うまずたゆまず

コツコツと

花粉対策

 
花粉症のあなたと私にとって、
憂鬱な時期がやってきました!
鼻がムズムズ、目がかゆい、
くしゃみが止まらない・・・、
国民の4人に1人が花粉症を患っていると
言われています。
症状の強い方は薬のみでは
抑えきれないこともあり、
普段の対策はとても大切です
 
花粉症の対策のポイントは、
原因となる「花粉の回避!」です。
 
 

花粉飛散情報のチェック

日本気象協会や環境省などの
ホームページ、花粉Ch.などのサイトで
花粉の飛散量の予報を確認しておきましょう。
 

- 環境省 -
www.env.go.jp

- 日本気象協会 -
tenki.jp

- ウェザーニュース -
weathernews.jp

 

飛散量の多い時は外出を控える

花粉飛散量の多い日やピークの時間帯の
外出を出来るならば、控えましょう。
行き先の変更も考えてみてはどうでしょうか。
 
花粉飛散量の多い日
 
ピークの時間帯
花粉の飛散は、
気温上昇し始める午前中にスタートし、
完全に地面に落ちるのは夜半と
言われています。
地域や天候によっても変わりますが、
花粉が飛びやすいのは1日のうちで
最も気温が高い午後1時~3時頃と
言われています。
但し、風の強い日は
日中に飛散した花粉が再び風に乗って
舞うことがあるので、夜だからと言っても
必ずしも、大丈夫という訳ではありません。

www.linderabell.com

 

外出時

外出時には花粉が体内に入るのを防ぐため、
マスクや花粉対策用のメガネや帽子、
コートなどで花粉から身を守りましょう。
 
マスク
 
マスクをつけることで、
花粉を吸い込む量は1/3~1/6に減らす
効果があると言われています。
 
 
マスクの横に隙間があると
花粉が入り込んできてしまうので、
自分の顔のサイズにあったものを
ピッタリとフィットさせることが大切です。
 
 
なおマスクの素材としては、
主に「不織布」「ウレタン」「布」がありますが、
この3つの中では、「不織布マスク」が
一番花粉を防ぐ効果が高いとされています。
 
 
メガネ
 
花粉を目につけないためには
「メガネ」が有効です。
通常のメガネでも、
メガネを使用しない場合に比べて
眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、
防御カバーのついた花粉症用のメガネでは
およそ65%も減少するという
実験結果があります。
 
 
また花粉シーズンは、
花粉や目やになどの分泌物により、
コンタクトレンズが汚れやすい時期で、
その汚れがアレルギー反応や
目の炎症を悪化させることもあり、
この時期にはメガネに替えた方がよいと
されています。
コンタクトレンズをつける必要があるならば、
上から花粉用メガネをつけたり、
装用時間を短くしたりと使い方を工夫したり、
コンタクトレンズをワンデータイプしたり、
最近は花粉に強いタイプもあるようですので、
検討してみてはいかがでしょうか
 
衣類の工夫
 
外出時は、コートや上着など、
一番上に着るものはウール素材を避け、
ポリエステルやナイロンなどの
できるだけツルツルとした凹凸のない素材の
服を選ぶようにしましょう。
花粉が付きにくく、手でも払い落としやすく
なります。
 
帽子
 
髪の毛をまとめて帽子を着用すると、
髪の毛や顔への花粉の付着を防いでくれます。
花粉がつきにくい素材もあります。
 
静電気防止スプレー
 
静電気が発生している衣類には
花粉がつきやすくなります。
予め、衣類に静電気防止スプレーをして、
花粉の付着を防ぎましょう。
 
鼻用クリームやワセリンなど
鼻の中にクリームを塗ると、
花粉が粘膜にくっつく前にクリームが
ブロックする効果はあると考えられます。
 

帰宅時

外出後、家の中に花粉を持ち込まないことも
重要です。
 
玄関で花粉を払う
 
室内に花粉を持ち込まないように、玄関で
花粉をしっかりと払って落としましょう。
 
手洗い・うがい・洗顔
 
体に付着した花粉を落とすことも効果的です。いくら薬で症状を抑えても、
鼻や目に花粉が付いたままでは
なかなか症状は取れません。
花粉もしっかりと洗い落としましょう。
鼻をかんでおくのも有効です。
 
喉の痛みやイガイガが気になる時は、
うがい薬をプラスしてみましょう。
 

室内に入ってから

洗眼薬
目のかゆみや不快感が気になる時には、
「洗眼薬」で目に入った花粉を洗い流すと、
かゆみの対策ができます。
但し頻繁に洗眼をすると、
却って状態を悪化させてしまいます。
パッケージに記載された使い方を守るように
しましょう。
 
鼻うがい洗浄液
鼻うがい洗浄液で鼻うがいをすると、
鼻の中の花粉やホコリを洗い流せます。
ただこちらもやり過ぎると、
鼻炎が悪化することがあるので
気をつけましょう。
 
のど飴・トローチ
「のど飴」は口の中をリフレッシュして
くれます。
更に喉の痛みや不快感がある場合は、
炎症を抑える成分や殺菌・消毒成分が配合された
「トローチ」を選ぶといいでしょう。
 
鼻テープ
「鼻テープ」をすると、
鼻腔が広がり呼吸がしやすくなります。
鼻がつまって眠れない方におススメです。
 
入浴
化粧品や皮脂と結び付いた花粉は
簡単に除去出来ないため、
入浴して洗い流すのがベストだそうです。
 
なお乾燥肌で肌のバリアが弱まっていると、
花粉が体の中に侵入しやすくなるので、
入浴後は保湿して皮膚の状態を整えておくことが花粉症を悪化させない上で重要です。
 

在宅時

花粉は気づかないうちに、いつの間にか
家に入り込んでしまうことがあります。
その花粉が換気不足や掃除不足によって
滞留しやすくなるため、
家の中の方が却って酷くなる場合もあります。
 
ドアや窓をきちんと閉める
 
外から花粉が入ってこないようにドアや窓、サッシなどはしっかりと閉めてください。
 
レースのカーテン
 
窓を全開にした状態で
レースカーテンを閉めた場合、
レースカーテンを開けていた場合と比べて
部屋に侵入してくる花粉の量が
約40%減少すると言われています。
窓を閉めている方が良さそうですけど・・・。
 
部屋干し
 
洗濯物は外に干さないのが鉄則です。
布類は濡れることで繊維の隙間が広がり、
花粉が入り込みやすくなってしまいます。
一度繊維に絡んだ花粉は乾燥後も残り、
パッと払うくらいでは落ちません。
 
こまめに掃除
 
どれだけ頑張っても、
多少の花粉は室内に入ってしまいます。
掃除機をかけたり拭き掃除をこまめにして、
花粉対策をしましょう。
 
空気清浄機や加湿機
 
日常的な空気清浄機の使用も対策のひとつです。
埃や黄砂、ウイルスなど、空気中の汚れも
しっかりキャッチしてくれます。
また室内を加湿することも、
花粉の飛散防止に一役買ってくれます。