 己酉の日から 6日間 ・・・ 艮(うしとら、 東北)の方角
  • 乙卯の日から 5日間 ・・・ 卯(う、    東) の方角
  • 庚申の日から 6日間 ・・・ 巽(たつみ、  東南)の方角
  • 丙寅の日から 5日間 ・・・ 午(うま、   南) の方角
  • 辛未の日から 6日間 ・・・ 坤(ひつじさる、南西)の方角
  • 丁丑の日から 5日間 ・・・ 酉(うしとら、 西) の方角
  • 壬午の日から 6日間 ・・・ 乾(いぬい、  西北)の方角
  • 戊子の日から 5日間 ・・・ 子(ね、    北) の方角
 
 
「天一神」は、
「天一神遊行」(てんいちじんゆぎょう)後は、
「癸巳」(みずのとみ)の日に天上に昇り、
「戊申」(つちのえさる)までの16日間を
天上で過ごされると言われてます。
 
この16日間が「天一天上」です。
この16日間は「天一神」の障りが無いので、
「方角の禁忌がない」とされています。
 
 

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