
「土用の丑の日」に、
「紫陽花」(あじさい) を飾ると、
「疫病除けになるので病気に罹らない」とか、
「金運が上がる」、「家が栄える」などという
言い伝えが残っています。
・秋田県横手市では、土用の丑の日に
紫陽花を家の入口に吊るすと、
厄病除けになり家が栄えると
言われています。
・千葉県柏市では、この日、
紫陽花の花を便所に入れると
疫病に罹らないという俗信があります。
・滋賀県の湖西から湖南にかけての地域では、
朝、その家の者に悟られないように
紫陽花を盗んで来て飾っておくと
小金が貯まると伝えています(やっちゃダメ)。
「紫陽花」は、古くから幸運を呼び込む
お守りとしても親しまれてきた花です。
紫陽花は、土の酸性度によって
七色に変化すると言われますが、
その七色が
「七難即滅 、七福即生 」に通じることや
縁起の良い「七福神」にも通じることから
「厄除けの花」と言われてきました。
「七難即滅、七福即生」とは、
仏教経典「仁王経」に由来する言葉で、
「七つの災難が消滅し、七つの福が生まれる」
という意味で、この教えを基に、
七福神を祀り、その加護を願う
「七福神信仰」が生まれました。
※七難
太陽の異変、星の異変、風害、水害、
火災、旱害、盗難の七つの災難
太陽の異変、星の異変、風害、水害、
火災、旱害、盗難の七つの災難
※七福(七難消滅後に訪れるとされる)
福徳、財宝、健康、長寿、愛情、知恵、
子宝などの七つの幸福
福徳、財宝、健康、長寿、愛情、知恵、
子宝などの七つの幸福
「紫陽花」(あじさい) の語源が
藍色の花が集まっている様子を意味する、
「あずさい(集づ藍)」であると言われています。
この「あずさい(集づ藍)」がいつしか
「あづさい(集づ財)」と言い換えられ、
「蓄財祈願の象徴」と見立てられてきました。
また「紫陽花」は、小さなお花が
沢山集まって咲いているように見えることから
「家族」や「団欒」などの意味があります。
なお「紫陽花」を飾る日は、
「土用の丑の日」の他にも
「夏至の日」がいいとか、
6月の6のつく日(6/6、6/16、6/26)がいいとも
言われています。