うまずたゆまず

コツコツと

宝船敷く(たからぶねしく)

 

米俵や宝物、七福神を乗せた船の絵を
枕の下に敷いて寝ることを
「宝船敷く」(たからぶねしく) と言います。
そうすることで初夢に吉夢を見ると
信じられてきました。
 
古くは「初夢」とは、
「節分」の夜の夢でしたが、
江戸では「大晦日」や「元日の夜」、
後には「二日の夜」の夢を「初夢」とし、
「大晦日」には、「宝船売り」(たからぶねうり)
「宝船」の絵を「おたから、おたから」と
呼びながら歩いたそうです。