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暦注(れきちゅう)

カレンダーに書かれた日時や方位などの吉凶、
大安や大凶などその日の運勢などの注意事項のことを
「暦注」(れきちゅう)と言います。
旧暦時代は、暦の中の多くのスペースが暦注に使われたことからも、
当時の人気が分かります。
 
「暦注」の大半は、「干支」や「陰陽五行説」に由来するものがほとんどです。
 
 
「暦注なんて迷信」かもしれません。
のめり込み過ぎて、囚われ過ぎてしまうと弊害になってしまいます。
でも、古くから伝わる文化の一つとして、
どんなものかを知ることは、
昔の人々の知恵や考え方を学ぶ良い機会になるかもしれません。
 
また、「大吉日」や「吉日」を手帳やカレンダーに記しておけば、
「何か良いことがあるかも」と心が弾みますし、
その日に何もなかったとしても、
「何事もなく無事に過ごすことが出来た」と
感謝の気持ちが生まれます。
一方、「大悪日」や「凶日」であったとしても、
「今日は慎重に過ごそう」と
謙虚な気持ちで行動出来るのではないでしょうか。