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コツコツと

来る「梅雨」の季節に備えて、「梅雨入り」前にやった方がいいこと ①湿気・カビ対策

 
 
買取専門店「ウリエル」が
「梅雨入り前にやっておきたい
 家事や準備、心がけていること」
についてのアンケート調査によると、
「梅雨入り前の片付けや準備は必要」と
感じている人は全体の97%に上ることが
分かりました。
 

 
そして「梅雨入り前」にやっておきたい
家事や準備については、
以下の通りとなりました。
 
いずれも「梅雨」の時期に増加する
「湿気」や「カビ」の事前対策や、
長引く雨に備えて
衣類や寝具などの洗濯や掃除について
でした。
 

1. 除湿剤・除湿器の準備(52%)

 
人間が快適だと感じる部屋の「湿度」は、
一般的に40~60%と言われています。
湿度が60%以上になると、
ジメジメと不快感を感じたり、
雑菌やダニ、カビが発生しやすくなります。
 
押入れやクローゼットなどの狭い空間や
湿気が多い場所や空気が滞りやすい場所を
よく見極め効果的に「除湿剤」を置いて
おきましょう。
 
「除湿剤」の他にも、
「竹炭」「重曹」などもオススメです。
 
除湿剤

衣装ケース用、クローゼット用、布団用、
靴用など様々なタイプがあり、
それぞれ用途にあった使い方をすることで
高い効果を得られます。
 
竹炭

竹炭には気孔が無数に空いており、
ニオイの元や湿気を吸着してくれます。
調湿効果は半永久的とも言われており、
コストパフォーマンスに優れたアイテムです。
 
重曹

「重曹」の粉末を
空き瓶など好きな容器に
蓋をせず置いておけば、
室内の湿気を取り除いてくれます。
 

2. 寝具・ラグなど大物の洗濯(48%)

晴天続きで乾きやすい時期に
カーテンやソファカバー、寝具やマットなど
大きな物や厚手の物を洗濯しておきましょう。
 
ついてしまった汚れをそのままにしておくと、カビのエサになってしまいます。
今のうちに洗濯して、
スッキリ落としておきましょう!
更にここで薄手の夏物に代えておけば
湿気対策にもなります。
 
洗濯機の除菌掃除

洗濯槽は、最新式ほど
湿気がこもりやすい構造になっていて、
残った洗剤や汚れを栄養に、
日常的にカビが発生しやすくなっています。
湿度が上がる前に
「洗濯槽クリーナー」などを使い掃除をし、
除菌もしておきましょう。
 

3. カビ防止アイテムの使用(38%)

防カビアイテムは、大きく分けて
「スプレータイプ」「設置タイプ」
「くん煙タイプ」の3種類に分けられます。
タイプ毎に、使い方や選び方、
得意とする場所が違うのも特徴です。
 
スプレータイプ

カビの発生を防止したい場所にピンポイントで
吹きかけることの出来る「スプレータイプ」はこまめな防カビ対策におすすめです。
細かい場所や狭い場所には向いていますが、
広範囲を一気に防カビするには向いていません。
 
カビ予防効果のある成分を含んだものや、
カビ取り成分を配合している製品があります。
よくチェックして選んで下さい。
 
使い方
1.予めゴム手袋、マスク、メガネ
  などを着用
2.カビ予防したい場所をしっかり乾燥
3.カビ予防したい場所から、
  約20cm離れた位置からスプレーを
  吹きかける
4.乾燥するまで放置したら、完了
 
設置タイプ

クローゼットや玄関に置くだけで
カビ対策が出来る「設置タイプ」は、
1回設置すれば3,4ヶ月は防カビ効果があるため、
忙しくてなかなか防カビ対策が出来ない時に
おススメです。
 

 
ハンガーのように吊り下げるタイプ、
シールのように天井や押入れに貼付けるタイプなどがあります。
使いたい場所の広さやイメージする置き方に
合わせて選びましょう。
 
くん煙タイプ

本体から出て来る大量の煙によって
防カビする「くん煙タイプ」は、
煙が部屋の隅々まで広がるため、
リビングなどの広い部屋やお風呂の
カビ対策を得意としています。
「室内用」「浴室用」がありますので
購入前によく確認して下さい。
 
使い方
1.必要に応じて防カビ剤に
  適量の水を加え、
  防カビしたい場所の中央にセット
2.煙が出てきたら、
  部屋の窓や扉を閉め切って
  30分~90分程放置する。
3.30分~1時間程度換気をしたら完了
 

4. 衣替え(37%)

ニットやコート、寝具など冬の物は
梅雨前に洗濯またはクリーニングして
収納しましょう。
 
1回着ただけだからとそのままにしていると、
黄ばみや虫食いしてしまう恐れもあります。
 
衣類の害虫は5月頃から卵が孵り始め、
蛾類の幼虫は15℃~20℃で、
甲中類の幼虫は20~30℃で
活発に衣服を食べます。
ですからこの時期までに衣類の汚れを落とし、
防虫剤をセットましょう。
 

 
ブーツやバッグなどの革小物は
乾拭きして中まで乾かし、
防水コーティングもしておきましょう。
梅雨前に施しておけば、
長持ちさせることが出来ます。
 

5. エアコンの掃除(34%)

しばらく使っていなかったエアコンを
久し振りにつけると、
エアコン内に溜まった
埃やゴミ、カビなどが原因で、
嫌なニオイがすることがあります。
 
カビは、温度20〜30℃、湿度60%以上を
好むと言われており、
特に湿度60%以上では湿度が上がるほど
カビが発生しやすくなります。
 

 
フィルターが汚れていると、
十分な量の空気を取り込めないため、
多くの空気を取り込もうと、
余計なパワー=電力を使うことになるため、
エアコンの運転効率が低下し、
余計な電気代がかかってしまいます。
 

 
また室外機もチェックして下さい。
室外機に汚れが溜まってしまうと、
排熱がスムーズにいかずに
無駄な電気を消費したり、
過負荷が掛かることで突然故障してしまうと
いったことにも繋がります。
水で濡らした雑巾を使って、
丁寧に汚れを拭き取っていきましょう。
ホースなどで強く水をかけるのは厳禁です。