「立冬」を十日余りも過ぎると、
昼間は温かくても、
日が落ちるとグンと冷え込み、
炬燵 (こたつ) が恋しくなるほどの
寒さになる日も出てきますね。
秋も終わり、「木枯し」が吹いて、
木の葉が舞い、紅葉が散って降り積もり、
周辺の景色もそれまでとは変わって来て、
「冬になったなあ」という気分を
表現する場合に用いるが、「冬めく」です。
「冬めく」の「めく」とは、
名詞や副詞にくっついて
「そういう感じになったなあ」とか
「そう見えるなあ」といった意味の
動詞にする接尾語です。
手を吐息で温める、ポケットに入れるなど、
人の何気ない些細な仕草からも
「冬めいてきた」と感じられることが
多くなって来ました。
更に11月18日から翌19日にかけては、
西高東低の冬型の気圧配置になって
真冬並みの寒気が流れ込み、
全国的に寒くなることが予想されています。
北海道から東北の日本海側を中心に雪が降り、
関東北部や北陸でも雪の降る所があるようです。
11月も後半になり、季節も本格的な冬に向けて
着実に進行しているようです。
朝晩は冷えて、暖房などを使用する機会も
増えてきましたので、
室内の空気の乾燥や火の取り扱いなどには、
十分にご注意下さい。
そろそろ、使い捨てカイロでも
買い揃えておきましょうか。